栃木県の7校が合同で「登山講習会」を行ってたスキー場で雪崩が発生。
部活生が全員巻き込まれたそうです。
6人が心肺停止、4人が行方不明とのこと。
初めは単に不運な事故かと思ってたら、ちょっと違うみたいですね。
まず「ビーコン」を持ってなかったと。
これは雪崩に巻き込まれた際に場所を知らせる発信器のこと。
あくまでも「講習会」なので着けなかったんですかね。
山岳救助隊は持つべきと言ってるそうです。
それから雪崩発生時に「伏せろ」と指示されたようです。
雪崩が起きた当時の状況について、「訓練の途中に休息しようと班ごとに座り込んだときに強い風が吹いて前方が真っ白になった。すると、白いものがどっと来て、引率の教員が『伏せろ!』と声を上げた。私たちは伏せたが、体に雪をかぶった形になった。私たちなど、動ける人が周りの埋まった人を救出した。腹部が痛いと訴え、けがをした人もいた。私たちは木の下にいたため被害が少なかったが、居場所が悪かった人たちが埋もれてしまったかもしれない」と話しました。
伏せると雪崩の最下層に留まる事になるので、伏せるのは悪手。
この指示は素人考えでも変だなと……。
本能的に雪崩の進行方向から逸れる方向へ逃げようとするだろうし。
また当日は雪崩注意報が出ていたそうです。
まあ注意報は絶対的な判断根拠とはならないみたいですが……。
現場はスキー場の外の国有林だったとのことで、
安全な区域から離れていたみたいですね。
救助隊も「なぜコースから外れたのかわからない」と語っているようです。
当日は登山は中止になったものの、ラッセル訓練に切り替えたみたい。
と思ってたら、実際には天狗岩を目指して登山してたと……。
目指したのは天狗岩と呼ばれる岩で、そこまで行って引き返す予定だったという。しかし、天狗岩に近づいたところで雪崩が発生。生徒たちは雪に流されたとみられ、天狗岩のかなり下で埋まった状態で発見された。警察の30日の現場検証では、雪崩は少なくとも160メートルの長さにわたって起きたことが確認されている。
現場で引率していた教師から「雪崩の恐れがある」という注意はなかったと話す生徒の関係者。しかし、山岳の専門家は、天狗岩付近は斜面の傾斜が変わる場所のため、雪同士がくっつく力が弱く、ラッセルなどの刺激を与えると亀裂が入る可能性があると話す。
講習を行ってた高体連は入林届を出してなかったそうです。
届けを出していれば、雪崩の恐れがある場所を教えられたかもと担当者は証言してます。
この講習は、口の周りを手で覆って呼吸空間を確保する方法を教えてなかったそうです。
約1年前の事故ですが、同じ場所で8年前にも雪崩が起きていたと判明。
その雪崩の被害者は「口外しないよう」に釘を刺されていたそうです。
なので、情報が県に伝わらず、情報共有されてなかったと。
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