カテゴリー: 医学健康

  • 体を拭いたバスタオルには雑菌が繁殖しています

    衛生微生物研究センターの調査によると、
    体を拭いたバスタオルには雑菌が10センチ四方に500個、
    バスタオル全体では2万5千個の雑菌が付着していました。

    このバスタオルを24時間放置すると、
    10センチ四方に雑菌が40万個に増えていました。

    更に3日放置すると10センチ四方に雑菌が1100万個。
    7日経つと、10センチ四方に雑菌が3000万個に増えていました。

    このように雑菌が急増するのは、
    バスタオルに付着した垢や皮脂が雑菌の栄養になるからです。
    お風呂に入って体を綺麗にしても、
    バスタオルに付着した雑菌を体に付けることになります。

    体の免疫力が低下している時にこのような汚いバスタオルを使うと、
    傷口が化膿したり、ニキビが悪化する原因となります。

  • ショートスリーパーは遺伝子が変異していた

    2009年に行われたカリフォルニア大学の研究によると、
    ショートスリーパーは遺伝子が変異していたと判明したそうです。

    The people who need very little sleep

    変異していたのは、DEC2という遺伝子。
    研究者はこのDEC2の変異により、
    普通の人よりも脳の情報整理が短時間で済むと予想しています。
    リンク先の記事には記述がありませんが、
    脳内の疲労物質も速やかに排出されているはずです。
    あるいは疲労物質の分解機能が優れているんじゃないかと予想してます。

    ちなみにショートスリーパーとは、短時間睡眠でも問題なく健康な人のこと。
    鬱病などで結果的に眠れないという人は違います。
    ショートスリーパーは短時間睡眠でも、
    精神にも肉体にも何の問題も起きないのです。
    また無理に起きているわけでもなく、自然に短時間で目覚めるのです。

    研究者は普通の人でも睡眠の質を改善できると主張しています。
    その方法は、毎日決まった時間に起きることです。
    決まった時間に起きることで体が起床時間を覚えて、
    生活のリズムが崩れにくくなるとのこと。

  • 液体絆創膏は浅い傷にしか使えません

    液体絆創膏は傷口を接着剤のようにくっつけて治療する液体です。

    サカムケアという塗り薬が市販されています。


    【第3類医薬品】サカムケア 10g

    傷口を塞ぐことで、内側を保護します。
    ただし浅い傷にしか使えません。

    このサカムケアを傷口に塗ると、かなりの激痛がします。
    臭いはシンナー臭い臭いです。

    なのであまり利用をおすすめできません。
    名称通り、サカムケ程度の小さな傷用ですね。

  • 湿潤療法で傷を治すキズパワーパッド

    傷跡を乾かして「かさぶた」を作って傷を治す方法に対して、
    傷跡を乾かさずに湿ったままにし、かさぶたを作らない治療法を「湿潤療法」といいます。

    湿潤療法は傷の治りが早いのですが、
    その代わりに傷口に膿が出ることが多いです。

    一方、かさぶたを作って治す方法は、傷が治るのが遅くなり、
    しかも傷跡が醜く残ることも多いです。

    湿潤療法で治すには、サランラップを適度な大きさに切り、
    傷口を水で洗ってから傷口をラップで覆い、
    四方をテープで止めて傷口が乾かないようにすれば良いです。

    その手間を省けるのが「キズパワーパッド」。

    キズパワーパッドは「ハイドロコロイド素材」で出来ていて、
    この素材が水分を吸収して膨らみ、傷口に密着します。
    密着することで傷口の乾燥を防ぎます。
    またポリウレタンフィルムが外部から細菌が侵入するのを防ぎます。


    BAND-AID(バンドエイド) キズパワーパッド ふつうサイズ 10枚

  • スキニージーンズは下半身がダメになる危険なファッション

    スキニージーンズは体を圧迫してしまい、様々な病気の原因となります。

    ・膀胱炎
    スキニージーンズが下腹部を圧迫することで膀胱に熱が溜まります。
    その結果、膀胱内が細菌が増殖しやすい温度になり、炎症を起こすのです。

    ・神経麻痺
    スキニージーンズの圧迫で下半身の神経が麻痺します。
    その結果、歩行困難になったり、つま先の感覚が無くなったりします。

    ・コンパートメント症候群
    スキニージーンズの圧迫で血流が阻害され、筋肉や腱が壊死する症状です。
    通常は打撲や骨折などが原因で起きます。

  • 大腸菌には癌細胞を殺す作用がある

    ドイツのヘルムホルツ感染研究所の研究で、
    大腸菌には癌細胞を殺す作用があるとわかったようです。

    Induction of CD4+ and CD8+ anti-tumor effector T cell responses by bacteria mediated tumor therapy.

    癌の内部では細胞が急速増殖しているせいで酸素不足となっており、
    癌の内部に嫌気性細菌の大腸菌を植え付けることで、
    大腸菌が癌細胞よりも早く内部で増殖し、
    癌の成長を阻害して癌を消滅させるとのこと。
    ちなみに、嫌気性細菌とは酸素が無くても増殖できる細菌のことです。

    この現象は、実は150年も前に知られていたとのこと。

    今回の研究ではマウスを使った実験でそのプロセスを分析したそうです。

    ネズミに癌細胞を植えて、成長した後に大腸菌を注入。
    すると癌が消滅しました。
    同じネズミに再び癌細胞を植え付けると、癌は成長できずに消滅。
    これは免疫系が癌の特徴を記憶して、癌を速やかに排除した結果とのこと。

    このマウスの免疫細胞を殺し、癌を植え付けてから大腸菌を注入した場合は、
    癌は消滅せずに成長し続けました。
    この事から、大腸菌が直接癌細胞を攻撃しているのではないとわかったわけです。

    このプロセスの詳細の検証のために、
    免疫細胞の「キラーT細胞」と「ヘルパーT細胞」の2種類の細胞を抽出し、
    別のマウスに注入してから癌細胞を植え付けると、
    このマウスでも癌細胞は成長できずに消滅。
    免疫細胞が癌の特徴を記憶して癌を排除した確認できたわけです。

    以上の実験結果から、
    大腸菌は免疫細胞が癌の特徴を記憶する手助けをしていると、
    研究者は見ているようです。

    癌治療はRNAウイルスを使った治療法の研究が確実かと思ってましたが、
    大腸菌治療法の方がコスト的にも安全性でも
    優れた治療法ではないかと思います。

  • ヘビメタは怒りを鎮める作用がある

    豪クイーンズランド大学の研究で、
    ヘビメタには怒りを鎮める作用があるとわかりました。

    Extreme metal music and anger processing

    調査対象は日頃からヘビメタを聞いている18~34歳の39人の男女で、
    ヘビメタを聞いている時にわざと怒らせるようなことを言ったりしたりすると、
    ヘビメタを聞いている場合は、黙って耐えているよりも怒りが鎮まったそうです。

    怒りが鎮まった判断は、客観的な心拍数とその人の主観的な感想とのこと。

    ただし対象数が少ないのと、日頃から聞いている好きな音楽なのでこういう結果になったのかもしれません。
    ヘビメタを聞かない人でも同様の効果があるか、追試が必要かと。
    もしかしたら、怒っている時は好きな音楽を聞くと怒りが鎮まるだけかもしれません。
    音楽の種類は関係ないかもしれません。

  • 人間の皮膚は肉眼では見えないブラシュコ線で覆われている

    ブラシュコ線とは、受精卵が分裂成長する際に、
    皮膚細胞が増殖した方向の痕跡のことです。

    人間が受精卵の細胞分裂から成長して人の形に育つ間に、
    その細胞群同士がお互いに引っ張り合ったりした結果生じる
    皮膚上の線のような構造のことです。

    ドイツの皮膚科医アルフレッド・ブラシュコが1900年代に、
    多くの皮膚病患者の症状が線状に現れることを報告し、
    ブラシュコ線と名付けられました。

    このブラシュコ線は肉眼では見えず、
    紫外線を当てることで見えるようになります。

    しかし、皮膚炎など皮膚の病気にかかると、
    ブラシュコ線に沿って皮膚の症状が現れるので、
    この時に線のような構造が肉眼で見えるようになります。

    人間の皮膚は肉眼では見えないブラシュコ線で覆われている
    以下の画像検索で見つけた画像です。
    ブラシュコ線

    俗に言う皮膚上を流れる電気(生体電流)とは、
    このブラシュコ線に沿って発生している静電気ではないかと思います。

  • 水を飲み過ぎると水中毒になります

    水中毒とは、水の摂取量が排出量を超えて
    血中のナトリウム濃度が低下する現象です。

    ナトリウム濃度が低下すると、疲労感や頭痛、吐き気が出ます。
    精神科に入院している患者のうち、10~20%に多飲があるそうです。
    また3~4%が水中毒とのこと。

    更に重症となると、血液が真水に近づいて脳浮腫になったり、
    昏睡や痙攣を起こして死にます。

    人間の腎臓の利尿速度は毎分16ミリリットルです。
    これを上回る水の摂取は慎みましょう。

    成人の1日の水の摂取量の目安は2.5~3リットルです。
    もちろん食事で摂る水分も含みます。
    人の膀胱は250ミリリットル程度尿が溜まると尿意を感じます。
    1日の摂取量から言って、1日に6~7回はトイレに行くのが目安です。

    水を大量に飲むダイエットなどはやめるべきです。

    水は喉が渇いたときに飲んだほうが良いのですが、
    汗をかいている場合は脱水症の予防として予め飲むほうが良いので、
    ケースバイケースで対応すべきです。

    また汗をかいた時はただの水ではなく、
    経口補水液や塩分を含む飲料水を飲むほうが効果的です。

  • 発酵食品を食べると社会不安が軽減します

    アメリカ・バージニア州のウィリアム・アンド・メアリー大学の研究によると、
    発酵食品を食べると神経症傾向が低下すると判明しました。

    Fermented foods, neuroticism, and social anxiety: An interaction model

    研究では700人学生を対象に、発酵食品と日頃のエクササイズについて質問。
    その上で「神経症傾向」をテストしました。
    すると「エクササイズ量が多い学生ほど不安や緊張を感じない」
    「発酵食品を食べる学生ほど社会不安がない」と判明。

    これは腸内細菌が幸福ホルモンの「セロトニン」を増加させる作用があり、
    発酵食品で腸内細菌の環境が良くなるのと、
    脳の炎症が抑えられることが関係していると研究者は見ています。

    初めは因果関係が逆じゃないかと思ったのですが、
    腸内細菌への影響を考えると、確かに発酵食品が精神に影響を与えるのはあり得ると思います。