今では有名な説ですが、イスラエルのバール・イラン大学の研究によると、
空腹を保つことで長寿遺伝子「サーチュイン遺伝子」が活性化し、
マウス実験で15%長生きすることがわかったそうです。
サーチュイン遺伝子は欠損することで老化現象が起きるそうです。
また、癌の原因となる活性酸素の抑制や
病原体を撃退する免疫抗体の活性化、
全身の細胞をスキャンして遺伝子を修復する
などの機能も持っているとされています。
1999年のマサチューセッツ工科大学の研究では、
サーチュイン遺伝子を活性化したショウジョウバエは
寿命が30%伸び、線虫は50%伸びたそうです。
実験では遺伝子を操作して活性化したのですが、
実は単に飢餓状態になるだけでサーチュイン遺伝子が活性化すると判明しています。
サーチュイン遺伝子の指令により、
細胞内の老廃物を排除するオートファジーという機能が働き
細胞が若返るのです。
アメリカのウィスコンシン大学の研究では
20年に渡りアカゲザル76頭を飼育し、
カロリー制限をした猿とそうでない猿とを比較。
すると、カロリー制限をした猿の方は38頭中5頭が死亡。
制限のない猿は38頭中14頭が死亡したそうです。
しかも制限ありの猿は、
癌や糖尿病、心臓病、脳萎縮などが少なかったそうです。
一説によると、食事制限をして7週間後にようやくサーチュイン遺伝子が活性化するとか。
ただし栄養バランスは考慮したほうが良さそうです。
