アメリカのアリゾナ大学の研究で、失敗する確率が15%のタスクは最も学習効率が良いと判明。
ただし「機械学習」の話です。
研究では犬と猫をどちらかに分類するタスクを実施。
そのうち15%は失敗するような難易度だと、学習効率が最も高かったとのこと。
更に、0~9を書いた手書き文字70000画像の認識、猿にランダムドットモーションテストをやらせてみると、やはり15%の失敗確率だと学習効率が最も良かったとわかったそうです。
ちなみに、ランダムドットモーションとは、画面に点が流れていて左右どちらに流れているか当てるテストのことのようです。
猿が点が流れている方向を当てると、報酬として餌が貰える訳です。
猿にも当てはまるのだから、人間にも当てはまる可能性は高いんじゃないでしょうか。
経験則的にも、15%くらいの失敗確率になる難しさのほうが何となく学習効率が良さそうな気はします。
100%正答できる課題は易しすぎてつまらないし、半分くらいしか当てられないのは難しいと感じるからです。
これはまあ、学習効率と言うよりも「意欲や関心の持続」の問題ですが。
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