カテゴリー: 医学健康

  • 小麦はハゲの原因になっている

    小麦に含まれるグルテンは、皮膚の炎症を起こすセリアック症(グルテン不耐症)の原因物質です。

    グルテンは頭皮の炎症の原因にもなり得ます。

    頭皮の炎症により、弱った毛根は毛を支える力が弱まり、脱毛症が起きます。

    頭皮の痒みが起きやすいのなら、それはグルテンが原因かもしれません。

    セリアック症は遺伝の関与が強く疑われています。
    セリアック症の近親者にセリアック症が多いからです。

    なので、遺伝的にグルテン不耐症ではない人は小麦を食べても問題ありません。

  • 舌癌で失った顎を3Dプリンタで再生

    米インディアナ州のShirley Anderson氏は、
    1998年に舌癌で顔の下半分の大部分を失ったそうです。
    舌癌で失った顎を3Dプリンタで再生
    その後、粘土で作った「義顎」を装着していたようですが、
    この義顎はとても重く、1日に数時間しか着けられなかったんだとか。

    そこで近年の3Dプリンタ技術で、軽くて顔にフィットする義顎をしたそうです。

    動画では元の顔がわかるけど、結構不気味ですね……。
    義顎を着けるとパッと見は普通で、粘土製の義顎に比べて薄い感じ。
    3Dプリント技術のみならず、軽くて丈夫な素材自体の進化もあるんでしょうね。

    The Shirley Technique: A Cancer Survivor Receives a New Jaw

  • 偏頭痛は緑色のサングラスで痛みが軽減される

    米ハーバード大学医学部とベス・イスラエル・ディーコネス医療センターの共同研究チームによると、
    緑色のサングラスには偏頭痛の痛みを緩和する効果があると判明したようです。

    The key to easing migraines, wear SUNGLASSES: Lenses that only allow narrow band of green light through ‘could relieve pain’

    グリーン系レンズのサングラスが片頭痛を緩和してくれることが判明(米研究)

    偏頭痛の原因はセロトニンの過剰分泌とその後の不足というのが通説。
    セロトニンは脳内の血管を収縮させますが、
    過剰分泌後にセロトニンが脳内から少なくなり、今度は不足すると、
    血管が拡張してしまい、その血圧で頭がズキズキ痛むとされています。

    その副作用として、光に過敏になる「羞明」が現れます。

    緑色のサングラスで緑の光をカットすることで、この羞明が抑えられるとのこと。

    通常のサングラスは緑色の光をカットする効果は弱く、
    緑色のサングラスで緑色の光をより多くカットする方が効果が高いそうです。

    となると、緑色を感知する色覚細胞が脳に電気信号を送る仕組みに、
    偏頭痛の痛みを助長する何かがあるんでしょうね。

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  • コーヒーを飲むと自殺率が50%低下する

    ハーバード大学の研究によると、
    コーヒーを飲む習慣があるとそうでない場合よりも、
    自殺率が50%低下するとのこと。

    Coffee drinking tied to lower risk of suicide

    研究では「Health Professionals Follow-Up Study」で1988年から2008年の43599人の男性のデータを、
    「Nurses’ Health Study」で1992年から2008年までの73820人の女性のデータを、
    「Nurses’ Health Study II」で1993年から2007年までの91005人の女性のデータを採取。
    その後、277人が自殺していたそうです。
    1日2〜3杯または1日400mgのカフェインを摂ると自殺リスクが減るとのこと。

    コーヒーのポリフェノールやカフェインが、
    セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどの
    「抗鬱」作用がある物質の生産に寄与するらしいです。

  • 歯を失うと記憶力も運動能力も低下する

    イギリスのユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの研究で、
    60歳以上の被験者3166人を10年追跡調査したところ、
    歯を失った人はそうでない人よりも、認知機能が10%衰えていたそうです。

    「歯」を失うと、記憶力も運動能力も失う:研究結果

    この認知力テストは、10個の単語を聞いてもらい、
    10分後にその単語を思い出してもらうというもの。
    全歯欠損者はテストの成績が10%低かったそうです。

    また、24メートルの距離を歩いて歩行速度を測ると、
    全歯欠損者はそうでない人よりも速度が遅かったとのこと。

    歯の損失は貧困層ほど多かったので、
    経済的余裕があれば歯医者で歯のメンテナンスをできるでしょうから、
    歯を失うリスクも低いでしょうね。

    研究者は全歯欠損が咀嚼力の低下となり、
    消化力が衰え、栄養吸収効率が悪化することで、
    身体機能も低下すると考えています。

    また口内の炎症も起きやすくなり、
    免疫機能絵の負担も増大するのでしょう。

  • 植物状態から意識を取り戻す可能性をグルコース代謝で判定

    コペンハーゲン大学とイェール大学の研究で、
    脳にダメージを受けて植物状態となった患者が
    意識を取り戻す可能性を簡単に検証できる手法を開発したようです。

    The Minimal Energetic Requirement of Sustained Awareness after Brain Injury

    This Simple Test Can Predict Whether a Comatose Patient Will Ever Wake Up

    それは脳が消費しているグルコース(砂糖)の量を調べること。

    研究では131人の植物状態の患者に
    FDG-PET(フルオロデオキシグルコース・陽電子放射断層撮影)を行い、
    脳内のグルコース代謝を調べたそうです。

    グルコース代謝が通常の42%以下の場合は、1年以上経っても目覚めず、
    それ以上の場合は94%の患者が1年以内に目覚めたとのこと。

  • タバコの三次喫煙は年単位の被害になる

    タバコの煙に含まれる有毒物質は室内の衣服やカーテンなどの化学繊維と結合し、有毒なガスを発生させるそうです。

    これらの有毒なガスには発癌性があるとのこと。

    タバコを吸っている人が使っている物には煙の臭いが染みつきますが、
    あれは煙の成分がその物質と結合してガスを発生させていたわけですね。

    アメリカのカリフォルニア大学リバーサイド校の実験によると、
    ニコチン、ニトロソアミン化合物などの有毒物質が数十倍に増えるとのこと。

    Thirdhand cigarette smoke: factors affecting exposure and remediation.

    実験では綿とポリエステルを比較。
    煙に晒してから19ヶ月後に成分を抽出。
    綿はポリエステルに比べて、ニコチンが41倍、ニトロソアミンが78倍になっていたそうです。

    別の実験ではマウスを三次喫煙状態に晒したところ、様々な疾患が現れたそうです。

    Cigarette smoke toxins deposited on surfaces: implications for human health.

    肺の粘膜での過剰なコラーゲン生産で炎症性サイトカインが増加し、喘息などを発症。
    肝臓では非アルコール性脂肪肝疾患、肝硬変および癌の発症。
    マウスを傷つけてみると、人間の喫煙者同様に、傷の治りが遅くなることも確認。
    また「多動」の症状も見られたとのこと。

  • アトピー性皮膚炎はプロテアーゼが増加する遺伝病

    理化学研究所の実験で、アトピー性皮膚炎の原因がプロテアーゼの増加だとわかったようです。

    アトピー性皮膚炎モデルの原因遺伝子を解明

    実験では突然変異でアトピー性皮膚炎になったマウスを使い、その遺伝子変異を調査。

    すると「JAK1」というサイトカインのシグナル伝達因子を司る遺伝子が変異していたと。
    サイトカインは免疫や細胞分裂、炎症に関する物質のこと。
    シグナル伝達因子とは、その物質の増加や変化を別の細胞や組織に伝達する物質のこと。

    このJAK1の変異により、リン酸化酵素のキナーゼ活性が増加し、プロテアーゼが増加。
    キナーゼ活性とは物質からリン酸基を奪って別の物質へ転写すること。

    プロテアーゼとは、タンパク質を壊すタンパク質の総称。
    皮膚のプロテアーゼ増加で皮膚のバリアが壊れ、痒みを生じるとのこと。
    本来の働きは、古い皮膚細胞を剥がす役割があるそうです。

    となると、アトピー性皮膚炎は実は遺伝病だったとなりますね。
    従来からも片親がアトピーだと遺伝率30%、両親がアトピーだと50%
    と言われていたようで、遺伝子の影響は疑われていたようです。

    遺伝子治療でもしない限り、完治はしなさそう。
    プロテアーゼ抑制物質を皮膚に塗るというような、対処療法の目処にはなるでしょう。

  • ダイエット成功の鍵は食欲抑制ホルモン

    コペンハーゲン大学の研究で、
    ダイエットに成功するか失敗するかは、食欲抑制ホルモンが左右していたと判明。

    New research: Obese people can maintain stable weight loss

    ダイエットを始めた人を1年間追跡し、血中のホルモン濃度を調査。
    始めのうちは「飢餓ホルモン」が優勢なので食欲が増すそうです。
    しかし時間が経つにつれ「食欲抑制ホルモン」が増加し、次第に食べる気がなくなるとのこと。
    そして1年経つとその状態が当たり前となり、その体重をキープできるようになるそうです。
    ただし、食欲抑制ホルモンを増やすにはどうすればいいかは不明なままです。
    ダイエットを続けるとそうなるとしか説明されてません。

  • エコノミークラス症候群の予防方法

    震災で車中泊を強いられる人には、エコノミークラス症候群で死亡する人すら出ているようです。

    エコノミークラス症候群とは、旅客機のエコノミークラスが語源。
    エコノミークラスの乗客に多い病気なので名付けられたようです。

    その症状は、血中に血栓が出来て血栓が脳の血管を詰まらせ、脳梗塞を起こすというもの。

    エコノミークラスでは足を曲げて窮屈な姿勢で長時間を過ごすので、
    足の血行が悪化し、血栓が出来やすくなります。
    この状態で旅客機が目的地へ着くと、急に歩き出すことになり、
    足に溜っていた血栓が上半身へ上ってしまい、
    ついには脳に到達して、脳の血管を塞いでしまうのです。

    震災による車中泊でも窮屈な姿勢で長時間を過ごすことになります。
    エコノミークラス症候群と同様の血栓が出来てしまうのです。

    エコノミークラス症候群の予防には、足のマッサージが有効。
    また「貧乏揺すり」も実は効果的。
    足を組めるスペースがあるなら、適宜足を組み替えるのも。

    避難時には難しいと思いますが、水分を十分に取ること。
    ただしジュースやコーヒーは逆効果。

    足に血栓が出来ると、足の内部に鈍痛が起きます。
    鈍痛が起きている部位を揉んだりすれば、血栓がほぐれます。