NASAが地球衝突の可能性がある小惑星ベンヌの軌道を反らす試算を公開。
小惑星ベンヌは2135年に地球に衝突する可能性があるそうで
平均直径560メートル、重さ8000万トンの小天体で
探査機ハヤブサが着陸したイトカワより一回り小さい大きさ。
(イトカワは直径400メートルほど)
探査機OSIRIS-Rexがサンプルリターンを計画しています。
小天体とは言え、地球に激突したら環境破壊は必至。
もし都市に激突したら多数の死者も出ます。
2169年~2199年までに8回の最接近があり、
その内のどれかで地球衝突の可能性もあります。
ただしその確率は最大でも0.07%とのこと。
調べたけど、2135年の衝突確率はわかりません。
NASAが公開している予測では、2135年には地球から11万8500kmまで接近するようです。
https://ssd.jpl.nasa.gov/sbdb.cgi?sstr=101955;orb=1;old=0;cov=0;log=0;cad=1#cad
11万と聞くとかなり離れてると感じる。
月と地球の距離は約38万kmなので、その1/4程の距離。
そう考えると近いですね。
そこでNASAは重さ8.8トン、全長9メートルの「ハンマー」をベンヌにぶつけて軌道を変える計画を立てているそうです。
ただし、少しずつ軌道を変えるので、その回数は10年の間に50回必要とのこと。
25年かけてぶつける場合は10回で済むそうです。
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