本多静六という明治の大学教授が書いた蓄財ノウハウというか、心構えを説いた本。
Kindleで安かったので買った。

私の財産告白
要は「バビロンの大富豪」と同じだけど、収入の1/4を貯蓄せよと言ってる。
バビロンは1/10を貯蓄せよと言っていたけど、本多静六はより厳しい。
そして貯蓄した分を株や山林に投資して蓄財したらしい。
株は現代にも通じるけど、山林はさすがにどうかな。
明治時代は幹線道路が発達途上で、直に道路沿いの山林に価値が付くと未来予測して、それが当たったらしい。
株の方は「2割益利食い10割益半分手放し」という手法を薦めている。
基本的には損切りしなかったらしい。
これは明治時代の国家が全体的に繁栄しつつある時代だったから、うまくいったんじゃないかなあ……。
蓄財の話は前半で終わり、後半は人の上に立つ者の処世術に終始してる。
小言をいいたくなるのを我慢せよとか、部下の意見を聞いてから自分の意見と同じだったとしてもその意見を採用した体で仕事を進めよ、とか言ってる。
カテゴリー: マネー
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本多静六 私の財産告白
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無税入門
よくある「節税」ではなく「無税」を勧める本。
著者は37年間に900万円を浮かせたらしい。
基本はサラリーマン向け。
そして、サラリーマンが個人事業主になって副業をする。
なので、会社バレのリスクがある。
翌年、確定申告をする。
そして「還付金」をもらう。
副業の赤字で給与から引かれた源泉徴収を「損益相殺」する。
この損益相殺の為には、副業が「事業収入」でなければならない。
雑所得での赤字は損益相殺にならない。
だから個人事業主として開業する届けを税務署に提出しておく。
これは青色申告で大きな控除を受けるメリットもある。
事業収入と雑収入との線引きは「少しでも売上があるか」。
なので、毎年売上があるようにする。
しかし必要経費を支払うと赤字となるようにする。
本人は「イラストレーター」で副業してるらしい。
それと、著者の甥は日用品の無店舗ディーラーだそうで。
ただし、やりすぎると税務署も黙ってはいないだろうと言ってる。
でも、どうせ「サラリーマン+副業」なので、無税にするだけなら赤字額は大したことない。
なのでこの本は、あくまでもサラリーマン向け。

「無税」入門―私の「無税人生」を完全公開しよう -
ゾーン相場心理学入門
トレードで稼ぐには、適切な心構えが必要。
ってことで、名著とされる「ゾーン」を読んでみた。

ゾーン ? 相場心理学入門
トレードの本質とは「自由な自己表現」。
いつ買うか売るか、つまり「いつトレードに区切りをつけるか」はトレーダーの自由であり、外的な規範は無い。
(追証など資金の枯渇は除く)
人はこのような「自由な自己表現」に慣れていない。
だからトレードに勝てない‥らしい。
この「自由な自己表現」を行使するには、トレードの責任を全て自分で負うようにしないといけない。
トレーダーの心理はマーケット判断に影響を及ぼし、結果として損失をもたらす。
例えば、エントリータイミングの間違いや、損切り利食いの遅れ、など。
よって、トレードで稼ぐには、自分の心をコントロールしなくてはならない。
最良の心構えを身につけたトレーダーは「ゾーン」と呼ばれる意識状態となる。
トレードで成功したいなら、この「ゾーン」を身につけないといけない。
でもこの本は「ゾーン」の身につけ方を解説した「How to本」ではない。
ゾーンの重要性を説いているだけ。
ちなみに、オーディオブック版もある。
これを買うと、2倍速化したmp3のダウンロードリンクがわかる。
ある人は、これを使ってゾーンの内容を100回聞けと言ってる。

ゾーン ──勝つ相場心理学入門 [MP3版] () -
マーケットの魔術師
3ヶ月くらいかけてやっと読み終えた。

マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣
ロジャースのインタビューが一番興味深かったな。
投資は「3次元パズル」だと称して、あらゆるものを売買すべきだと言ってる。
そうしないと、何が起きているかわからないんだと。
あとトレンドフォローは全否定。
これは「上がるから買う」という安易な発想で売買することを否定してるだけ。
基本、ファンダメンタリストであって「自分はトレーダーではない」と。
チャートは見るけど、それは「ヒステリーを探す」ために見るだけだって。
トレーダー達に共通してるのは、
・大きく賭けるな
・ストップロスを必ず入れる
・トレンドフォロー
・自分の予想が外れ、負けたら市場から一旦離れる
最後の「投資心理学者」の話も興味深い。
勝てるトレーダーとしての心構えを持たないと、稼げないんだそうな。
基本的に、どのトレーダーも大負けを経験している。
それでも借金したり、親や恋人や友人から金を借りて成功できたってさ。
市場から消えた人も同様に借金してただろうけど、成功した人との違いは「心構え」なんだろうね。
この本、あるトレーダーいわく「こういう本を100回読むようなやつが稼げる」んだって。 -
バビロンの大富豪
古代バビロニア王国の遺跡から見つかった石版に書かれていた、ある金貸しにまつわる物語集。
その物語には「お金を貯めて増やす5つの法則」が語られている。
この5つの法則を実行して財産を作った古代のバビロニア人が、自分の経験を粘土版に文字を刻んで石版に焼いた。
つまり、そんな手間をかけるだけの価値がこの法則にはあると思っていたわけ。
内容は、
・金貸しのアルカドが、バビロニアで巨万の富を築いたある簡単な方法。
・アルカドが教わったという、金貸しアルガミシュの不滅の法則。
・大富豪となったアルカドが息子に与えた試練と5つの黄金法則。
・金貸しメイソンが友人の槍職人に教えた、50枚の金貨を扱う方法。
・元奴隷ダバシアが大商人となった法則。
・元奴隷シャルゥ・ナダが大商人アラド・グラに与えた人生哲学と、その返礼として受けた恩義。
そして、バビロンの法則を実行してみた現代の考古学者シュルーヴィリが、借金だらけの生活から抜け出せたというエピソードもある。
これらの法則は全て同一のもので、要するに、「貯蓄して投資せよ」というもの。
貯蓄の方法は、毎月の収入の10分の1を貯蓄するだけ。
たとえ借金があっても、10分の1は必ず貯蓄。
それを原資に投資を行う。
当時は宝石を輸入したり、不動産を買ったりしたらしい。
この時代に不動産の概念があったのが驚き。
投資には、低リスクなものを選ぶんだそう。
投資の際はその道の専門家に相談しろとも。
正直、投資についてはあまり参考にならない気がする。

バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか