おかゆは実は消化に悪い

おかゆは実は消化に悪い食べ物。
正確には「消化に悪い食べ方をしてしまう」という意味。

おかゆは煮込まれて溶けているので、
よく噛まずに飲み込んでしまいます。

普通のご飯ならよく噛んで飲み込むので、炭水化物が細かく破砕されます。
おかゆは外側が溶けてはいるものの、大部分の原型は保っています。
もちろん水分を多量に吸ってるので、かなり柔らかいのですが、
それゆえに噛まずに飲み込んでしまうわけです。

また噛まないことで唾液の分泌も少なくなります。
唾液には消化酵素(アミラーゼ、マルターゼ、リパーゼ)が含まれています。
消化酵素が足りないので、消化に悪くなります。

アミラーゼはデンプンを加水分解し、ブドウ糖やオリゴ糖、マルトースに変えます。
マルターゼはマルトースを加水分解してグルコースに変えます。
リパーゼは脂質を加水分解します。

逆に言えば、例えおかゆでもよく噛めば問題無いわけです。

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