室温を19度にすると痩せやすい体質になる

米国立衛生研究所によると、
室温を19度にすると痩せやすい体質になるとのこと。

Temperature-acclimated brown adipose tissue modulates insulin sensitivity in humans.

実験は5人で行ってるので、ちょっと検証数が少ないですね。
本格的な研究の予備実験としては意味があるという程度。

この5人に4ヶ月間、
以下のように室温を変えたベッドで寝てもらったそうです。

はじめの1ヶ月は適温(24度)の部屋で寝る。
2ヶ月目は肌寒い部屋(19度)で寝る。
3ヶ月目は適温の部屋で寝る。
4ヶ月目は温暖(27度)の部屋で寝る。

すると19度の部屋で寝ている時期に、
5人全員のインシュリン感受性が向上したとのこと。

インシュリン感受性が高いと糖尿病になりにくくなります。
インシュリンとは、糖を分解する物質です。

また褐色脂肪細胞が2倍に増加。
褐色脂肪細胞とは、エネルギー代謝を高めます。
脂肪を燃やしやすくする細胞です。

ただし適温に戻したら、
インシュリン感受性も褐色脂肪細胞も元に戻ったとのこと。

体の冷えに抵抗する為に、このような現象が起きたんでしょう。

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