土星の輪は1000万年前に生まれた説

土星探査機カッシーニが土星とその輪の重力を精密に測定した結果、
土星の輪は1000万年前に誕生していた可能性が出てきたようです。

土星とその輪の重力の精密な測定をすることで、精密な質量がわかります。

重力の測定方法は、地球と通信する際の電波のドップラー効果。
カッシーニが「グランドフィナーレ」で土星に突っ込んだ際に、
ドップラー効果から土星に向かって加速する速度を測定。
重力の強弱に応じて加速度は増減するので、加速度がわかれば重力もわかります。

ボイジャーが土星をフライバイした時の重力測定から、輪の質量は従来は2800兆トンと見積もられていました。
カッシーニによる測定では1540兆トンと判明。

これにより、輪っかは1000万年前から1億年前に作られたと言えるようです。
ただ、この解説はリンク先では語られてないのでよくわかりません。

Saturn’s Rings May Be Younger Than the Dinosaurs