カナダ・トロント大学の研究チームの調査で、
お気に入りの曲の歌詞で性格と愛着スタイルが分かると判明。 (さらに…)
カテゴリー: 音楽
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お気に入りの曲の歌詞で性格と愛着スタイルが分かる
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キノコの会話を音楽化
キノコ同士は電気信号を送り合って「会話」をしているそうです。
その電気信号を音楽に変換してみた動画です。 (さらに…) -
ラ・カンパネラ ギター編曲 Asada Nao
想像以上に良かったんで。
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手が小さくてもラフマニノフ棒があれば演奏できる
冒頭で男性ピアニストが「俺は手が小さい」と言ってるようです。
そしてラフマニノフを演奏し始めます。
大きな手じゃないと押し下げられない箇所は、
このラフマニノフ棒を使えばいいんです。

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蛍の光は別れの歌ではなかった
蛍の光の原曲はスコットランド民謡の「Auld Lang Syne」(オールド・ラング・ザイン)。
スコットランド語で (さらに…) -
グレングールドが書き込んだゴルトベルク変奏曲の楽譜が発見された
グレングールドが1981年に録音したゴルトベルク変奏曲の演奏に使った楽譜がオークションに出品されるそうです。

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スチールギターを弾く爪の補強に使える接着剤がある
鉄の弦のエレキギターを弾くのに爪を補強する目的で「釣り名人」という瞬間接着剤を爪に塗る人がいるそうです。
名称通り本来は釣り具用です。
元はスペインのフラメンコのギター奏者が来日のたびに大量購入するという噂で広まったそうです。
普通の瞬間接着剤とは異なり、白化も抑えられ剥がれにくいと評判。 -
Marble machine 2000個のパチンコ玉で自動演奏する装置
2000個の鉄球(パチンコ玉)を落として鉄琴を鳴らしたりドラムを慣らすという音楽演奏マシーンの動画。

作者はWintergatanというスウェーデンのバンドで「Marble machine」と名付けているようです。自動演奏ピアノと同じような仕組みで、ロールに突起をつけてハンドルを持ち上げて鉄球を任意の鉄琴に落とすという仕掛け。
本当にこの装置が演奏してるのかなと思ったら、
オランダにあるオルゴール博物館に展示されているとのこと。
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Windows95の起動音を40倍に引き延ばしたら神秘的なサウンドになった
Windows95の起動音を40倍に引き延ばしたら神秘的なサウンドになったという動画。
40倍に伸ばすとは再生速度を1/40にするって事。
その場合、元の音源のピッチは1/40になるので、
そのままだと異様な低音になりますが、
ピッチを40倍にすると、元のピッチになるはずです。
原曲の作曲者は何とブライアン・イーノだそうで。ブライアン・イーノより。
マイクロソフト社のオペレーティングシステム、「Windows 95」の起動音「The Microsoft Sound」は彼の作曲によるものである。「The Microsoft Sound.wav」のプロパティには彼の名が記されている。「CHRONICLE POP MUSIC CRITIC」誌の1996年のインタビューによると、マイクロソフトからの依頼は「人を鼓舞し、世界中の人に愛され、明るく斬新で、感情を揺さぶられ、情熱をかきたてられるような曲。ただし、長さは3秒コンマ25」であったという。当時新しいアイデアが思い浮かばずに悩んでいた彼は、これを「待ち望んでいた課題だ」と快諾し、製作にとりかかった。最終的に84個のごく短いフレーズが製作され、その中の一つが「The Microsoft Sound」として提供された。ちなみに、親友ロバート・フリップは後年、Windows OSの後継ソフトである「Windows Vista」のサウンドを担当している。 -
ショパンの死因は嚢胞性線維症か
ショパンの心臓は嚢胞性線維症にかかって死んだ可能性があるらしいです。
2008年にポーランドの医療チームが、ショパンの心臓とされるコニャック漬けの心臓を調査したところ、
囊胞性線維症の徴候が見られたとのこと。ショパンの死因ついに解明か コニャック漬けの心臓が語る真実とは
嚢胞性線維症とは、遺伝子の異常で体中の水分の粘性が高くなり、
肝機能障害による肝硬変や痰の粘性による気管支炎、胆汁の粘性による膵炎などを起こします。ただ、直接的な死因はやはり結核の可能性が高いようです。
2014年に別の治療チームが「高解像度画像」を調べた所、結核の痕跡が見つかってます。
それは心膜がヒアリン化するという、結核の中では最も重い症状だったとのこと。ヒアリン化とは硝子質変性と呼ばれる、タンパク質変性の一種。
心膜のヒアリン化で呼吸困難となり、心停止へと至ります。もちろん、囊胞性線維症がヒアリン化の原因の可能性も否定はできないようです。
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ピコ太郎のPPAPまとめ
PPAP(Pen pinapple apple pen)で有名なピコ太郎の関連動画まとめ。
まず言わずもがな、公式動画。

PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen Official)ペンパイナッポーアッポーペン/PIKOTARO(ピコ太郎)セサミストリート公式のパロディとピコ太郎本人も出演。

セサミストリート: CBCC (Cookie-Butter-Choco-Cookie) クッキー・バター・チョコ・クッキー フルバージョン/ピコ太郎、エルモとクッキーモンスターMritz Garthというアーティストによるバラードリミックス。

Pen Pineapple Apple Pen (PPAP) Ballad Remix Cover I Moritz Garthインド人アーティストAwez Darbarのよるインド民謡風リミックス。

PPAP *INDIAN VERSION* (Pen Pineapple Apple Pen) – Live Banned | Awez Darbar Choreography -
愛は勝つはBilly JoelのUptown Girlのパクり
1990年代のヒット曲、KANの「愛は勝つ」は
ビリージョエルのアップタウンガールのパクりと噂されています。
実際聞き比べると、まあ似てるかなって程度です。
ただしKAN自身がビリージョエルの影響を語ってるので、意識はしているでしょう。
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お店で閉店時に流れる蛍の光は本当は別れのワルツ
お店の閉店時によく流れる「蛍の光」という曲は、
実は別れのワルツという別の曲。とは言え、メロディはほぼ一緒で拍子が異なります。
蛍の光は4拍子、別れのワルツは3拍子。お店でよく流れるのは3拍子の別れのワルツです。
原曲はスコットランド民謡の「Auld Lang Syne」。
スコットランドでは準国歌扱いらしいです。別れのワルツは「Waterloo Bridge」の挿入歌が元。
Auld Lang Syneを3拍子に変えて編曲。
原盤は存在せず、これを日本コロムビアが独自にオーケストラ収録。
それが今日、お店で流れる曲として広まっている訳です。 -
紀元前1400年前の人類史最古の音楽
紀元前1400年前の石版に描かれていた楔形文字の音楽「フルリ讃歌第六番」を再現した動画です。

Michael Levyという演奏家が古代のリラという楽器を再現したものを演奏しています。
石版は1950年代に現在のシリアにあったUgritという古代都市の遺跡から発掘されたそうです。
説明が無いと、現代に伝わる中東の民族音楽かなって印象を受けました。 -
2000個のパチンコ玉が鉄琴を自動演奏
落下するパチンコ玉が鉄琴を鳴らして音楽を演奏する動画です。

フェイクかと思ったけど、本当にこのような装置を作ったみたいです。
ルーブゴールドバーグマシンみたいで面白いですね。 -
円周率をメロディにして作曲した音楽
円周率を楽譜の音高に当てはめてメロディを作った音楽のデモンストレーション動画です。
円周率は0~9までの10個の数字しかなく、
西洋音楽はオクターブ内に12個の音高があるので、
そのまま音高を当てはめることはできません。そこで円周率を「0~9の10個にAとBを加えた12進数」で表現し、
12個の数字をオクターブ12個に当てはめてメロディにしたそうです。

意外に音楽的だけど、音楽で重要なことはテーマの展開や、作曲様式なので、
メロディ自体は円周率由来だろうが何だろうが、音楽に仕立てられるのでしょうね。 -
エレキギターの難曲を軽々と弾きこなす10歳の天才少女
Lost not forgottenというエレキギターの早弾きを10歳の少女が演奏している動画です。
原曲を知らないんですが、知らなくてもこの早弾きのすごさは誰にでもわかるかと。
「全音上げ」なので、運指が弾きやすくなってはいるんでしょうけど。
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MISIA「逢いたくていま」を歌う小学生の歌唱力がすごい
まだ小学生の「渕口綾音」という女の子が、MISIAの「逢いたくていま」を歌ってる動画です。

小学生とは思えない歌唱力がすごいです。
デビュー時の宇多田ヒカルを思わせますね。 -
ホラー映画で使われる金属音はウォーターフォン
金属の棒を弦楽器の弓で擦ると、ホラー映画とかでよくある「キー」という金属音が鳴る楽器だそうです。

中央の筒に少量の水を入れることで、音の響き方が変わるとのこと。1960年代にリチャード・ウォーターという人物が発明したのでウォーターフォンと呼ぶようです。
水を入れる楽器なのでそういう名称かと思ったら、違うようです。 -
OK Goがドローンで一発撮りした音楽PV
OK Goという音楽ユニットがPV用にドローンでシームレスに一発撮りした動画です。
完全に編集なしらしいです。
中間のマスゲームの流れるような動きがすごい。

最後の傘を使ったドット絵は、どんだけ練習したんですかね。
あとカタカナを使ってるのが意外でした。 -
音波を色々な方法で可視化したPV動画
Nigel Stanfordの「Solar Echoes」というアルバムから「Cymatics」という音楽のPV動画です。
色々な方法で音波を可視化する試みを行っています。

黒い板の上に白い砂粒を乗せて音波の振幅に合わせて粒が集まったり
水を流してスピーカーから出た音が流水を変形させたり
寝かせたスピーカーの上に水を張った器を乗せて波紋が変化したり
ロウソクを一列に並べて音波の振幅に合わせて炎の高さが変化したり
最後はテスラコイルを使って音楽に合わせて放電するのを組みわせています。音楽自体も個人的に好みでしたw
ヴァンゲリスにも似てるかも。 -
272人が同時にテルミンを演奏してギネス記録
日本の静岡の浜松にて、2013年7月20日に記録達成したときの映像です。
272人が同時にテルミンを演奏したことで、ギネス記録となりました。

この演奏の様子がかなり怪しげで面白いですw
ハンドパワーで音を出しているように見えます。
オカルト団体の儀式にも見えます。
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3400年前の世界最古の歌を再現
1950年代に、3400年前のシリアの古代都市ウガリットで出土した石版に、
そこに居住していたフルリ人の賛美歌の楽譜のようなものが刻まれていたそうです。
Listen to the Oldest Song in the World: A Sumerian Hymn Written 3,400 Years Ago
実際にこの石版が賛美歌だと判明したのは、1972年。
カリフォルニア大学のAnne Draffkorn Kilmer教授が、
石版に書かれた歌に音階があることに気づきました。その音階に基づいてメロディを演奏してみたのがこの動画です。
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ヨーヨーマ ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番のCD評
ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番は、今まで聞いたことのある全ての協奏曲の中で個人的に最も好きな協奏曲です。
このCDのメインはバーンスタイン指揮によるショスタコーヴィチの交響曲第5番なんですが、そっちは後日書きます。
チェロ協奏曲の方は、ロストロポーヴィチの録音が最も評価が高いのですが、今回はヨーヨーマの方を取り上げます。
YouTubeでロストロポーヴィチの古い録音がありますが、若々しい印象でヨーヨーマの演奏に似てます。
ヨーヨーマはこれを参考にしたのかなという気もします。
Concierto Para Cello de Shostakovich Nº1 en E b Mayor端正な演奏をするイメージのヨーヨーマが、ポルタメントを多用して意外に情熱的な演奏をしてます。
ポルタメントの多用はキザとか悪趣味とされますが、この曲についてはかなり情熱的な印象を強めるのに寄与していると感じます。
ユージン・オーマンディとフィラデルフィア管も脇役に徹している感じで、オーケストラのバランスが良く、ヨーヨーマにばっちり合わせてます。
現状では一番好きな録音です。 -
Kylie Minogue Come Into My World 特撮解説
Kylie Minogueというオーストラリアの女性アーティストが歌う「Come Into My World」のPVには、複数のKylieが登場します。

この映像はコンピュータ合成ではなく、実写のフィルムを重ねるという古い手法を使っているそうです。

その手法を解説した動画があります(英語です)
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チェリビダッケ&RAI ムソルグスキー展覧会の絵CD
チェリビダッケがRAI国立交響楽団を振ったときの古い録音。
私はこの時代のチェリビダッケを知らないので、試しに聞いてみただけです。目当ては展覧会の絵だったのですが、プロコフィエフの交響曲第5番も入ってます。こっちは興味ないので割愛します。
モノラルで音質が悪く、所々金管が暴発してます。
演奏後に拍手が入ってるので、ライブ録音みたいです。
若干遅めな曲もありますが、普通の演奏でした。
違和感があるのは、ブイドロのテンポが早めで、勇ましさを感じてしまうというところくらいです。 -
アンドレイガブリーロフ バッハ ゴルトベルク変奏曲CD
ゴルトベルク変奏曲はとても好きな曲で、チェンバロよりもピアノの音色のほうが好みなのでピアノによるゴルトベルク変奏曲は何枚も持ってます。
ピアノでのバッハはグレン・グールドが圧倒的に有名で、もちろんあとで取り上げますが、今回はマイナーな方から。アンドレイガブリーロフはロシア人ピアニストで、国内知名度は低いと思います。
元は指が早く回るタイプのピアニストで、ラフマニノフの協奏曲なんかも高速で弾いてます。ドイツ・グラモフォンに移籍してから、バッハのゴルトベルク変奏曲を収録。
ガブリーロフはそれまではバッハにあまり関心が無かったと思うのですが、とにかく移籍をきっかけにこのCDが生まれたのだから、私にとっては良かったと思ってます。基本的にスタッカートを多用する点描タイプで、アンドラーシュ・シフの旧演奏に似てますが、部分的に刺すようなアクセントをつけてるので、その意味ではグレン・グールドにも似てます。
繰り返しを全て演奏し、繰り返しでは音量を変えたりペダルを踏んだり、装飾音は基本的には楽譜の指示のままですが、一部の装飾を変えたりと工夫しています。
要所でペダルを踏むので、初期ロマン派の音楽のようにも聞こえます。
テンポはそれぞれの曲の様式に合わせてるので、30曲の変奏に統一感はありません。
ただし一部の曲は(第13変奏など)は様式を無視して快速。この意図はちょっとわからないです。
アリアは最初と最後、どちらも穏やかな感じ。どちらも4分48秒で同じ長さなので、本当に収録したのかなという気もします。 -
アファナシエフ ムソルグスキー展覧会の絵CD
個人的にはピアノの展覧会の絵の中で一番好きな演奏です。
遅いというイメージのアファナシエフの展覧会の絵ですが、全体的には言うほど遅くはないです。
アファナシエフは内声をはっきり聞かせるタイプで、この演奏も同様。
グレン・グールドのような点描的にスタッカートを多用し、妙な間を開けて音を明確に区切ったりしてますが、その意味はよくわかりません。
一見、学生が遅いテンポで練習しているかのようにも聞こえます。
ただ、そういう区切り方が正しいように感じます。
何かをイメージさせようとするのではなく、楽曲の構造を際立たせたいのかなという印象です。1曲目の小人は明らかに遅いです。
最後のトリルはあまり上手くないように感じますが、アファナシエフだと意図的にそうしているかのようにも聞こえてしまいます。
またその後の上昇音型もよく聞くと、ただつなげて弾かずに2つに区切ってるように聞こえます。2曲目の古城は普通のテンポです。
3曲目のテュイルリーの庭の最初は遅め。
ここも点描的。子どもが遊んでいる様子らしいので、点描的だと小さな子が遊んでいるように聞こえます。ブイドロも遅いです。
元は「牛車」という意味ですが、ポーランド語で虐げられた人という意味があり、実はポーランドの圧政に苦しむ民衆を描いたらしく、そう考えるとこの曲は重々しい遅いテンポの方が相応しいと思います。
テンポが早いと颯爽とした勇ましい曲に聞こえてしまいます。卵の殻をつけた雛の踊りは標準的なテンポよりわずかに遅いのですが、点描的。
ただし部分的に妙な間を開けてます。
実際の元絵は人間が殻の着ぐるみを着ているような絵らしいんですけど、本当に小さな卵が踊っているかのように聞こえます。サミュエルゴールデンベルクとシュミイレも遅めですが、点描的で装飾も綺麗なので金貸しに哀れみを乞うようには聞こえず、激しい雨が降った後の雨だれのように聞こえます。
リモージュの市場は普通のテンポなんですが、点描的。
でも楽譜に全曲に渡ってスタッカートで弾くよう指示があるので、点描的に弾く方が正しいのだと思います。カタコンベも普通のテンポです。ただしこの曲では妙な間があって、リタルダンドなのか意図的な間なのか区別はつかないです。
バーバ・ヤーガも遅めで点描的で、低音部が重機関車の発車など大きな機械の動作を思わせます。元絵は置物のデザインだそうですが、バーバ・ヤーガ≒魔女が住む家を描いたようには聞こえません。
キエフの大きな門も普通のテンポです。
所々妙な間を開けるのは相変わらず。
このような間は、残念ながら作曲理論は知らないので、私には何か意味ありげな気がするだけです。 -
チェリビダッケ ベートーヴェン交響曲第4番&第5番CD
チェリビダッケとミュンヘン・フィルとのベートーヴェン交響曲第4番と第5番のライブ録音のCD評です。
なぜか拍手の音も収録しています。遅いことで有名なチェリビダッケですが、この録音のテンポはフルトヴェングラーやクレンペラーなどの往年の巨匠よりもゆったり。
特に第4番は遅いです。
第4番は第1楽章冒頭の静謐さのみが気に入っていてあとは興味ないのですが、チェリビダッケのは不思議と飽きさせないで最後まで聞けます。
遅いものの重厚な響きではなく、綺麗な響きになっています。
特に木管や金管の斉奏から楽器の音量バランスが滑らかに入れ替わるところは、チェリビダッケがよくやる響かせかた。
第5番も遅いけど、巨匠のテンポと同じくらい。
第5番でも木管と金管の音量バランスが見事。
フィナーレも遅いのであまり終わった感はないです。著作を読むにチェリビダッケの意図は響きの美しさ重視ではないですが、私は美しさを堪能できれば満足という程度の聞き方です。
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ボールト ベートーヴェン交響曲第6番田園 モーツァルト交響曲第41番ジュピターCD
イギリスの指揮者アイドリアン・ボールトとロンドン・フィルのベートーヴェン:交響曲第6番田園を聞いてみたので、CD評を書きます。
某所で褒めているのを読んだので買いましたが、私としては期待ハズレでした。印象はどちらの交響曲もサヴァリッシュに似てます。
つまり標準的な解釈で、かつ快速気味という感じです。
管弦楽の音量バランスは、突出した楽器が無いようブレンドするタイプで、これも標準的な響きです。
更に第1/第2ヴァイオリンが対向配置で、左右から聞こえます。
楽器が混ざって埋もれないよう配慮しています。田園もジュピターも比較的快速気味。
どちらも標準的(模範的)な演奏です。
ジュピターは繰り返しをすべて演奏しているので長くなっています。
ジュピターは一部で木管が聞こえず、音量バランスが崩れて模範的演奏の中の傷のように思えますが、意図があるのかもしれません。(この録音でOK出しているわけですから)とにかく標準的・典型的な演奏でした。
クラシック初心者がこの曲の模範的演奏を知りたいならという感じの演奏です。 -
アーノンクール&ヨーロッパ室内管弦楽団 ベートーヴェン 交響曲第5番CD
アーノンクール&ヨーロッパ室内管弦楽団のベートーヴェンの交響曲第5番のCD評です。第6番を紹介したついでです。全体的にはあまりいい演奏だとは思っていません。
例によって古楽奏法で褪せた印象のする音と艶のある音とが交錯する演奏をしてます。
重厚さはなく「運命」のような印象は受けません。第1楽章の冒頭の主題提示部は最初のフェルマータの方が長めという演奏ですが、意図はわかりません。
古楽オーケストラによくあるテンポの早い演奏ではなく、テンポは普通。
アクセントをつける部分は誇張気味に大きく響かせてます。これは他の曲でもアーノンクールがよくやってます。
第2楽章はせっかく弦楽の内声を浮き上がらせているのに、トゥッティは派手なのがうるさく感じます。ここは穏やかな演奏が聞きたいところなんですけど。
第3楽章は中間部で少しテンポが落ちますが、意図不明です。
第4楽章は随所にアクセントをつけていてビートを感じます。熱く疾走する感じです。パーヴォ・ヤルヴィに似てます。アーノンクールの方が先ですけど。
展開部のラストで弦楽器が管楽器に埋もれてしまってますが、意図不明です。
コーダはピッコロが目立ってます。しかも最後のフェルマータで早々にティンパニが終わり、一番最後まで鳴ってるのがピッコロ。何か意味付けがありそうなんですが、よくわかりません。 -
アーノンクール&ヨーロッパ室内管弦楽団 ベートーヴェン 交響曲第6番CD
個人的に好きな指揮者アーノンクールのベートーヴェンの交響曲第6番の録音は、いつもの古楽器奏法をモダン楽器に適用した演奏方法になってます。
所々聞こえるハーモニクス奏法のような虚ろな響きと、一方でモダン楽器の豊かな響きもあるので、初秋を思わせます。
標準的なモダンオーケストラの演奏だと、緑豊かな初夏のイメージなんですけど。第1楽章~3楽章までは、強音をより誇張して大きく鳴らすというようなアーノンクール節は出てきません。
面白いのは雷雨を描いた第4楽章で、アーノンクールは荒々しい部分を一層荒々しくするという傾向があるんですが、ここでもかなり荒っぽいので、大洪水とか火山の噴火とか神の審判などを連想します。
アーノンクールが嫌いな人はこういう所が嫌いなんでしょうけど、私は面白がって聞くタイプです。 -
YOSHIKIが自身のホログラムとピアノ連弾を披露
X JAPANのYOSHIKIが、自身のホログラムと一緒にピアノ連弾を披露したそうです。

Yoshiki unveiled a never before seen classical concert performance at FLAUNT Magazine’s party celebrating its upcoming List Issue. Yoshiki mesmerized the audience at Austin’s Qui as he performed a piano duel with a hologram of himself, resulting in a passionate and dramatic musical experience celebrating the artistry of the multi-talented, classically trained musician.
SXSW2014というアメリカ最大の音楽の祭典中の雑誌「FLAUNT Magazine」のパーティにYOSHIKIが参加し、聴衆の方からも熱狂的に歓声が上がってますね。
ピアノ演奏は意外にうまいです。
面白い試みだと思います。
「piano duel」(ピアノ決闘)と書いてあるので、自身のホログラムと対決するという体裁で連弾を演奏したようです。ホログラムが弾いているピアノは実物で、ホログラムが写る部分にディラッドスクリーンを設置してプロジェクターで投影しているのだと思います。
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鳥が留まっている電線を五線譜に見立てて作った音楽
ちょうど5本のワイヤーが張ってある電線があり、留まっている鳥を音符に見立てて音楽を作ったらしいです。

画像編集は一切行っておらず、本当にこの画像のとおりに鳥が止まっていたと画像を撮影した人は言っているようです。
投稿主と撮影者は別人で、元の画像はブラジルの新聞に載っていたそうです。鳥がいる高さを音符に変えているので、五線の中間の音ばかりです。
しかし意外に音楽として成立しているのは、作曲者の力量なんでしょうね。
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チップチューン音楽 Rymdreglage 8bit trip レゴブロックでストップモーションアニメに仕立てたPV
チップチューン音楽に合わせてレゴブロックでストップモーションアニメを作ったPV動画がユニークな映像となっています。
チップチューン音楽とは往年のファミコンサウンドのような音源で作った音楽のことです。

音楽の作者は「Rymdreglage」
音楽のタイトルは「8bit Trip」スーパーマリオやカラテカをフィーチャーしてます。
映像のストーリー性はありません。
昔のゲームを思わせるカットが連続するだけです。
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ブリュッヘン&18世紀オーケストラのベートーヴェン第九CD
リコーダーの名手ブリュッヘンが私財を投じて結成した古楽器楽団による第九演奏の録音。
18世紀の楽器なので「18世紀の音楽だけ」という信念を持っていたことから、当初はベートーヴェンも「英雄」までと決めていたらしいのですが、結局は全曲収録することに。
テンポは速いけど、強弱のはっきりとした演奏で、内声も緻密。
ロマン派っぽいと言う人も。
重厚さは感じないです。 -
ガーディナー&オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークのベートーヴェン第九CD
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク率いるガーディナーの1992年ロンドン・オール・セインツ教会での第九録音。
古楽器オーケストラだけど、19世紀の過渡的な楽器を使っているそうです。(元は、ベルリオーズの幻想交響曲を演奏するためのオーケストラとして結成されたから)
滑らかで快速。スピーディな第九。
通常70分くらいの全曲が59分で終わるほど。
楽器編成が小規模で楽器の違いが聞き取りやすい。特に木管楽器。
重厚さはありません。音楽学者ジョナサン・デル・マールが研究中だった成果を取り入れているそうで。
古楽器演奏の第九を初めて聴くならガーディナーが良いかもしれません。 -
バーンスタイン&ウィーンフィルのベートーヴェン第九CD
レナード・バーンスタインの「第九」の代表的録音のひとつ。
1979年ウィーンでのライブ録音。
全編重厚でエネルギッシュ。
バーンスタインの第九では一番評価が高いです。バーンスタインの最大の特徴は「泣き節」で、聞かせ所でテヌートやフェルマータ、リタルダンドを多用するタイプです。
シンフォニーの緩徐楽章などではハマると思います。
ただし、若い時の録音はそれほどでも無いと思います……。長年ニューヨークフィルを振っていたのですが、第九ならウィーンフィルのほうが良いです。
「感動」させることを重視しているようなので、最初の一枚として第九を聴くなら、バーンスタインがいいかもしれません。
次に、ベルリンの壁が無くなり、東西統一した直後の1989年に東ベルリンで行われた歴史的演奏。
「Freude」(歓喜)を「Freiheit」(自由)と変えて歌ってます。
ただし岩城宏之の本によると、ベートーヴェン自身「Freiheit」としたかったらしいので、「Freiheit」こそが正しいとも言えるかも。
バーンスタイン/ベートーヴェン:交響曲第9番~ベルリンの壁崩壊記念コンサート~ [DVD]そして1970年、ベートーヴェン生誕200年でウィーン祝祭週間中ベートーヴェン尽くしだった、その際のライブ録音。
79年盤と同じように重厚でエネルギッシュ。
独唱は1979盤より良いと思います。
79年盤よりも評価する人もいます。 -
アーノンクール&ヨーロッパ室内管弦楽団のベートーヴェン第九CD
「異端」とされる、アーノンクールのライブ演奏を1991年に録音。
室内楽規模なので、大規模オーケストラの重厚感はありません。トランペットだけ古楽器で、あとはモダン楽器。
これはナチュラル・トランペットだと自然な音量と響きでファンファーレを鳴らせるからなんだとか。「ピリオド奏法」でモダン楽器を演奏しているらしく、古楽器演奏と比較されることが多いです。
アーノンクールの場合、音が出がちなモダン楽器なのでバーバリスティックな響きにも聞こえます。コンセルトヘボウ管弦楽団と並ぶ評価を受けている演奏です。
どちらも廃盤で手に入らず、オークションでも見かけないです。
第九単品は無いので、全曲集のリンクを載せておきます。
しかしこれもプレミアムがついています。
こちらは、アーノンクールは奇を衒っているわけではないとわかる本。
28本の小論を集めた論文集で、内容は自筆譜の解釈、演奏方法や楽器などの歴史的変遷など。
バラバラな論文を集めたもので、どの章から読んでも良いかと。 -
ブロムシュテット&ドレスデン国立歌劇場管弦楽団のベートーヴェン第九CD
ブロムシュテット指揮による、1985年ドレスデンのゼンパー・オーパー(歌劇場)の復興を記念したライブ録音。
第九の名演のひとつとされています。第2次世界大戦中の1945年3月13日~14日に、英軍と米軍によるドレスデン大空襲で大勢の一般市民が虐殺され、ゼンパーオーパーも外壁のみを残して瓦解。
その後40年も経ってから東ドイツの威信にかけて再建し、1985年に完成したそうです。
その再建記念公演で第九を演奏したんだとか。そんな歴史的演奏なので気合の入り様が違うのか、スタジオ録音での他の端正なブロムシュテットとは異なり、熱っぽいです。
またこの時代はシュターツカペレ・ドレスデン(ドレスデン国立歌劇場管弦楽団)の絶頂期とも重なるようです。
ブロムシュテットの意図や狙いではなく、奏者達の気負いが前面に出た演奏にも思えます。第1楽章からずっとティンパニの音色が目立って金属質で、残響も「グワン」と多め。ティンパニが前に置いてあるのかなってくらい。
他の曲だと耳障りかもしれないですが、第九については雷鳴を思わせるので効果的だと思います。ポンポンと軽いティンパニだとらしくないですから。
それとフルートがよく通って聞こえます。
ティンパニは第2楽章になると固めの音に変わり、残響を殺して切れが良くなります。
第3楽章ではフルートと金管のバランスが綺麗です。
終楽章はコーダでシンバルもじゃんじゃん鳴らしまくり、ティンパニも切れの良い連打。そして拍手も入ってます。ブロムシュテットのディスクは絶版中なので、今ではほとんどが手に入らないのですが、Profilというドイツのレーベルが復刻したそうで、在庫があるサイトを載せておきます。
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クレンペラー&フィルハーモニア管のベートーヴェン第九CD
音楽のドラマ性を抑えた指揮で有名なクレンペラーの第九演奏。
テンポの遅さはチェリビダッケにも似ています。
テンポを揺らさず厳格な感じ。ゴシック様式の教会を思わせます。
どの演奏でも木管楽器を聞かせようとするのが、わかりやすい特徴のひとつ。
1957年ライブ録音がもっとも評価が高いです。こっちはクレンペラーとの会話録です。
ユダヤ人であるためにドイツを追われ、アメリカへ渡って以後も病気やケガを負いながらも活動を続けた半生記と、音楽観とを語ってます。 -
チェリビダッケ&ミュンヘンフィルのベートーヴェン第九CD
遅いテンポで有名なチェリビダッケの第九録音は、
現状、正規で発売されている録音は1989年盤だけらしいです。これも全般的に遅いです。
第2楽章はスケルツォに聞こえないほど。
第3楽章ではとても美しくて、ハマってると思います。
第4楽章は合唱が細部まで聞こえる緻密な演奏。私が聞いた印象では「響きの美しさ重視」って感じですが、これは本人の主張とは異なります。
「音楽が美しいと思うのは間違い」
「響きは美を真理へともたらす」
「音楽を魅力的と思ってはならない。それは、はかないものを永遠化する一度かぎりの機会なのである」
「音楽の本質は音と人間の関係性の中にある。そして響きのこの時間的な構造と人間の感情との間の関係を探求することにある」毒舌で有名なチェリビダッケは、同時代の音楽家をほとんど酷評しています。
そんなチェリビダッケの語録。ミュンヘンフィル時代の記述に偏った伝記。
遅いテンポの意味などにも触れています。チェリビダッケを間近で見た楽団員のひとり元ミュンヘン・フィル首席ファゴット奏者の回想録。
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テンシュテット&ロンドンフィルのベートーヴェン第九CD
マーラーで有名な指揮者テンシュテットの「第九」録音。
フルトヴェングラーのバイロイトライブに比肩する人もいます。
ただし、評価が高いのはライブ録音の盤でスタジオ録音はおとなしめだそうです。1992年、癌で亡くなる直前のライブ録音。
3つのライブ録音がありますが、この録音がフルトヴェングラーを引き合いにだすほどに評価が高いです。
全般的に攻撃的な感じです。
金管、ティンパニを大きめに鳴らし、アッチェレランドも激しいながら弦が乱れません。1985年、咽頭癌でロンドンフィルを辞任する直前のライブ録音。
これもアグレッシブな演奏。
最後の熱狂的な拍手もそのまま収録されています。
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」(ヘガンデル/ホジソン/ティアー/ハウエル/ロンドン・フィル/テンシュテット)(1985) -
トスカニーニ&NBC交響楽団のベートーヴェン第九CD
フルトヴェングラーと対立していたトスカニーニは、1952年に録音したスピーディな第九演奏が有名です。
トスカニーニ自身は「楽譜に忠実」に演奏したと主張していたようです。(早過ぎるテンポ指示を守ったこと)第1楽章冒頭の、弦のトレモロがスタッカートのようにリズミカル。霧や霞を思わせるフルトヴェングラーとは対照的。
第2楽章も早いけど、スケルツォなのでむしろ「らしい」と思います。
第3楽章では歌うように演奏しています。オペラの指揮でキャリアを重ねた人なので当然かと。
第4楽章がとても速いテンポで始まるのも、オペラの終劇みたいな盛り上がりを意識してるんだと思います。
歓喜の歌も速いので、まるで「強制された歓喜」という感じになってますが……。
独唱に過剰にビブラートをかけまくっているのも特徴的。
最後の終わり方は逆に遅めのテンポです。個人的には一番好きな録音です。
全4幕のオペラ(喜劇)を見ているような感覚がします。
ベートーヴェン : 交響曲第9番 「合唱」&ミサ・ソレムニスカラヤンはトスカニーニの録音を楽団員に聞かせていたらしいです。
シンフォニーをオペラのように指揮するカラヤンは、トスカニーニからオペラっぽいスタイルを受け継いだんだと思います。 -
カラヤン&ベルリンフィルのベートーヴェン第九CD
カラヤンの第九の代表的録音をいくつか。
アンチカラヤンからは、「大衆的」と批判されています。
個人的には、カラヤンはシンフォニーをオペラっぽく指揮する人って感じです。1962年にイエス・キリスト教会で録音した盤。
カラヤンの生涯で2度めの第九の録音らしいです。
ベルリン・フィルとは初共演。
金管楽器が華々しい感じです。
残響が豊か(2.4秒ほどらしいです)。
後述の録音と比べると若々しい印象を受けます。こちらは1977年録音。ベルリンフィルを指揮した録音の中で最も評価が高いようです。
演奏者を増やした重厚な響きと、室内楽的な緻密な弦楽との融合を目指したとされるカラヤンの円熟期の盤。
カラヤン & ベルリン・フィル ライヴ・イン・東京1977 ベートーヴェン交響曲全集 V [ライヴ/ステレオ初出] [日本語解説付]こちらは1979年東京普門館ライブの録音です。
カラヤン&ベルリンフィル円熟期の盤の1つ。
ただし、普門館そのものの音響が良くないです。
このせいか音が荒々しく聞こえます。
当時、NHK-FMで生放送され、NHKのデジタル録音第1弾でもあるそうです。 -
フルトヴェングラー&バイロイト祝祭管弦楽団のベートーヴェン第九
ベートーヴェン第九の演奏比較で、ほぼ必ず引き合いに出される歴史的演奏。
1951年、第二次世界大戦後に演奏が再開されたときにバイロイトに音楽家が集まって生演奏を収録したそうです。
モノラルで、機材も良い機材が揃わなかったのか、元の音質が悪いです。
※フルトヴェングラーは当日の録音を認めなかった為に、プロデューサーのレッグが隠し撮りしたとか……そういう噂があるほどの音質です。「歴史的名盤」とされ、代替演奏が現れる可能性がゼロとも言われています。
同じ録音を元に何度もリマスターが為され、色々な盤があります。EMI盤が本来の録音ですが、在庫があるNAXOSの方を載せておきます。

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」(バイロイト祝祭管/フルトヴェングラー)(1951年)ただし、バイエルン放送協会の「真正ライブ」が本当の原盤で、EMI盤はゲネプロと本番とを継ぎ接ぎしたレッグの編集盤との噂があるらしいです。
「真正ライブ」盤はキングレコードから出ています。
クレッシェンドの有無や、最後の和音が破綻しているかちゃんと出ているか、
……などの違いがあるようです。しかし、わざわざミスしたほうを編集に使うのかという疑いもあります。
よって、聞いたことが無いならどの盤でも構わないと思います。音質が一番良いのが、Delta盤。

ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱つき》[バイロイトの第9/第2世代復刻]このユニバーサルミュージック盤は東芝EMI「TOCE-6510」と同一盤。コツコツという足音や拍手から始まり、長い静寂のあとで演奏が始まります。
歴史的記録としては、こっちのほうが「らしい」です。ついでに、フルトヴェングラー自身の音楽観を語った評論集も。
※文庫版は抄訳です。完訳は13篇の評論が載っています。 -
新垣隆の交響曲第1番HIROSHIMA
例の交響曲第1番HIROSHIMAのCDを再聴しました。
ご本人には不名誉なんでしょうけど、本当の作曲者は佐村河内守ではなく新垣隆だったのですから、やはり新垣隆としておきます。
聞き返してみて、現代音楽を学んだものなら誰でも作れるシロモノとは思えないです。
マーラーの真似と言ってたのですが、現代音楽を学ぶと誰でもマーラーを真似できるんでしょうか?
ちょっと信じがたいです。かなりの力作に感じます。
と言っても私は作曲理論なんてまったく知らず、ただの印象論レベルですが、新垣隆の経歴を見るに、真正の天才だったのでしょうから、天才にとってはタダの手遊びだったんでしょう。
新垣隆のWikipediaページそもそもクラシックの名曲には、作曲者本人にとってはタダの手遊びのつもりが思わぬ反響を受けてしまうというエピソードのある曲が少なくないです。
ラヴェルは有名な「ボレロ」を軽い気持ちで単純な構成にし、この曲を駄作のように言っていたようですが、今では名曲扱いです。
手遊びではないですが、ショスタコーヴィチの交響曲第5番は、単にソ連当局からの批判をかわす狙いで作ったそうで、ショスタコーヴィチ本人はこの曲を当局に迎合しただけの駄作のように言っていたらしいのです。
しかし今ではやはり、何度も演奏会で取り上げられる名曲扱い。
このHIROSHIMAも、作曲経緯を抜きにしてそのような名曲・人気曲として残ればいいんじゃないのかと思います。
もしこれを機に忘れられたら、所詮は「物語」で売れていた曲ってことです。通販サイトからは撤去されていますが、在庫のあるショップを探しました。
























