カテゴリー: 医学健康

  • デブになると海馬が萎縮します

    オーストラリア国立大学の研究で、
    太っている人は海馬が1年あたり2%萎縮すると判明しました。

    恐ろしいことに、この萎縮率はアルツハイマー病と同じだそうです。
    この萎縮率は、記憶喪失や気分変動、
    集中力と意思決定力の低下の原因となります。

    対象者は60代の400人で、8年に渡る研究成果とのこと。
    海馬が萎縮していた人は初めから海馬が小さかったのではないそうです。

    研究者は、脂肪細胞が出す免疫系化学物質が、
    海馬の細胞死を促進しつつ細胞誕生を抑制する
    と見ているそうです。

    肥満と認知能力低下に関連があると判明した動物実験もあり、
    この研究はかなり信憑性がありそうです。

    無呼吸症候群とも関係ありそうですね。

  • アルツハイマー型痴呆症の原因物質はアミロイドβ

    アルツハイマー型痴呆症は、
    脳内にアミロイドβというタンパク質が蓄積することで
    脳が萎縮していくのが原因とわかっています。

    アミロイドβには神経細胞を殺す毒性があります。

    このアミロイドβの蓄積を調べるには、
    脊髄に針を刺して脳髄液を採取する必要があります。

    しかし「国立長寿医療研究センター」の研究チームが、
    血液中の少量のアミロイドβを探す方法を開発しました。

    アルツハイマー、血液で判別…兆候表す「目印」

    脳画像診断との一致度は92%以上だそうです。

    事前に手軽にアミロイドβの蓄積を判断できれば、
    早期にアミロイドβの蓄積を阻害する薬を飲めるようになり、
    アルツハイマー型痴呆症の進行を遅らせることができます。

  • 水を2リットル飲むと尿路結石リスクが半減する

    尿路結石は病気による苦痛の中で「三大激痛」と呼ばれています。

    結石は腎臓内でカルシウムが溜まることでできます。
    この結石が尿管に詰まると激痛が起きます。

    毎日水を2リットル以上飲むと、結石ができるリスクが半減します。

    水ではなく、ジュースなどはダメです。

    炭酸人料にはシュウ酸やリン酸を含まれているので、
    炭酸飲料もダメです。

    また赤身の肉や、チョコレート、ナッツ、葉野菜もシュウ酸を多く含みます。

  • 脂肪は脳の老化を遅らせる

    オランダのコペンハーゲン大学の研究によると、
    脂肪が脳の老化を遅らせると判明しました。

    High-fat diet postponing brain aging

    コケイン症候群という急速に老化が進む遺伝病があります。

    この遺伝病を意図的に作り出したマウスを使った実験で、
    高脂肪食を与えたマウスと、与えていないマウスを比較しました。

    すると、高脂肪食マウスは脳の老化が抑制されていたそうです。

    脂肪を分解されるとケトン体という物質が生まれ、
    このケトン体の一種のベータヒドロキシ酪酸が、
    コケイン症候群の進行を遅らせていたそうです。

    そうすると、太っていると脳の老化は遅れるのかもしれませんね。
    ただし太っていると、心臓病などの別のリスクが増大しますが。

  • 大麻の常用で統合失調症になる

    アメリカのメリーランド大学の研究で、大麻を常用すると脳が破壊されると判明しています。

    UNIVERSITY OF MARYLAND SCHOOL OF MEDICINE RESEARCHERS FIND THAT MARIJUANA USE IN ADOLESCENCE MAY CAUSE PERMANENT BRAIN ABNORMALITIES

    大麻使用は短い期間でも脳へのダメージとなり、後遺症となります。
    特に16歳以前から大麻を吸っていると、永久的脳障害を負います。

    大麻を吸うとパラノイアのような症状が現れます。
    これはドーパミンの分泌が少なくなるのが原因です。
    大麻を止めることで、ドーパミンレベルが正常化します。

    大麻批判をすると、なぜかタバコの毒性を引き合いに出す人が現れますが、
    脳へのダメージの話と毒性(発がん性)とは関係ありません。

    日本でも大麻を合法化せよと訴える人が散見されますが、
    こんなの合法化したら、頭がおかしな人が増えるだけです。

    またアメリカでは合法だとか言われても、ここは日本なので関係ない国の話です。

  • 牛乳をたくさん飲むと骨折率や死亡率が高くなる

    スウェーデンのウプサラ大学の研究で、
    牛乳をたくさん飲む人は骨折率や死亡率が高くなることが判明しました。

    Milk intake and risk of mortality and fractures in women and men: cohort studies

    研究では10万人のスウェーデン人が対象となり、
    10~20年間の追跡調査が為されています。

    その調査結果として、
    牛乳の消費量と骨折率や死亡率には関係があると判明。

    女性の場合は、1日3杯以上牛乳を飲む人は、
    1日1杯以下しか飲まない人に比べて、
    1.93倍の死亡率だったそうです。

    骨折については、股関節骨折が最も高く60%多く、
    骨折全般で見ても15%高いそうです。

    ただし男性の死亡率の場合は、
    ほとんど関係が無かったとのこと。
    骨折については関係があるそうです。

    女性の死因にはカルシウム過剰による影響が大きく、
    男性の死因はカルシウムとはあまり関係が無いんでしょうね。

    骨折については男女共に関係があるのは、
    カルシウム過剰で体外にカルシウムを排除しようとし、
    結果的に骨が脆くなるのだと思われます。

  • シフト制は記憶力や認知力が低下する

    シフト制勤務を10年以上続けていると、
    記憶力や認知力が低下する可能性があると、
    イギリスの医学研究で報告されてます。

    Occupational and Environmental Medicine

    シフト制勤務、脳機能の低下と関連か

    シフト制勤務で体内時計が狂うことで、
    循環器の疾患や癌のリスクが上がることは
    以前から関連があると指摘されていたようです。

    研究はフランスのチームのもので、
    1996年、2001年、2006年の3回
    様々な職業について
    「長期記憶」「短期記憶」「処理速度」「認知能力」を検査。

    その結果、シフト制勤務の人に認知機能障害が見られたそうです。
    シフト制勤務が10年以上の場合は、
    6.5年分の加齢と同じ状態となっていたとのこと。

    低下した機能の回復には、
    シフト制勤務を辞めても、5年かかるそうです。

  • 植物状態でも意識は普通の人と変わらない

    植物状態とされる人でも、脳波は普通の人と同じだと判明しました。

    New Algorithms Search for Signs of Consciousness in Brain Injury Patients

    イギリスのケンブリッジ大学の研究で、
    普通の人と患者との脳波を比較することでわかったそうです。

    ただし患者32人中3人が正常な脳波だったとのこと。

    画像は、左が反応のない植物状態患者、
    中央が反応のある植物状態患者、
    右が正常な人の脳波を映像化したものです。

    植物状態でも意識は普通の人と変わらない

    色が赤いと活発な部分で、
    線は左右両脳の連結の強さを表しています。

    今回のテスト内容は不明ですが、
    同じ研究チームが2006年に行った際は
    患者にテニスをやっているところを想像させる
    というテストだったそうです。
    そのときも、23歳の女子大学生が反応を示したんだとか。

    植物状態から回復した人が、
    意識はあったけど、言葉をしゃべりたくてもしゃべれなかった
    と後に証言する事例がいくつも見られるわけで、
    経験則としては意識はあるんだろうと言われてました。

    今回の研究は、その裏付けを取ったことになります。

    身近な例でも、金縛りなんかは
    「意識がある植物状態」に似てると思います。
    頭は目覚めているのに体がまったく動かないで、
    しかし周囲の音や声はちゃんと聞いている。
    そういう感じなのかもしれません。

  • マルチタスクは脳を萎縮させる

    イギリスのサセックス大学の研究によると、
    マルチタスクは脳に害を与えると判明しました。

    Multitasking Physically Shrinks Your Brain: Study

    この研究では「セカンドスクリーン」が調査対象で、
    セカンドスクリーンとは、
    テレビを見ながらノートパソコンを使ったり、
    スマートフォンでメッセージを送ったりする行為です。

    成人75人にマルチタスクのアンケートを実施し、
    MRI検査を受けてもらったところ、
    日常的にマルチタスクを行う人と
    そうでない人とに顕著な違いが見つかったそうです。

    それは、マルチタスク習慣のある人は、
    脳の前帯状皮質という密度が薄くなっていることです。

    この前帯状皮質は、感情のコントロールや
    意思決定、共感、報酬への反応に関与しています。

    従来の研究でも、マルチタスクと注意欠陥とは関係があるとされてきました。
    今回の研究で、実際に脳の部位が薄くなっていたと判明したわけです。

    しかしこれは、
    前帯状皮質が薄いからマルチタスクをしたがる
    とも解釈できるので、完全な証明ではないとのこと。

  • 疲れ目には42度のシャワーが効きます

    疲れ目には42度のシャワーを左右の眼球に3分ずつ、計6分間当てることが有効です。

    ただし、あまり強い (さらに…)