カテゴリー: 医学健康

  • 生鮮マグロで食中毒が増えているのは寄生虫クドアが原因

    クドアという寄生虫は、従来は無害とされていましたが、
    近年増えている生鮮マグロの食中毒は、このクドアの新種が原因のようです。

    ヒラメ刺し身で謎の食中毒 原因は「クドア」

    症状は、体内に入ってから2~3時間のうちに37度~38度の熱が出ます。
    発熱に伴って、倦怠感もあります。
    また、下痢や嘔吐などの典型的な食中毒の症状も出ます。

    死亡例はなく、人から人への感染はありません。

    一過性で数時間程度で治ります。
    ただし子どもや老人、病気に罹っているなどの抵抗力が低い人は注意が必要です。

    クドアの寄生実態調査では、日本産のメジマグロの67%、
    日本産クロマグロの10%がクドアに寄生されていたようです。

    東京都内で発生したクドアが原因と考えられる下痢症について

  • 他人の便を移植したら肥満体質になった

    アメリカの事例で、便を移植する「手術」を受けた女性が、
    手術後に体重が増加してしまい、
    元々普通の体型だったのに肥満体型となったそうです。

    Woman’s stool transplant leads to ‘tremendous weight gain’

    具体的にはBMIが26だったのが、33へと増加。
    日本の肥満学会の定義ではBMI 22が標準体型なので、26はやや肥満に当たります。
    別に普通の体型とは言えないようですが、
    これは日本人基準なのでアメリカでも当てはまるかはわかりません。

    ちなみに、便を移植する手術は大腸炎を治すために行ったものです。
    便の提供者は女性の娘で、娘は元から肥満体型だったようです。

    またマウスの実験では、痩せていたマウスに太ったマウスの便を注入すると、
    痩せていたマウスの体重が増加する現象が見られるとのこと。

    要は、腸内細菌が肥満にも関わっているんでしょうね。
    となると、デブは必ずしも本人の「努力」の問題では無いのかも。

  • 体調を崩しにくいパレオ食とは?

    人が遺伝的に必要としていないものを排除したのが「パレオ食」です。

    パレオ食とは、旧石器時代の人と同じような食生活のこと。
    ※パレオリシック (旧石器時代)の略。

    パレオ食の基本構成は以下の通りです。

    果物やGI値が中程度の野菜(ごぼう、さつまいも、かぼちゃ)
    乳製品やナッツ類
    動物性蛋白質
    良質なオイル
    GI値が低い野菜(ほうれん草、トマト、ブロッコリー、きゅうり、玉ねぎ、セロリなど)

    パレオ食では炭水化物や穀物はほとんど食べません。
    よって、パレオ食には必然的に炭水化物ダイエットと同じ効果もあります。

    ただし体質改善には、パレオ食を4~5年続ける必要があります。

  • サラダ油は癌や認知症の原因となる

    サラダ油に含まれているリノール酸は、
    加熱でヒドロキシノネナールに変わり、
    神経細胞を死なせ、脳の海馬を萎縮させます。

    またリノール酸を過剰摂取すると、
    脳梗塞、心筋梗塞、癌、アレルギーを引き起こすそうです。

    ただしリノール酸は体に必要な栄養素でもあります。
    摂り過ぎがいけないのですが、普段から野菜を食べていれば十分なのです。

    サラダ油は以下の9種類が市販されています。
    菜種、綿実、大豆、紅花、ひまわり、とうもろこし、米、落花生、胡麻。
    この内、使っても害が少ないのは「米」「胡麻」。
    米と胡麻由来の油にはリノール酸が少なく、
    過剰摂取にはなりにくいのです。

    胡麻油には「セサミン」「ガンマ・オリザノール」が含まれていて、
    ヒドロキシノネナールの生成を抑えます。

    また米油を使うにしても、高温処理が最小限のスチームリファイニング、
    胡麻油の場合は焙煎前の生搾りが最も害が少ないです。

    オリーブオイルもリノール酸含有量が10%以下です。
    また抗酸化物質のポリフェノールもたくさん含まれています。
    ただし、収穫後に長期間保存していたオリーブを使い、
    しかも高温で加熱処理しているオリーブオイルもあるので、注意が必要。

    価格が高くて昔ながらの製法のオリーブオイルが良質です。

  • 男性はセロトニンが多いのですぐに仕事に取りかからない

    男性が仕事をすぐに取りかからないのはセロトニンが多いからです。

    一方、女性は計画的に物事を実行するタイプが多いのですが、
    これは女性にはセロトニンが少ないからです。

    男性はセロトニン合成能力が高く、
    セロトニンには物事を楽観的に受け取る作用があり、
    よって、仕事をすぐにやらなくても気楽に構えてしまいます。

    女性は男性に比べてセロトニンの合成能力が50%ほど劣っています。
    よって不安を感じやすく、その分現実的になり、
    仕事も先延ばしにせずにすぐに取りかかろうとします。

    また突発的な出来事を恐れたり、仕事相手への迷惑を考えたり、
    不測の事態に備えてコツコツと準備をします。

  • 若い頃に音楽トレーニングをすると齢をとっても会話の理解力が保たれます

    カナダ・トロントの研究機関Baycrestの研究によると、
    若い頃に音楽のトレーニングを積むことで、
    齢をとっても会話の理解力が維持されると判明しました。

    Early music training prevents loss of listening skills later in life

    研究は、55~75歳の健康な20人を対象にし、
    ヘッドフォンで会話をランダムに再生し、
    話し声の速度を上げて、どこまで聞き取れるかをテスト。

    うち半数は若い頃に音楽トレーニングを受けておらず、
    半数が音楽トレーニングを受けていました。

    実験結果として、音楽トレーニングを受けていたグループは、
    受けていないグループよりも20%速い会話でも聞き取りできたそうです。

    この音楽トレーニングは、フォーマルなもので
    10年間はトレーニングしてないと効果が無いとのこと。

  • ゲームでスリムなアバターを使うとプレイヤーも活発になる

    ゲームでプレイヤーの分身となるキャラクターをアバターと呼びますが、
    このアバターをスリムなキャラクターにすると、
    プレイヤー自身も行動が活発になるとわかったそうです。

    スリムなアバターを使うとプレイヤーまでアクティブになる―米大学調査

    アメリカのカリフォルニア大学の調査で、
    卒業生96人の女性を対象に、テニスゲームを遊んで貰いつつ、
    そのアバターにはランダムな体型を割り当てました。

    そしてそれぞれのプレイヤーのプレイ中の動きを調べると、
    スリム体型のアバターの人は、肥満体型のアバターの人よりも、
    動きが活発になっていたそうです。

    更に肥満体型のアバターをスリム体型に変えると、
    プレイヤーの動きが活発になったとのこと。

    これってダイエットとかにも使えるんじゃないでしょうか?

  • コーヒーにはモルヒネに似ている成分が含まれています

    ブラジリア大学によるマウスの実験で、
    コーヒーの成分にモルヒネと同じ鎮痛効果があるとわかったそうです。

    Why your coffee REALLY gives you a buzz: Protein in caffeine mimics the effect of morphine, claims study

    オピオイドペプチドというアミノ酸配列を持つ物質で、
    モルヒネよりも長時間効果が持続するそうです。

    オピオイドペプチドの代表的な物質は脳内麻薬のエンドルフィン。
    オピオイドペプチドを持つ物質は、脳のオピオイド受容体に結合し、
    意欲、感情、愛着行動、ストレスや痛みの緩和をもたらします。

    昔からの経験則として、コーヒーがストレス解消に効くと言われてましたが、
    実際、ストレスを軽減する物質が見つかったわけです。

  • ジョギングをやり過ぎると男性機能が低下する

    ジョギングをやり過ぎると、
    性欲が低下したり「中折れ」したり、
    朝立ちが無くなったりと、
    男性機能が低下します。

    一般に男性ホルモンの「テストステロン」は
    性欲や男性機能の強化・維持に影響します。
    また運動によって筋肉や骨格を強化しようと分泌が増えます。

    しかし運動をし過ぎるとテストステロンが消費されすぎて、
    性欲や男性機能の強化・維持には使われなくなります。

    よって、ジョギングのみでなくスポーツ全般に同じことが言えますが、
    とりわけジョギングはテストステロンの消費が激しいスポーツとのこと。

    これはマラソン大会の男性ランナーのテストステロン値を調べたところ、
    完走直後に急減少していたそうです。
    元の数値に戻るには2~3ヶ月かかったんだとか。

  • 寒さは風邪の元という俗説が科学的に証明されました

    アメリカのイエール大学の研究で、
    寒さが風邪の原因になることを突き止めたようです。

    「寒さは本当に風邪のもと」、米イエール大が研究発表

    Temperature-dependent innate defense against the common cold virus limits viral replication at warm temperature in mouse airway cells

    元は1960年に行われたネズミを使った実験で、
    一般的な風邪の原因となる「ライノウイルス」を感染させ、
    33度の場合では37度よりもウイルスが早いペースで増殖したと判明。

    この研究を踏まえて、なぜ寒い環境でウイルスが増えるのかを突き止めたようです。

    ライノウイルスは肺よりも鼻で増殖しやすく、
    それは鼻の粘膜の温度が33~35度なのが原因で、
    その温度だと粘膜の上皮細胞の抗ウイルス免疫反応が低下するそうです。