カテゴリー: 医学健康

  • 70%の確率でインスタグラムの写真からAIが鬱病を診断

    アメリカのハーバード大学の研究で、
    インスタグラムの写真から鬱病傾向を読み取るAIが
    70%の確率で診断できるようになったようです。

    インスタグラムの写真でうつ病診断?AIが高確率で正確に診断

    AIが分析した結果、以下の傾向がわかったとのこと。

    ・鬱病の経験者は青みがかった色彩を好む
    ・鬱病の経験者は明度や彩度が低い色彩を好む
    ・鬱病の経験者は画層を加工する際にモノトーンフィルタを好む

    経験則的にはそうだろうなと思う結果ですね。

    ただしAIは膨大な写真から微妙な差異を取り出すという処理が得意で、
    大量の人の中から鬱病傾向を察知するのは人間には真似できない事。

    ちなみにプライマリケア医の診断は42%に過ぎないようです。
    (プライマリケア医とは初期診断を行う「地域医」の事)

    プライマリケア

  • 禁煙法施行で小児喘息が減少

    イギリスで2007年に禁煙法が制定された後、
    小児喘息患者が減少したとの事。
    数年前の記事ですが知らなかったので……。

    経験則としては従来からタバコの影響が疑われてましたね。

    Smoke-free law linked to large fall in child asthma hospital admissions – Imperial College London

    禁煙法制定後に小児ぜんそくの入院患者数が激減しているらしいゾ!英研究

    イギリスで2007年に禁煙法が施行されると、
    その1年後には小児喘息患者が12.3%も減ったとの事。
    その後の2年間では、更に3.4%減少(つまりトータルでは15.7%減少)してます。

    小児喘息患者の減少は都心部や地方など場所を問わず、全国的に見られるとのこと。

    専門家は禁煙法で間接喫煙が減ったのが原因とみています。

    私の父親もヘビースモーカーだったので、
    間接喫煙は大いに関係あると思います。

  • 臍帯血治療とは

    無届けで臍帯血治療を行っていた事で逮捕者が出たので調べました。

    さい帯血無届け投与、販売業者や医師ら6人逮捕

    他人のさい帯血を使った再生医療が無届けで行われていた問題で、愛媛、京都、高知、茨城4府県警の合同捜査本部は27日、茨城県つくば市のさい帯血販売会社「ビー・ビー」社長・篠崎庸雄つねお(52)(つくば市)、医師で東京都渋谷区の「表参道首藤クリニック」院長・首藤しゅとう紳介(40)(東京都品川区)両容疑者ら男女6人を再生医療安全性確保法違反(計画未提出)容疑で逮捕した。

    この表参道首藤クリニックとは、先ほど乳がんで死んだ小林麻央に水素ハイパーサーミアという民間療法を施術していた所です。

    臍帯血とは胎児と母体を結ぶ「ヘソの緒」の内部の血液のこと。

    通常の「臍帯血治療」とは、新生児に輸血が必要な際、
    ヘソの緒の血を輸血に利用する治療をする事です。
    その血は元から新生児の体内に流れていた物なので、
    問題なく輸血に使えるわけです。

    逮捕されたのは、他人の臍帯血を移植するという治療を無届けで行っていたから。
    これは通常「再生医療」として行っています。
    よって、再生医療安全性確保法違反の容疑がかかったわけです。

    臍帯血は通常、出産時に病院側が金を受け取って処理します。
    患者が料金を支払っているわけです。
    恐らくはそれを廃棄せずに、無断で再生医療に使ってたんでしょう。
    そうすると、臍帯血提供者からも再生医療を施術される側からも料金を二重に取れてオイシイ訳です。

    このような他人の臍帯血を移植する治療は
    移植片対宿主病というリスクがあります。

    要するに免疫細胞が異物を拒絶する現象です。

    元々細胞の量も少ないので生着する可能性は低いようです。
    例え正規の届けを出している病院だとしても、効果の程は疑問です。

  • 雷で発作が起きる雷雨喘息がある

    喘息の原因は様々ですが、雷が原因で発作が起きる喘息があると判明したようです。

    雷雨の日にぜんそくの発作が悪化する謎 死者まで出る恐怖のメカニズムが判明

    米ジョージア大学の研究でそのメカニズムを解明。

    それは「ライグラスというイネ科の植物の花粉が多く飛散している時期に嵐が重なると発生する」というものでした。

    その花粉が雨で湿り、更に雷が当たる事で花粉が細かく割れてしまいます。
    通常の花粉は鼻毛に引っかかったりして肺には到達しません。
    しかし雷雨で割れた花粉は肺に到達します。
    それが喘息の原因となっていたとのこと。

    またイタリアでは2010年にオリーブの花粉による雷雨喘息が確認されています。

    となると、植物の種類は問題ではなく、花粉が飛散している事が本質。

    日本では杉の花粉が花粉症の原因として知られていますが、
    恐らく日本人の喘息の原因として有力な候補の1つが花粉じゃないでしょうか。

    日本人の喘息患者は戦後に伸び続けています。
    同様に花粉症の患者も伸びているわけです。
    花粉症と喘息が同じ花粉が原因と考えれば、
    この両者が伸びている事と辻褄が合います。

  • 熱中症予防に部屋の室温や湿度を快適にする

    熱中症の可能性が高まるのは、
    室温が28度以上湿度が70%以上が条件です。

    室温を下げるにはクーラーが一番。
    しかし室外機からの排熱で外は暑くなり、電気代もかかります。
    クーラー稼働時の騒音も寝ている間に気になります。

    またクーラーに慣れていると汗をかかなくなり
    これも急な温度変化に対応できない熱中症のリスク要因となります。
    近年、熱中症で死亡する人が増えているのは、これが原因です。

    よって、クーラーはなるべく使わずに室温を28度以下に下げ
    湿度も快適とされる50~60%を維持するようにします。

    ちなみに湿度が50%以下になると風邪などのウイルスの活動が活発化するので、
    湿度が低すぎるのも問題となります。

    室温を下げるには、窓を2箇所開けて風通しをよくするのが効果的です。
    開ける窓は対角になるようにします。
    そして片方が外気が入る入口となり、もう片方が出口となるようにします。

    更に窓際に扇風機を置くと効果的。

    風が入る側に扇風機を置いて室内に外気を入りやすくします。

    また風の出口側にも扇風機を置いて、
    こちらは扇風機を外に向けて稼働させ、
    熱気が外に排出されるようにします。

    暖かい空気は軽いので、室内の熱気は天井に溜まります。
    できれば、天井の熱気が窓の外に出て行くようにサーキュレータを配置し、風の流れを作ります。
    サーキュレーターは扇風機とは異なり、トルネード型が主です。
    竜巻のように回転しながら進む風だと、長距離まで届きます。
    これが室内の熱気を外に出すのに効果があるわけです。

    窓の外にすだれを設置するのも効果的ですが、
    すだれは劣化して2~3年で使えなくなります。
    冬には取り外すのも手間ですが、
    その手間をかけてでも熱中症を避けられるのならやるべきでしょう。
    冬の時期に保管するのも手間なので、
    いっそ100均で安物を買って設置し、
    シーズンオフには捨てるという「使い捨て」も手です。

    窓に断熱シートを貼ると良いと企業は主張して販売していますが、本当に効果があるのは疑問です。
    なぜなら空気で断熱する仕組みになってないからです。

    消費者庁は業者の効果測定方法を問題視して、措置命令を下しました。
    断熱フィルムめぐる消費者庁の措置命令に執行停止
    措置命令とは誇大宣伝などの改善を要求する事です。

    ただし消費者庁が措置命令を出したのは特定の業者であり、
    全ての断熱シートについての疑義という訳ではありません。

    しかし上述の通り、空気で断熱しないシートではやはり効果は疑問です。

    窓に貼るなら代わりに「ぷちぷち」(気泡緩衝材)の方が効果的です。
    ぷちぷち内部の空気に断熱効果があるからです。

    ただし気泡を含む断熱シートならアリです。
    ぷちぷちとの違いは見た目と光の透過率です。
    ぷちぷちは貧乏くさいのと光を透過しにくいのですが、
    気泡断熱シートは光の透過率を上げる工夫が為されています。

    別に光を通さなくても構わないのなら、いっそアルミ製の断熱シートも。
    アルミが光を反射するので、室内が暖まらなくなります。

    また断熱・遮熱カーテンを設置するといっそう効果的。
    どうせなら、更に「1級遮光」「遮音」効果のあるカーテンがオススメです。

  • 酒は少量でも海馬が萎縮する

    英オックスフォード大学の研究によると、
    酒は少量でも海馬へのダメージとなるそうです。

    Study: Even moderate drinking might be bad for aging brains

    酒の摂取量と認知機能との関係を調べる研究で、
    長年に渡って飲酒量が多い人ほど、認知機能が低下しているとのこと。

    特に脳の海馬が萎縮しているようです。

    従来、酒は少量なら健康によいとされていました。
    しかしこれは、不健康な人を母集団に入れていたのが原因で起きた錯覚。
    不健康な人は基本、酒を飲みません。
    なので、酒を全く飲まない人は不健康な人が多く、
    飲まないよりは少量飲んだ方が健康的と誤解されたようです。

    不健康故に酒を飲まない人を母集団から除外した結果、
    飲酒量と認知機能の低下とは負の相関が見られたとのこと。
    つまり飲めば飲むほど脳機能が低下するわけです。

    結局は飲まない方が健康によいって事ですね。

  • 朝食は摂っても摂らなくても良い

    朝食を摂っても摂らなくても、代謝に変化はないと判明しました。

    The effectiveness of breakfast recommendations on weight loss: a randomized controlled trial

    研究では、朝食を摂るグループと摂らないグループとに分け、
    体重の変化を16週間追跡調査したところ、
    どちらのグループも体重に大きな変化はなく、
    平均で、0.5kg減っていただけだったそうです。

    ただし、別の類似研究では12週間の検証で、体重が減少した人もいるようです。

    The role of breakfast in the treatment of obesity: a randomized clinical trial.

  • 賢者の睡眠サプリの使用感

    大塚製薬が快眠サプリ「賢者の睡眠」を販売してますが、
    見本品2週間分を申し込んだので、飲んでみます。
    その飲み方や効果の記録です。


    大塚製薬 賢者の快眠 睡眠リズムサポート 30包

    まず私の睡眠パターンを説明します。
    平均睡眠時間は4~5時間。
    これは無理に早起きしているわけではなく、目が覚めてしまうだけ。
    熟睡感は全くありません。
    なので慢性的な睡眠不足を感じてます。
    目覚めはいつも悪く、起きてから1~2時間は頭がスッキリしません。
    こういう睡眠パターンがもう20年以上続いています。

    初日 就寝前に飲むサプリですが、寝ようと思って飲んだら寝れず、飲んでから2時間後に就寝。
    目覚めはいつもと変化無し。
    空きっ腹で飲んで胃に負担にならないのかなと思いますが、継続して飲んでみます。
    2日目 飲むのを忘れてしまったw
    3日目 飲んですぐ就寝。目覚めはいつもと変化無し。
    4日目 飲んですぐ就寝。いつも目覚めは悪く、起床後1~2時間は頭がはっきりしないのですが、やはり同様に目覚めはスッキリしません。
    5日目 飲んでから2時間くらい経って就寝。飲んだ時は寝ようとしたんですが、寝付けなかったので夜更かし。目覚めの悪さは変わりません。
    6日目 飲み忘れました。空きっ腹で飲むので逆に目覚めは悪くなる気がするので、飲みたいと思いにくい……。
    7日目 飲み忘れ。というか、根本的に寝る前に何か飲むのはよくないと思うので、飲む気がしないんですよね。
    8日目 飲んですぐ就寝。目覚めはいつもよりは良かった気はします。頭が重い感じが軽減していたような……。
    9日目 飲んですぐ就寝。寝冷えで目覚めたので、悪い目覚めでした。これはさすがにサプリは関係無いですね。これで取りあえずは1週間分。
    10日目 飲んですぐ就寝。目覚めはやはり変わらない。
    11日目 飲んですぐ就寝。目覚めは変わりません。
    12日目 飲み忘れました。寝る直前に飲むので忘れがちなんですよねえ……。
    13日目 飲んですぐ就寝。やはり目覚めの悪さは変わりません。
    14日目 飲んですぐ就寝。目覚めは変わりません。
    15日目 就寝30分前に飲みましたが、目覚めの悪さは変化ありません。
    16日目 飲み忘れました。
    17日目 飲み忘れるくらいならと、就寝2時間前に飲んでみました。目覚めの悪さは変わりません。
    18日目 就寝直前に飲みましたが、目覚めの悪さは変わらず。むしろ空腹のまま何かを飲むのは睡眠の質を下げるような気がします。
    19日目 就寝直前に飲みましたが、目覚めの悪さは変わりません。

    以上で賢者の睡眠サプリの試供はお終い。
    継続購入する気にはなれない代物ですね、正直言って……。

  • 電子タバコも実は有害な物質を含んでいた

    既にずっと前から電子タバコの有毒性が疑われていたようですが、
    アメリカのコネチカット州大学の研究チームが、
    電子タバコもDNAを傷つける有害な物質を発生させていると突き止めました。
    (さらに…)

  • おかゆは実は消化に悪い

    おかゆは実は消化に悪い食べ物。
    正確には「消化に悪い食べ方をしてしまう」という意味。

    おかゆは煮込まれて溶けているので、
    よく噛まずに飲み込んでしまいます。

    普通のご飯ならよく噛んで飲み込むので、炭水化物が細かく破砕されます。
    おかゆは外側が溶けてはいるものの、大部分の原型は保っています。
    もちろん水分を多量に吸ってるので、かなり柔らかいのですが、
    それゆえに噛まずに飲み込んでしまうわけです。

    また噛まないことで唾液の分泌も少なくなります。
    唾液には消化酵素(アミラーゼ、マルターゼ、リパーゼ)が含まれています。
    消化酵素が足りないので、消化に悪くなります。

    アミラーゼはデンプンを加水分解し、ブドウ糖やオリゴ糖、マルトースに変えます。
    マルターゼはマルトースを加水分解してグルコースに変えます。
    リパーゼは脂質を加水分解します。

    逆に言えば、例えおかゆでもよく噛めば問題無いわけです。