MIT(米国マサチューセッツ工科大学)の研究によると、
脳は学習の度にニューロンのDNAを破壊していたとわかったそうです。
DNA breakage underlies both learning, age-related damage
研究は、ニューロンに薬品を浸してDNAを破壊。
その結果、活発化するDNAにより生じるRNAを回収。
700種類の遺伝子が活動低下していた一方で、
12の遺伝子では逆に活動が活発化していたようです。
このニューロンに新しい経験をした時と同じ刺激を与えると、
遺伝子の働きが高まり、DNAを破壊。
研究ではこのDNA破壊が「トポイソメラーゼ2β」という
酵素がもたらしていると突き止めました。
この酵素を減らすと、DNA破壊が低下したからです。
研究者は、DNAを破壊することで別の遺伝子が活発化し、
それが学習の仕組みに関与していると推測しているそうです。
加齢により学習能力が落ちるのは、
DNA破壊後のDNA再生力が落ちているからとのこと。
ということは、何かを学習しすぎると却って脳に有害なんでしょうか。
トラウマは「刺激が過剰すぎる学習体験」とも言えます。
トラウマが生じる仕組みも、このDNA破壊が関与してそうですね。
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