日本文化 不愉快なことには理由がある 現代日本の俗説へのツッコミや社会時評を羅列した、エッセイ集だった。不愉快なことには理由があるテーマ数は87もあるけど、1テーマ1000字程度ですぐに読める。進化論を社会批評に応用って触れ込みなので、著者自身が生物学者なのかと思ってたら関係な... 2013.02.27 日本文化
日本文化 小池一夫のキャラクター新論 小池一夫がまどかマギカを褒めてるのを知って、新刊を読んでみた。従来のキャラクター論にインターネットメディアの項目を追加したらしい。なので、2章までが旧論と同一内容みたい。旧論を読んだことはないけど、全体としてはキャラクター論を知ってる人には... 2012.03.12 日本文化
日本文化 ゲーテの警告 ゲーテの著作から民主主義と大衆への批判を引用しつつ、先の選挙で民主党に投票しちゃった「B層」を批判っていう本。このB層は主婦&若者が中心で、年寄りや子どもを含み、小泉郵政改革に熱狂したのと同じ層らしい。B層はIQが低く、自分の頭で考えず、根... 2011.09.06 日本文化
日本文化 空気の研究 山本七平の超有名本。日本人は戦前から「空気」に支配されていた。開戦も戦艦大和の建造・出撃も空気が原因。日本人は、合理的な根拠 < 空気という価値観を無意識に持っている。空気とは、臨在感。臨在感とは、無いものをあると思い込むこと。例えば人骨に... 2011.07.13 日本文化
日本文化 言葉の常備薬 これも呉智英で、言葉の煎じ薬と同主旨。言葉の誤用を軸に、・亜インテリ批判・語源俗解批判が主。あとは慣用句の由来。・「お前の母ちゃんデベソ」の意味・男女の仲の良い様子を見て「ごちそうさま」と言う意味ほか、八木重吉の詩「牝の美しさ」の誤植の話は... 2011.07.13 日本文化
日本文化 言葉の煎じ薬 封建主義者・呉智英の新刊。基本、言葉の誤用を指摘してるだけ。ただし本旨としては、無知な庶民を攻撃したつもりの「亜インテリ」が、自分をエラソーに見せる為に誤用してるのを指摘、ってのが狙いみたい。で、「薬」の意味は「庶民が「亜インテリ」に気づく... 2011.07.09 日本文化