濡れた本は冷凍庫で凍結させると綺麗に乾かしやすいというツイートがバズっていました。

その手順はまず、 (さらに…)
カテゴリー: 読書メモ
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プライム無料読書20190121
プライムで無料読書をやってると気付いたので読みたいのを調べた。
これはKindle Unlimitedとは別のサービス。
同時に10冊しか登録できないのはKUと同じ仕組み。
(さらに…) -
1440分の使い方─成功者たちの時間管理15の秘訣
ツイッターでバズってたのと、Kindle版が半額くらいの割引をやってたので読んでみました。
内容は「成功者が教える時間管理の15の処方箋」をオムニバスで説明してます。
本のタイトルは「時間」だけど、時間管理とは異なる内容も。
例えば「先延ばし癖」の解消法、「ノートを取ること」は時間管理とは関係のない話。ただし、その中心的な物は「MIT」(Most Important Task)。
これは最も重要なタスクを1つ決めるというもの。
他の処方箋はMITが前提となってるので、これ抜きでは成立しません。
MITに関連して、起きてから最初の2時間が最も貴重な時間なので、MITに割り当てるべきと。
この時間帯は最も生産的な時間とのこと。あとToDoリストは使わないと主張してるけど、
その理由はToDoリストがウィッシュリストになってしまうから。
ToDoリストは本当にやることだけを書かないと陳腐化します。
なので、別にToDoリストが悪いって事じゃないんですよね。
あとToDoリストを計画表に組み込むだけで、ストレスが緩和するそうで、これもToDoリストのデメリット。
ToDoリストだとストレスフルになってしまうので、やめるべきと。
また、MITはToDoリストではなく計画表に組み入れろと主張しています。
計画表はその日の何時に実行するかを割り当ててるので、
ToDoリストよりも具体的なので実行しやすいようです。時間管理の処方箋は以下の通り。
詳しくは本書に当たってください。「メール返信を捌く方法」
「会議効率化のルール」
「(目標と無関係な事を)ノーと言う為の考え方」
「80:20」のパレートの法則に従って重要タスクを決める
「委託する」
「1日のテーマを決める」
「一度しか触らない」
「朝の習慣を変える」
「エネルギーを増やして作業の効率化」
「E-3C」法(エネルギー増大と同じ)他巻末にもTIPSがあって、料理をまとめて作るとか、テレビを一切見ないとか、
ディスプレイを2台使うとか、「やめる事リストを作る」(ToDoリストの逆)
「コンテンツを複数のチャネルで配信する」など。
あとポモドーロテクニックと同じ事も言ってます。個人的に重要に感じたTIPSは「マルチタスクをやめる」って事。
経験から言って強く共感します。
マルチタスクは脳に不可逆の障害を及ぼすそうです。
そうとは知らずに、一時期は数年間マルチタスクをやってました。
でも全然慣れず、却ってミスが増えました。
それでも慣れの問題かと思って継続していましたが、
実は脳にダメージを与えていただけです。
加齢の可能性も十分ありますが、
マルチタスクの悪影響で今でも集中力の欠如や、注意力の欠如を感じます。
別に元からそんなに集中できてた訳でもないんですが、
マルチタスク以後、ましてそれらの能力がガックリと落ちた気がします。 -
専業主婦は2億円損をする
橘玲って作家の新刊「専業主婦は2億円損をする」のKindle版を無料配布してる。
期限は2018年1月9日まで。
これは、タイトルだけで判断してバッシングが起きているので、
中身をキチンと読んで欲しいという配慮らしい。
正直、無料じゃなかった読まなかったw
作者は知ってるし、いくつか著作も読んだけど、これは興味なかったので。なぜ専業主婦が損するかは以下の理由が語られていた。
- 欧州の研究(社会実験)から、共働きじゃないと少子化は改善しないと判明している
- 少子化対策として、日本も共働きを推奨する政策になる
- 専業主婦に有利な仕組みは無くなる可能性が高い
あくまでも「これからの話」で、今の専業主婦の話ではなかった。
だからタイトルは「2億円損をしている」ではなく「2億円損をする」。
なので、これから結婚を考えている20代女性がメインターゲットでしょうね。
バッシングは、いま正に専業主婦をやってる人からのものだろうから、お門違いかと。そんな社会で高収入になるにはスペシャリストだと言ってる。
それも女性が得意な共感性を必要とする職業。
その上で、子育てや家事はメイドやベビーシッターに任せるという、
欧米やアジア諸国では既に普及している生活スタイルが良いと。あと、賢い男は賢い女を好むとも。
それは賢い男は妻子を養うデメリットを背負いたくなくなってるけど、
共働きでその負担を減らせる事をアピールする必要があるからと。となると、著者が言ってるのは、エリート層向けの話で、凡庸な人には当てはまらないね。
サンプルとして医療健康関係の雑誌編集の話を挙げているけど、特異なケースだと思う。
一握りのエリートクラスじゃないとメイドやベビーシッターは無理じゃないかと。私は「面倒なことはロボットがやってくれる」という社会は、
割と短期に実現しそうと思ってる。
作者はそういう未来は「SFのような」と表現してるんで、
まだずっと先と思ってるのだろうけど。
だから結婚した上でキャリアを維持するには、
メイドやベビーシッターという代案になる。AIロボットには共感を必要とする仕事は向かないともあるけど、
それもブレイクスルーがあるんじゃないかなと、私は楽観視してる。
殆どの領域で人がやる仕事はなくなりそうと思ってる。
なので、共感力を必要とする仕事に就けばいいって指摘はどうかなと。
でも、そういう仕事の方が幸せになれる可能性は高いだろうけどね。
自分の得意な認知特性を活かして稼げるのだから。 -
【読書メモ】ペットがガンになってしまったら
前に飼ってた猫が乳腺癌に罹った際に買った本だけど、
今は動物を飼ってないし、押し入れ整理で捨てる事にしたので、その内容のメモです。この情報が役に立つ人もいるかと思うので。
QOLを維持するというのは人と共通。
動物はみんな自宅が好きなので、在宅治療を勧めてます。著者は動物病院の院長で、
その動物病院で育った動物には1匹もガンになった子はいないとのこと。
そこでガンにならない食事の作り方も解説があります。
ガンの治療法の解説もありますが、栄養療法を勧めてます。栄養療法で完治した事例は無いようですが、延命できたケースはあるようです。
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第二次世界大戦あんな話こんな話
20年くらい前に買った本。
最近、不要な本を捨てて「断捨離」してる。
押入れに埋もれていたけど、割と資料的な価値あるかもと捨てるのはやめたw
第二次世界大戦の「こぼれ話」を集めているというコンセプトだけど、
大戦の主流となる出来事にはちゃんと触れてる。
例えば、第二次世界大戦が起きる4年前からその予兆は生まれていたとして、
ドイツのベルサイユ条約破棄の話から入ってる。
ドイツが「電撃作戦」を成功させたのは、戦車の機動的な運用を従前から研究していたからとか、
そういうシリアスな話を軸にして、
こぼれ話としては、パットン将軍がフランスから「剣の達人」の称号をもらってるとか、
各国指導者が「I」という自称を使っている頻度から自己顕示の強さを指摘するみたいな話を織り交ぜてる。
著者がアメリカ人なのでアメリカに好意的な編纂をしてると自分で言ってるけど、割と公平な編集だと思う。
と言うのも、アメリカ軍上層部が兵士を取替えの効く部品のような扱いしていたせいで無駄に新兵が死んだ事を指摘してるので。
アメリカ万歳的な偏りは感じなかった。
この部品扱いはベトナム戦争まで続いてたらしい。
アメリカ軍は第二次世界大戦やベトナム戦争で多数の死者を出しているけど、
それは新兵を「訓練を積んだ有能な兵士」と思い込んでいたせいとのこと。
実際の戦争は、いくら訓練を積んでも実践とは程遠いので、新兵が現実の戦場での戦い方を学ぶ前に多数死んだそうで。
全体的には「こぼれ話」とシリアスな話が4:6くらいの比率って印象で、
言うほどこぼれ話満載って感じではなかった。
天皇の話は割愛したらしいけど、右翼団体を恐れてのことだろうなと。
根拠が薄いとか言ってるけど、他の項目だって根拠となる資料の提示はないのだしねえ。
第二次世界大戦―あんな話こんな話 (文春文庫) -
神の汚れた手の感想
本棚整理で昔読んだ本を一部捨てる(売る)事になったので、その前にせめて感想を書き残そうと……。
当面はそういう記事が続きます。
作者の曽野綾子はキリスト教系の学校を卒業という経歴で、本人もクリスチャン。
なので作風にはキリスト教的な価値観が反映してる。
私は別にクリスチャンではないけど、昔多読濫読していた時期に、その一環として読んだだけ。
その程度の者が読んでみた感想ってことです。
主人公は海辺の産婦人科医で、テーマは中絶の是非かな。
キリスト教だから中絶はタブーのはずで、曽野綾子にとってはタブーに切り込むという意図なのか、よくわかりませんが。
謳い文句の「生命の尊厳を描く」ってのはよくわかりません。
奇形が生まれたりするシーンを描いているのが衝撃的って評価だったみたいで。
出産の現実を知らない人が多くなった時代の評価なんだろうと。
今は逆にYouTubeとかでその手の動画は見ようと思えば見れるから、あまり衝撃的には感じないかと。
診療シーンは具体的に描写されていて、手塚治虫のブラックジャックとかを思わせる感じ。
別に中絶を批判する内容ではなく、架空のドキュメンタリを文字起こししたような中立的な筆致。
特にオチはなく、色んな患者を診てそのまま産婦人科を続けるという終わり方。
最後は奇形の子どもを故意に窒息させるような扱いをした両親の事を察しつつ、
偽の死亡診断書を書いて「丸く収める」というシーンで終わり。
昔の産婆とかは赤子が障碍者とわかると、首を絞めて殺し、死産だったと報告したらしいけど、こういう話に似てますね。
タイトルの神の汚れた手とは、奇形が生まれる事を言ってるようです。
つまり神は人を完璧に作ってないと。
今ネットで検索すると絶賛が多いけど、私は別に信仰も無いので何とも……個々のエピソードについてもしょうがないよねって程度です。
神の汚れた手〈上〉 (文春文庫)
神の汚れた手〈下〉 (文春文庫) -
医師のつくった「頭のよさ」テスト~認知特性から見た6つのパターン
認知特性テストが載ってるんで買ってみた。
大まかに言うと、視覚タイプか聴覚タイプか言語タイプかがわかる。
方法は計35問の質問に答えて、回答を合計して数値を出し、それをグラフにする。
私のテスト結果はちょっとだけ視覚型だった。
このダイアモンドグラフはKindle版の当該ページを画像キャプチャして赤い線を引いたもの。

グラフのグレーゾーンを超えている認知特性があれば、
その能力を活かした職業に就くと良いらしいけど、
今の私はまったく視覚タイプとは無縁(苦笑)
テストは全体の1/10くらいで、あとは認知特性についての解説で終始してる。
例えば、視覚タイプは物事を視覚的に記憶するのが得意とか、道順を説明するのに図式を使って表現するとか。
この辺は自分と関係がある項目しか読んでない。
つまり視覚タイプの解説だけ。
これを読んでも何か仕事に役立つとかはないけど、自分が不得意な物(聴覚や言語)には関わらないようにしようと思った。
苦手な事を無理に練習しても伸びないからね。
でも言語だけはブログを書いたりするのに必要なので、やらざるを得ない。
こういうブログとかは、言語タイプが向いてるんだろうね。
医師のつくった「頭のよさ」テスト~認知特性から見た6つのパターン~ 光文社新書 -
イスラーム国の衝撃の感想
昨日書いた池内恵氏の新書のKindle版が発売されたので、購入した。
感想は後日。
イスラム国(ISISやISILとも)成立の経緯をイラク戦争あたりから掘り下げて解説してる。
かなり詳細に感じたけど、これでも新書向けに端折ってるんだろうね。
いったんはアメリカの「増派」でテロ組織が追い詰められて衰退していたものの、
「アラブの春」のせいで息を吹き返したらしい。
イラクではシーア派がスンナ派を弾圧してスンナ派が多い北西地域では、
シーア派のイラク政権よりはスンナ派のイスラム国を歓迎する風潮があるらしい。
またイスラム教の重要概念のカリフの意味も面白かった。
イスラム原理主義組織の名称の宗教的意味とかも。
イスラム国の機関紙「ダービク」も宗教的な意味があるらしい。
イスラム国の指導者は「カリフ(イスラム教の指導者)」を主張し、
自身がムハンマドの血筋だと主張してる。
これは正当(正統)なカリフの条件とのこと。
カリフの必要性自体はイスラム圏の共通認識だそうで、イスラム国はこの認識を踏まえてる。
ただし他のイスラム教徒はイスラム国のカリフは認めてない。
連中のことは、ただの残虐なテロリストでは説明がつかないみたいで、
自分達がムハンマドの予言と同じことをしていると、
宗教的な意味のあることをやっていると、
巧妙に計算してイスラム圏に訴えているそうな。
その主張に共感し、各国から戦闘員が集まっているけど、
連中は傭兵ではなく、宗教的主張に賛同する志願兵(殉教者?)と見るべきとも。
シャリーア(イスラム法)は(神定法なので)、近代の人定法を超越すると、
イスラム教徒全体は考えているらしい。
イスラム国はこのシャリーアを踏まえて自分達の行動
(斬首やテロ、ヤジディ教の少女を売ったり犯したりすること)を正当化している。
なら、イスラム教徒がイスラム国を根本的に否定するのは不可能じゃないかな。
可能なのは、例えばカリフがコーランの記述を「間違った伝承だった」と主張して削除し、
新しいコーランを編纂することくらいかと。
でもイスラム国のカリフはそんな主張は全くしてないわけで。
分散型組織=テロのフランチャイズのようなものとか、
理念に共感した「ローンウルフ(一匹狼)」にテロをやらせるとかは、
「なぜ空爆が効かないのか」と同じ話だった。
ただ分散組織説に反対する専門家もいるそうで。
実態はどちらも正しいんじゃないかな。
既存の組織にプラス、フランチャイズと一匹狼型もって感じだろうと。
この組織分散に伴って、イスラム圏のテロリストの指導者が欧州に逃げたそうな。
連中は何らかの方法で(結婚などで?)現地の市民権を得る。
人道や人権から市民権のある過激派を処罰できない。
過激派は具体的にテロを指示するのではなく、単に理念や理想を語るだけなので、
信仰の自由の枠内となり、取り締まり不可能。
欧州ではすでにナチズムは法で禁止されてるんだけど、
イスラム原理主義はコーランを巧みに引用しているので規制できないのだろうね。
結婚などで国籍を得るということは、
日本にももう過激派が潜伏してるんじゃないかなあ。
最近話題になった「クソコラ」について、
イスラム国のテロリストが「我々はどこにでもいる」とツイートしてたけど、
決して口先だけの脅しではないのかもしれない。
興味深いのは、アフガニスタンの米軍基地が自爆テロを受けて
CIAのアルカーイダ専門家が死んでるという話。
これは内通者が基地に入り込んでいたのが原因。
この自爆テロ以降、アメリカは2009年頃から撤退を模索していたとのこと。
ということはイラクからの撤退は別にオバマ政権の成果では無いわけだ。
共和党政権でもどのみち撤退してただろうね。
民主党はあたかもオバマが共和党の過ちを糺してイラクから撤退したかのようにアピールしていたけど。
アメリカがイラクから「敗退」したということになると、メンツが潰れていただろうし、
米軍にとってオバマの「チェンジ」政策は体の良い撤退を演出する上で好都合だったのだろうね。
人質動画の演出の意味の話も面白かった。
国際世論向けの人質動画では、わざわざ人質に発言させ、その人質の素性を言わせる。
一方、ヤジディ教など異教徒やシーア派の殺害では顔を映さないようにし、
銃殺などであっさり殺すという使い分けをしている。
顔を映さなければ、その被害者に感情移入しにくいものね。
ちなみに10年位前のイラクの香田証生とかの首切り動画は
イスラム国の前身のテロ組織がやったことだそうで、
イスラム国って最近登場したわけではなく、10年前からずっと活動してたわけだ。
人質殺害映像の様式(オレンジ色の主人服。囚人がメッセージを読み上げて処刑人が何かを要求する。それが受け入れられないと斬首)は、
元々イスラム国の前身組織のアイディアだったらしい。
そして他の組織も真似するようになったそうな。
ただしイスラム国のロゴ入りの「正式動画」については斬首シーンはカットされている。
これもメディア戦略(口コミ)の一貫らしい。
斬首シーン直前と直後のみを編集することで、
動画のことを他人と話しやすくするという意図があるんだとか。
あと戦闘シーンの動画を勇ましく編集して宣伝したり。
改めて思うに、欧米諸国の軍隊の戦闘シーンをカッコよく演出した動画って、あまり見たことないね。
せいぜい航空ショーくらいかな。これは戦闘シーンではないし。
いい年した大人は別に惹かれないだろうけど、
今は子どももインターネットを普通に使ってるわけで、
子どもが見たらどう思うかはわからないね。
それとイスラム教を反近代、反欧米のマジックワードのように盲信している知識人の話もあった。
具体的な人名は無いけど、内田樹とかかな。


