米国カリフォルニア大学の研究によると、
プロテインキナーゼCという蛋白質の構造をコントロールすることで、
癌細胞を死滅できる可能性を示唆する結果を得られたそうです。
Corrected Protein Structure Reveals Drug Targets for Cancer, Neurodegenerative Diseases
このプロテインキナーゼCは、リン酸基を蛋白質にくっつけたり外したりする機能を持っています。
そしてこの機能は細胞死にも関わっています。
調べてみると、この細胞を死なせる働きを利用し、
ゲフィチニブやイマチニブと呼ばれる癌を殺す薬が臨床段階に入っているようです。
今回の研究ではX線結晶構造解析で、立体構造を明らかにしたことが、
リン酸基をくっつけたり外したりする働きを解明する手がかりとなったようです。
となると、既存のゲフィチニブやイマチニブなどの薬への応用が為されるのですかね。
このあたりはよくわかりませんでした。
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