サイコパスの意味

サイコパスの意味は「精神病質」というのが本義。
しかしこの意味は現代的な意味ではないようです。
現代でのサイコパスとは、犯罪的反社会的な人格を表すパーソナリティ障害のこと。
酒鬼薔薇事件の犯人は、この種の犯罪的サイコパスだと思います。

ただし犯罪的サイコパスはサイコパス全体の少数派です。
社会に適応している「非犯罪的サイコパス」「成功したサイコパス」の方がサイコパスの多数派のようです。

類似概念に「ソシオパス」があります。
行動遺伝学者デヴィッド・リッケンは反社会的人格を
「ソシオパス的人格」「サイコパス的人格」「性格神経症」に分類し、
ソシオパス的人格は親の育て方などによる後天的なもの、
サイコパス的人格は元来の性格、気質などの先天的なもの
と定義しています。

犯罪的サイコパスの特徴として犯罪心理学者のロバート・D・ヘアは以下の項目をあげています。

良心が異常に欠如している
他者に冷淡で共感しない
慢性的に平然と嘘をつく
行動に対する責任が全く取れない
罪悪感が皆無
自尊心が過大で自己中心的
口が達者で表面は魅力的

このロバート・D・ヘアの作ったサイコパス診断を和訳したサイトもあります。

サイコパス・テスト(診断)

一方、非犯罪的サイコパスが多い職業を上げている研究者もいます。
英国オクスフォード大学の心理学者ケヴィン・ダットンによると、

会社経営者
弁護士
TVやラジオのジャーナリスト
小売業者
外科医
新聞記者
警察官
聖職者
コック
軍人

がサイコパスが多い職業とのこと。
ただし新聞記者とジャーナリストは重複していると思います。

一方、サイコパスが少ない職業もあげています。

付き添い看護士
看護士
内科医
サービス業
スタイリスト
慈善基金職員
教師
画家
医師
会計士

内科医と医師は重複してますね。
これらの職業は他人との人間関係に対する注意深さや同情を必要とするので、サイコパスには勤まらないとのこと。
でも教師ってのはさすがに日本の場合には当てはまらないと思います。

日本の教師は1970年代に「デモシカ教師」が話題となり、
その後、デモシカ教師が日本の各地の学校で教鞭をとっている(いた)わけです。
デモシカ教師とは、何ら志も意欲も持たない輩が「教師にでもなるか」「教師しかない」という
軽薄な理由で教育者になるのを問題視した当時の社会風潮から出てきた言葉です。
そんな連中が教育者としての責任なんか、積極的に背負うはずがないです。

個人的な経験からもネットで散見される学校や教師の対応からも、
注意深さや同情など、かなり薄いと思います。
日本の教師に人間関係に対する注意深さや同情があるなら、
なぜ全国的に学校で起きたイジメの隠蔽が行われているのか、説明がつきません。

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