栄養ドリンクなどのカフェインが大量に入っているドリンクは、
実は肝臓や腎臓に大きな負担をかけています。
またカフェインの毒性により、心臓への負担もかかります。
なので、カフェインの過剰摂取で死亡する事件も起きています。
「エナジードリンク」飲めなくなる?「カフェイン過多」が問題化…海外では「過剰摂取で死亡」の例も
米国で2011年、エナジードリンクを2本飲んだ14歳の少女が死亡する事故が報道されている。この少女は死亡までの24時間に「モンスターエナジー」(700ミリリットル缶)を2本飲んでおり、死亡原因はカフェインの過剰摂取による心臓の不整脈と診断された。少女が摂取したカフェイン量は約480ミリグラムだった。
他にもカフェイン過剰摂取で亡くなった事例もあります。
‘Strong caffeine products should be banned’ says grandmother of overdose victim
A coroner has warned of the dangers of taking high doses of caffeine following the death of a Nottinghamshire man.
Michael Bedford, 23, from Forest Town, Mansfield, died in hospital from toxic caffeine poisoning on 9 April.
An inquest heard he had taken two teaspoons of caffeine powder, bought legally from the internet, at a party.
It is recommended that no more than a sixteenth of a teaspoon is consumed. Coroner Dr Nigel Chapman recorded a verdict of accidental death.
イギリスで、友人へのイタズラとして
大量のカフェインサプリを飲み物に入れた所、
急性中毒を起こして亡くなったそうです。
これは栄養ドリンク70本分に相当する量だったとか。
飲んだ直後は一時的には元気になりますが、
カフェインを分解するのにエネルギーを消耗します。
言ってみれば「元気の前借り」をしているに過ぎないのです。
カフェインの致死量は200mg/kgとされています。
例えば体重50キロだと、10g(10000mg)が致死量です。
でも上記少女は480mgで死んでるので、実際の致死量はもっと低い可能性があります。
以下は一般的な飲み物に含まれるカフェイン量の目安です。
レッドブル(250ml缶):80mg
眠眠打破(50ml):120mg
モンスターエナジー(355ml):144mg
コーヒー1杯:40~180mg
緑茶や紅茶1杯:50~80mg
コーラ系1缶:30~50mg
栄養ドリンク1瓶:30~80mg
上記は3年前の記事ですが、2017年に入って日本でも死者が発生してます。

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