京大とハーバード大学やニューメキシコ大学の研究でサイコパスほど嘘を付くのが早いと判明。
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カテゴリー: サイコパスの特徴
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(書評)良心を持たない人たち
「良心を持たない人たち」はサイコパス関連本で有名な本のひとつです。
25人に1人がサイコパスだと主張しています。
ただし東洋では0.03%~0.14%程度とのこと。
私は非犯罪的サイコパスはもっと多いと感じているのでこの低すぎる数値には納得しませんが、ここは書評なので措きます。
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サイコパスに遭遇したらどうすればいいのか
サイコパスに遭遇したら、さっさと逃げるのが吉です。
治らないものを治そうとしてはいけないのです。
あなたが疲弊するだけです。
そんな試みは徒労に終わるでしょう。
サイコパスの矛盾点について疑問点を問うだけでも、
どんな陰湿な報復を受けるかわかりません。
サイコパスから心理的物理的虐待を受けていたら、
羞恥心を顧みずに外部に助けを求めた方が良いのです。
サイコパスはたいてい魅力的です。
あなたが人を表面的にしか見ないタイプなら、
容易にサイコパスの餌食となるでしょう。 -
神経科学者が自分の脳を調べたらサイコパスだった
神経科学者のジェイムズ・ファロンは大学の研究の一環として、色々な人の脳波パターンを調べていたそうです。
そのうちのある脳スキャン画像を見た際に、サイコパスの構造的特徴を持つ画像を発見。
その画像の主を調べたところ、なんと自分の脳スキャン画像だったとのこと。
2013年の記事なのですが、割りと有名な話のようです。
The Neuroscientist Who Discovered He Was a Psychopath
神経科学者が自分の脳を調べたらサイコパスだったことが発覚

サイコパスは共感性やモラル、自制などに関係している前頭葉や側頭葉の活動が低い傾向があるそうです。
ジェイムズ・ファロンは「前頭葉や側頭葉の精神病質が殺人行動に影響する」という仮説を疑い、自分の遺伝子を検査。
しかしその結果は、攻撃性や暴力性、低い共感性という結果となったそうです。
そこで自分の家族を調べたところ、過去に父親と継母殺害で捕まった人物が母方の家系にいたとのこと。
しかしジェイムズ・ファロン自身は犯罪とは縁がなく、普通に結婚して幸せな家庭を築いていることから、
サイコパスには遺伝要因の他に環境要因もあると主張しています。
ここでジェイムズ・ファロンが言うサイコパスとは、犯罪的サイコパスのことでしょう。
彼は非犯罪的サイコパスになる可能性もあったと思いますが、
育ちのおかげでその素質は芽生えずに済んだようです。
ジェイムズ・ファロンはその思索過程を本としてまとめ、出版しています。
邦訳もあります。
サイコパス・インサイド―ある神経科学者の脳の謎への旅 -
非犯罪的サイコパスの定義
非犯罪的サイコパスには、まだ固定的な定義は無いようです。
有名なロバート・D・ヘアの定義は犯罪的サイコパスの定義で、非犯罪的サイコパスの定義ではありません。
精神科医のクレックレーはとあるビジネスマンをモデルに成功したサイコパスがいると主張し、
その著書「The Mask of Sanity」にて以下の(非犯罪的)サイコパスの特徴をあげています。
上辺だけの魅力
不正直
ナルシスト
感情の欠落
後悔の念を持たない
信頼性の欠如
先見性を持たない
日本にも非犯罪的サイコパスと言っても良い定義を試みている人もいます。
その定義を引用します。
(http://www.kakusei-gold.com/article/14984663.htmlより)
・他人の悪口を『あなただけに話すけど』と言う。
(複数の人に同様の手口を使う)
・悪口の対象者となる人物と親しく接することができる
(悪口を言われている人は、自分が悪口を言われているなんて信じることができないでしょう)
・悪口を言った相手に責められることがあっても、涙を流して丸め込むことができる。
(人が同情を寄せるポイントを本能で理解している)
・自分に関係するすべての人間をまずは批判する
(特に利用価値の無い人間や邪魔になる人間には容赦が無い)
・親切にしてもらっても、自身の都合に合わなければ親切と認めない
(自身の中にある損得が判断基準)
・家族でさえ、自分が生きるための道具だと考えている
(愛情という感覚を持ち合わせていない。人や物を同列に考えている)
・他人に批判的なのに、なぜか人が周囲に集まる
(自身に魅力を感じる人間のタイプを本能的に嗅ぎ分けることができる)
・言葉に感情が感じられない
(情緒などを司る脳の部位が欠如しているため、感情そのものが湧き上がらない。その結果、言葉に感情を込めることができない)
・涙を武器に使うことができる
(本能的に人が涙に弱いことを知っているので涙を活用するが、涙を流すことの意味を理解していないので、躊躇無く涙を流すことが出来る)
・ごく近しい人以外には『人畜無害』もしくは、『温和な人』に見られている
(自身の本性を他人に見せることは無いので、大人しい人もしくは人当たりの良い人に見られる)
・根も葉もないことで他人を平気な顔で貶めることができる
(邪魔者はどんな手を使っても排除する特性があるので、目的の為には手段を選ぶことは無い)
・自分よりも弱い立場の人間に容赦がない
(自分より弱い者を自分のエサと考えている)
・自身の犯した過ちについて謝罪をしても、すぐにそれを撤回することができる
(反省もしくは謝罪など自身の行動の過ちについて振り返ることが無い。全ては自分のメリットのみしか頭にない)
・自分の欲望に忠実であり、他人の人生がその為に崩壊しても気にしない
(自身のメリットのみしか頭に無い。それ以外のことに注意を割く事も無い)
・邪魔になる人間に対して、誰にもわからないように攻撃の目を向ける癖がある
(人が気を抜いている隙を見計らって、邪魔になる人間に攻撃の目を向ける癖がある) -
毒になる親は非犯罪的サイコパス
いわゆる毒になる親(毒親)も、非犯罪的サイコパスに該当すると思います。
一般に、毒親は子どもに対して支配的(操作的)です。
人を支配したがる(操作したがる)のはサイコパスの特徴の一つです。
毒親は子どもを恐怖や罪悪感で操作しようとします。
また暴言を吐いたりして子どもを人格攻撃します。
そうすることで自信を無くした子どもは、支配的な態度を受け入れやすくなります。
毒親のことを疑問に思わなくなるのです。
ある種の毒親は同情を誘って子どもを操作します。
子どもに「かわいそう」と思わせるわけです。
かわいそうな人が多少理不尽なことを言ったりやったりしても、普通は許してしまいます。
同情系の毒親はそれを狙っているわけです。
毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社+α文庫) -
3種類のサイコパス
サイコパスは大きくわけて3種類あるようです。
ひとつは「有能なサイコパス」。
ひとつは「それほど有能でないサイコパス」。
そして「寄生型サイコパス」。
有能なサイコパスは社会的成功者となります。
または悪徳企業の経営者になったり、カルト宗教の教祖になったりします。
それほど有能でないサイコパスは中小企業の経営者や管理職、教師などになります。
それほど有能でなくても、小さな組織内なら立場が弱い人に威圧的な態度をとり、支配できます。
ただしそれらを第3者が見ていない場所、告発されない場所で行おうとします。
寄生型サイコパスは周囲からはダメな人と評価されていますが、本人はまったく意に介していません。
逆に自分はダメだからと周囲の同情を引いて、寄生虫のような生き方をしようとします。 -
非犯罪的サイコパスは思いの外多い
マーサ・スタウトという臨床心理学者によると、サイコパスは25人に1人の割合で存在するとのこと。
しかし著作を読むに、これは犯罪的サイコパスの割合だと思います。
私は非犯罪的サイコパスは思いの外多いと思ってます。
私は子供の頃、何の配慮も無しに傷つくようなことを言ったりやったりする周囲の子が嫌いでした。
そういう子どもは遺伝的に良心が欠落していたのだろうと考えています。
子ども時代は、その人の遺伝的な素質が如実に現れる時期です。
遺伝的に良心が欠落している子どもだから、配慮の無い言動や行動をしてたのだろうと思います。
そんなサイコパス予備軍のような子は、半数くらいいたという印象です。
ただしほとんどが「成長」して、良心と似たようなものを「学習」します。
そうして社会に「適応」します。
しかしそれは単に「こういう時にこういうことを言ってはいけない」などとパターンを学習しただけ。
決して良心がその人の内面に宿ったわけではないと疑っています。 -
サイコパスの意味
サイコパスの意味は「精神病質」というのが本義。
しかしこの意味は現代的な意味ではないようです。
現代でのサイコパスとは、犯罪的反社会的な人格を表すパーソナリティ障害のこと。
酒鬼薔薇事件の犯人は、この種の犯罪的サイコパスだと思います。
ただし犯罪的サイコパスはサイコパス全体の少数派です。
社会に適応している「非犯罪的サイコパス」「成功したサイコパス」の方がサイコパスの多数派のようです。
類似概念に「ソシオパス」があります。
行動遺伝学者デヴィッド・リッケンは反社会的人格を
「ソシオパス的人格」「サイコパス的人格」「性格神経症」に分類し、
ソシオパス的人格は親の育て方などによる後天的なもの、
サイコパス的人格は元来の性格、気質などの先天的なもの
と定義しています。
犯罪的サイコパスの特徴として犯罪心理学者のロバート・D・ヘアは以下の項目をあげています。
良心が異常に欠如している
他者に冷淡で共感しない
慢性的に平然と嘘をつく
行動に対する責任が全く取れない
罪悪感が皆無
自尊心が過大で自己中心的
口が達者で表面は魅力的
このロバート・D・ヘアの作ったサイコパス診断を和訳したサイトもあります。
サイコパス・テスト(診断)
一方、非犯罪的サイコパスが多い職業を上げている研究者もいます。
英国オクスフォード大学の心理学者ケヴィン・ダットンによると、
会社経営者
弁護士
TVやラジオのジャーナリスト
小売業者
外科医
新聞記者
警察官
聖職者
コック
軍人
がサイコパスが多い職業とのこと。
ただし新聞記者とジャーナリストは重複していると思います。
一方、サイコパスが少ない職業もあげています。
付き添い看護士
看護士
内科医
サービス業
スタイリスト
慈善基金職員
教師
画家
医師
会計士
内科医と医師は重複してますね。
これらの職業は他人との人間関係に対する注意深さや同情を必要とするので、サイコパスには勤まらないとのこと。
でも教師ってのはさすがに日本の場合には当てはまらないと思います。
日本の教師は1970年代に「デモシカ教師」が話題となり、
その後、デモシカ教師が日本の各地の学校で教鞭をとっている(いた)わけです。
デモシカ教師とは、何ら志も意欲も持たない輩が「教師にでもなるか」「教師しかない」という
軽薄な理由で教育者になるのを問題視した当時の社会風潮から出てきた言葉です。
そんな連中が教育者としての責任なんか、積極的に背負うはずがないです。
個人的な経験からもネットで散見される学校や教師の対応からも、
注意深さや同情など、かなり薄いと思います。
日本の教師に人間関係に対する注意深さや同情があるなら、
なぜ全国的に学校で起きたイジメの隠蔽が行われているのか、説明がつきません。