カテゴリー: 認知症

  • チョコレートには認知症予防効果がある

    愛知学院大学と、蒲郡市、株式会社「明治」の共同研究で、
    チョコレートに認知症を予防する効果があるとわかりました。

    チョコレートに認知症予防の可能性…蒲郡市・愛知学院大学・明治が発表

    研究方法は、45歳~69歳までの347人(男性123人、女性224人)に
    1ヶ月間、高カカオポリフェノールのチョコレートを食べてもらいました。
    その後、血液成分を調べると、
    血圧の低下、善玉コレステロールの増加、血管壁の柔軟性の向上が見られました。

    更に「追試」を行ったところ、
    脳由来神経栄養因子「BDNF」の増加が見られたとのこと。

    チョコレートに含まれるカカオポリフェノールが、
    BDNFを増加させ、脳細胞の維持や再生を促進します。

    これはカカオポリフェノールが脳血流を良くし、
    抗酸化作用で脳神経の酸化ストレスを低下させ
    BDNFが増加するからとのこと。

    なので、カカオポリフェノールを含む食品なら、チョコレート以外でも同じです。
    例えばココアとか。

  • パソコンでネットを利用していると認知症リスクが減る

    アメリカの国立老化研究所の研究によると、
    パソコンでネットを見たりゲームをする習慣のある老人は、
    認知症になるリスクが53%低かったとのこと。

    Can Arts, Crafts and Computer Use Preserve Your Memory?

    研究は256人の平均年齢87歳の老人を対象とし、
    4年後に認知症の検査を行ったようです。

    絵や彫刻などの芸術活動をしていた人は、
    そうでない人よりも認知症を発症していた人が73%少なかったそうです。

    また木工や陶芸をしていた人は45%低く、
    パソコンでネットを見たりゲームをする人は53%低かったとのこと。

    日常的に頭と指を使うことが鍵じゃないでしょうか。
    ピアニストも認知症になりにくいと聞いたことがありますし。

  • これをしないと記憶力が低下しやすい4つの習慣

    以下の4つの習慣がない人は、記憶力が低下しやすいそうです。

    • 有酸素運動の習慣が無い
      有酸素運動は記憶に関する脳の一部への血流を良くします。
      有酸素運動をする習慣が無いと、この部位への血流が滞りがちになります。
    • 新しい物事に挑戦しない
      新しいことに挑戦する習慣の無い人は、脳への刺激が少ないので、
      脳の情報処理力が落ちていきます。
      ラットの実験でも、刺激が多い環境で生活していると脳の情報処理力が高まるとわかっています。
    • 他人と会う習慣がない人
      アルツハイマー型痴呆症になりやすい人は、他人に会う習慣がありません。
      ひとりで生活している人は他人と同居しているよりも、
      8倍もアルツハイマー型痴呆症になりやすいそうです。
    • スケジュール帳を着ける習慣が無い
      予定を管理し、計画的に行動する毎日を送っていると、
      脳の情報処理や記憶力の低下予防に効果があります。
      ToDoリストを作ったり、予定を書くときに段取りを意識的に書くようにします。
      これは結果的に時間の節約にもなります。
  • 瞑想をすると認知症リスクが低下する

    カルフォルニア大学ロサンゼルス校の研究によると、
    瞑想をする習慣のある人は加齢に伴う記憶力の低下が緩やかになるそうです。

    Forever Young(er): potential age-defying effects of long-term meditation on gray matter atrophy

    研究では、瞑想をする人50人と、しない人50人を調査。
    被験者は24~77歳で、瞑想経験は平均20年。
    両者の脳をスキャンして萎縮の度合いを比較したそうです。

    どちらのグループも加齢による萎縮自体は起きていたのですが、
    瞑想をする習慣のあるグループでは、萎縮の度合いが少なかったそうです。

    特に「灰白質」という情報処理の中核的な部位に違いがあり、
    ここが萎縮するとボケや記憶力低下が起きるようになります。

    瞑想でストレスを軽減できますから、
    ストレスの蓄積の差が、灰白質の萎縮の差になっているんじゃないでしょうか?

  • 魚を週一回食べると記憶力が向上します

    オメガ3脂肪酸は抗酸化作用で美容に良いとか
    鬱病にも効くとされていますが
    記憶力にも影響があるようです。

    アメリカの国立ガン研究所の研究によると
    週一回魚を食べる人は食べない人と比べて
    脳の記憶を司る領域が、4.3%大きくなり
    認知機能を司る領域も、14%大きくなっていたそうです。

    Regular Fish Consumption and Age-Related Brain Gray Matter Loss

    元は認知症の研究とのことで、
    対象者は260人の65歳以上の男女。

    このとき焼き魚を食べている場合は関係無かったとのこと。
    報告では生焼けにしたほうがオメガ3脂肪酸が壊れずに残るそうですが、
    魚を生焼けでは食べたくないですよね。
    寄生虫を殺せないので。

    あとオメガ3脂肪酸のサプリを飲んでも無意味とのこと。
    タンパク質やセレン、鉄、イオディン、亜鉛といった成分が必要らしいです。
    サプリを飲むなら、マルチビタミン剤とかでしょうか。

  • 牛乳が認知症予防に効果

    明治と久山生活習慣病研究所の共同研究で、
    毎日1杯の牛乳が認知症予防に効果があるとわかったそうです。

    牛乳が認知症予防 「毎日1杯」有効 明治など食事調査

    調査は、1000人の60歳以上のお年寄りに対して
    17年間に渡る食事内容の聞き取り調査を行い、
    乳製品や牛乳を常食している量に応じて4つのグループに分類。

    最も摂取量の多いグループでは、
    認知症発症割合は最も少ないグループの6割低かったそうです。

    認知症の検査方法は、
    書類を書くなどの日常の生活機能を調べてとのこと。

    この調査では明治が介入しているので、
    乳製品の効果へのバイアスがかかっているかもしれません。

    また他の食品との相関関係が不明なままで、
    本当に乳製品が関わっているのかわからないので注意が必要です。

  • デブになると海馬が萎縮します

    オーストラリア国立大学の研究で、
    太っている人は海馬が1年あたり2%萎縮すると判明しました。

    恐ろしいことに、この萎縮率はアルツハイマー病と同じだそうです。
    この萎縮率は、記憶喪失や気分変動、
    集中力と意思決定力の低下の原因となります。

    対象者は60代の400人で、8年に渡る研究成果とのこと。
    海馬が萎縮していた人は初めから海馬が小さかったのではないそうです。

    研究者は、脂肪細胞が出す免疫系化学物質が、
    海馬の細胞死を促進しつつ細胞誕生を抑制する
    と見ているそうです。

    肥満と認知能力低下に関連があると判明した動物実験もあり、
    この研究はかなり信憑性がありそうです。

    無呼吸症候群とも関係ありそうですね。

  • アルツハイマー型痴呆症の原因物質はアミロイドβ

    アルツハイマー型痴呆症は、
    脳内にアミロイドβというタンパク質が蓄積することで
    脳が萎縮していくのが原因とわかっています。

    アミロイドβには神経細胞を殺す毒性があります。

    このアミロイドβの蓄積を調べるには、
    脊髄に針を刺して脳髄液を採取する必要があります。

    しかし「国立長寿医療研究センター」の研究チームが、
    血液中の少量のアミロイドβを探す方法を開発しました。

    アルツハイマー、血液で判別…兆候表す「目印」

    脳画像診断との一致度は92%以上だそうです。

    事前に手軽にアミロイドβの蓄積を判断できれば、
    早期にアミロイドβの蓄積を阻害する薬を飲めるようになり、
    アルツハイマー型痴呆症の進行を遅らせることができます。

  • ちょっとした物忘れは認知症の予兆

    アメリカのケンタッキー大学の研究によると、
    認知症を発症した人はその12年前の間に、
    買い忘れ、物の置き忘れ、電気の消し忘れなどの
    ちょっとした物忘れがあったそうです。

    この調査期間中に6人に1人が実際に認知症を発症。
    そのうち80%が平均9年前から物忘れが起きていたそうです。

    Tiny memory lapses such as forgetting to switch off a light? Dementia could hit you in just 12 years

    軽度の物忘れは誰にでも老化現象として起きますが、
    頻繁に起きるようなら病院で診てもらったほうが良いそうです。

  • 公務員や教師は認知症になりやすい

    認知症の専門医「長谷川嘉哉」氏の著作によると、
    認知症になりやすい職業は「公務員」「教師」だそうです。


    公務員はなぜ認知症になりやすいのか (幻冬舎新書)

    なぜ公務員や教師が認知症になりやすいのかというと、
    公務員や教師は感情をあまり表に出してはいけない職業だからだそうです。

    認知症は記憶を司る海馬が萎縮しますが、
    感情を司る扁桃核が興奮することで、海馬も刺激されます。
    感情表現が乏しい人は、海馬への刺激も乏しいわけです。

    よって、日頃から感情が豊かな人は、
    それだけで認知症の予防になっています。

    また認知症の原因として、糖尿病もあるそうです。
    よって、糖質を取り過ぎている人は、認知症になりやすいとのこと。

    認知症の危険度は以下の項目に当てはまるかどうかでチェックできます。
    以下の点数が5点以上は注意とのこと。

    ●公務員など、感情を表に出しづらい仕事だ +1点
    ●前例主義でマニュアルを大切にするタイプだ +1点
    ●家計の管理を妻に任せっきりにしている +1点
    ●肉をあまり食べない +1点
    ●ラーメンにはチャーハンをつけたい派である +1点
    ●仕事はデスクワーク中心&運動する習慣がない +1点
    ●家族に認知症になった人がいる +1点
    ●自営業orフリーランスである -1点
    ●料理をするのが好きだ -1点
    ●ブログを書いている -1点

    ちなみに家計の管理を人任せにするのがいけないのは、
    金のことを考えることで、一喜一憂が生まれるからです。

    ブログが認知症予防に良いのは、
    ブログを書くことで、次のネタを探そうとして、
    それが脳の刺激になるからです。