地球がミニ氷河期になるのは、太陽活動の低下が原因。
2015年にイギリスの王立天文学総会にて「15年以内にミニ氷河期になる」との予測が発表されています。
太陽活動が低下している根拠は「黒点の数が著しく減少している事」。
また「黒点の数が周期通りに増加していない事」です。
太陽黒点は11年周期で増減しています。
太陽黒点の観測は17世紀初頭にガリレオが初めて行っています。
その後、1843年にハインリッヒ・シュワーベというドイツの天文学者が11年周期を発見。
1645年~1715年には黒点数が極端に減少する時期があり、
「マウンダー極小期」と呼ばれる寒冷期になっていました。
以降、ずっと11年周期が見られたのですが、近年になって11年周期が消えています。
黒点数の減少は太陽活動低下を示唆すると天文学者は考えています。
過去のマウンダー極小期にも黒点数の減少が見られたので、
今回の黒点数減少と増加の乏しさもまた、ミニ氷河期の再来と考えられる訳です。
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