認知バイアスとは

執筆者:

カテゴリ:

認知バイアスとは、いわゆる「認知の歪み」のこと。

認知バイアスには以下の種類がある。

・アンカリング
 他の情報に引きずられてその事象の評価が歪んでしまう事。
 例えば、10%で当たるクジを9回引いてハズレだった時、
 確率10%なので10回目はクジが当たると錯覚するような事。

・保守性
 新しい事象を受け入れずに古い考えに固執する事。
 もちろん新しい事=正しい事ではないけれど。

・正常性バイアス
 自然災害や事故などが起きると予想される状況ても、
 悪い情報を無視して「大丈夫」と安心するような事。
 例えば「日本の原発は100%安全」と主張するような事。
 実際には活断層の真上にすら原発が建ってるケースもあるのに。

・後知恵バイアス
 後からわかった事を前から知ってたかのように思い込む事。
 例えば近隣住民が事件を起こした際に、やっぱり怪しいと思ってたなどと主張する事。

・確証バイアス
 元から思ってた事を補強する都合の良い情報をだけを集めて、その信念を強化する事。
 例えば「放射脳」な人。

・帰属の誤り
 状況を過小評価し、個人の特性を過大評価する事。
 例えば裕福な家庭で生まれ育った高学歴者を個人の資質だと主張する事。

・内集団バイアス
 自分が帰属している集団が他の集団より優れていると錯覚する事。
 例えば「ネットウヨク」が「優れた個人の日本人」を引き合いに出して、日本人全体が優秀であるかのように主張する事。

・バンドワゴン
 多数の人が支持している判断を正しいと思い込む事。
 例えば人が並んでいるラーメン屋をオイシイそうと錯覚する事。
 それはサクラが並んでいるだけかもしれないのに。
 またナチスドイツは多数の民衆が支持して生まれた。

・自己奉仕バイアス
 自分の成功は自分の力、失敗は他人のせいと決めつける事。
 これとは逆に成功は他人のおかげで、失敗は自分のせいと決めつける「自己卑下バイアス」もあると思います……。

・ダニング=クルーガー効果
 愚か者が自分の愚かさを自覚できないゆえに自信過剰になる事。

・ハロー効果
 人の一部の特徴を過大評価し、他の部分の評価が引きずられる事。
 アンカーリングに似てる。
 例えば、あの人は英語が得意なので優秀だと思い込む事。
 また、あの人は人相が悪いので犯罪者だろうと決めつける事。

・バーナム効果
 誰にでも当てはまるような事を自分に当てはまると思い込む事。
 例えば、血液型占いを信じたり、星座占いを信じる事。

・フレーミング効果
 同じ意味なのに表現を変える事で受け取り方が変わる事。
 例えば、生存率95%の病気よりも死亡率5%の病気を恐れるような事。

・コンコルド錯誤
 投資し続けても赤字にしかならないと承知の上で、諦めきれずに投資を続けるような事。
 コンコルドの開発では完成しても赤字だとわかってたのに、投資額が既に巨額となってた為、やむなくそのまま開発を続けたという実話が由来。
 例えば、パチンコで10万円注ぎ込んだので止められなくなるような事。
 またはキャバ嬢に貢いだ金を諦めきれずにキャバクラに通い続ける事。

・プロスペクト理論
 利益は受け入れるが損失は認めたくないというような事。
 既に100万円儲かってる時に、80%の確率で200万円になるけど20%の確率でゼロになる投資は拒否する。
 一方、既に100万円損をしている時に、80%の確率で200万円になるけど20%の確率でゼロになる投資は続行する。
 期待値は前者の方が上だけど、たいていの人が後者を選ぶのは、損失を認めたくないから。

・認知的不協和
 矛盾する情報について認知を変える事で不快感を解消しようとする事。
 例えば新しい新車を買った後に、同じ値段でもっといい車が買えたかもしれないという情報があった場合、
 自分の判断の過ちを率直に認めるよりも、新情報を過小評価したり、時期が悪かったとか運が悪かったと思い込んで心理的負担から逃れようとする事。

にほんブログ村 その他生活ブログ 雑学・豆知識へ
にほんブログ村

この記事のショートリンク

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください