映画ルーシーのネタバレあらすじと感想

 
映画やドラマ

映画「ルーシー」がAmazonの週末キャンペーンとしてPPVが100円で見れたので視聴。

いきなり主人公ルーシー(スカーレット・ヨハンソン)がチンピラのような男リチャードに絡まれてた。
で、ホテルに入って何かを渡して欲しいと半強要されていた。
ルーシーとの関係は不明で、行きずりの通行人に絡まれたとしか思えなかった。
なので、さっさと無視して逃げればいいのにと……。
(でも後で、リチャードは友人とわかる)


ルーシーは手錠をいきなりかけられてアタッシュケースを持たされ、チンピラの言いなりに。
チンピラはホテルに行けば鍵を貰えると主張してたけど、
「お前がホテルに入って取って来いよ」とツッコまずにはいられなかったw
ルーシーはチンピラの強行な態度に背中を押されてホテルへ。
ホテルのフロントで「チャン」を呼ぶように伝えると、
外で待ってたチンピラが銃殺されてしまう。
ルーシーはチャイニーズマフィアっぽい連中に連行。
でも口調はどうも朝鮮語だったので、コリアンマフィアらしい。
区別がつかないので聞いただけではわからなかった。

マフィアのボスはゲイリー・オールドマンっぽい雰囲気だった。
ミンシクとゲイリー・オールドマン
ミンシクっていう韓国人俳優らしい。

ボスはルーシーにケースの鍵を開けるよう指示。
映画の最後まで終始、英語は話さなかった。
それで通訳を介して話していた。
英語くらい話せる役者を採用すればいいのにと思うのだけど……。
意図的な演出なのかな。
舞台は台北って設定なんだよね。
なので地元のマフィアかと言うと、コリアンマフィアだし……。

ルーシーが言うとおりにケースを開けると、中身は青い粒の入った袋だった。
1人の白人チンピラが粒を吸い込むよう強要され、
吸い込むや急に高笑いし始めたので、ボスはいきなりヘッドショットw
何かあんまりなので逆に笑ってしまった。
ルーシーは運び屋の仕事をするよう強要され、拒否するといきなり殴られて気絶。

ここで急に脳科学の公開授業みたいなシーンが挟まってた。
モーガンフリーマンが教授としてスピーチしていた。
それは人の脳の潜在能力を引き出すっていう主旨。
これがケースから出てきた薬の説明になってた。
脳科学教授は終盤までルーシー側のストーリーとは全く絡まないので、純粋に説明役なだけ。

目覚めるとルーシーは体内にドラッグを入れられていた
これは密輸の為で、マフィアに脅されて指示された国に行くよう命じられていた。
腹の傷の縫い口はまだ地が滲んでいたのに、入管でバレるんじゃ?
と思ったら、急にシーンが変わってルーシーはマフィア連中に拘束されていた。
マフィアはルーシーを犯そうとしたけど、ルーシーはその手を噛んで拒絶。
それでマフィアは怒ってルーシーを腹蹴りしていた。
この暴行でドラッグを埋めた傷口が開き、
体内の薬が染み出してルーシーはドラッグの作用で「覚醒」。
作中の要所要所で「~%」って表示されるけど、これが覚醒の度合い。
この時点では20%だった。

ここでも脳科学の授業が挟まってた。
何か説明が長いし、ストーリー展開のテンポが悪くなってる。

覚醒したルーシーは見張りを俊敏な動きで捻り飛ばしてピストルを奪い、
他のマフィア達も正確な銃撃で次々に瞬殺していた。
撃たれても、その銃弾を素手で体内からえぐり出してたw
つまり痛みも感じなくなるらしい。

ルーシーは病院に乗り込んで脳手術中の患者をいきなり射殺。
(病院に向かうタクシーの運転手がサモハンキンポーの息子っぽい顔だったw)
そして代わりに体内の薬を取り出すよう脅していた。
もうこの辺で人格も変わってる感じだった。
また色んな五感が鋭くなってたらしい。
地中に埋まった木の根を透視したりしてた。
そして赤ちゃんの頃の記憶すら蘇ってた様子。
コカインよりもすごい覚醒剤って感じ。

医師が言うには、薬はCPH4という妊娠中の妊婦が分泌する物質だった。
「よく生きてた」と言うので、大量摂取は命に関わるらしい。

病院から抜けたルーシーはどうやって知り得たのか、マフィアのオフィスビルを強襲。
次々にマフィアを射殺していた。
そしてボスの両手にナイフを突き立てて、
他の運び屋がどこにいるのか聞き出していた。
と思ったら、まるでジョジョのサンタナのようにボスの頭に指を当てて、記憶を読み取ってた。
これは脳細胞の電気インパルスを読み取ってたらしい。

ルーシーは脳科学教授に連絡を取ってた。
教授の理論は正しかったと。
いつの間にかルーシーは教授の論文を全て読んでいた。
更にどうやってか教授の自宅のテレビをハックしてテレビ電話みたいに話していた。
つまり、薬の力で一種の天才になってた。
しかし副作用で24時間以内に死ぬと自覚していた。
自分が急速に得ている知識をどうすればいいのか、知りたがっていた。
そして教授に直接会いに行くと。
教授はフランスで公開授業をやってたらしい。

当たり前だけどルーシーはマスメディアで報じられ、指名手配されてた。
でも、どういう技術なのかリアルタイムで自在に変装していた。
髪の毛の色や長さも自在に変化。
たぶんカツラではないんだよね。
この辺からはもう、近未来SFって印象。
でも(2017年の)現代が舞台なんだよね……。

ルーシーは警察に連絡して、世界各地に飛んだ運び屋を逮捕させてた。
ホントに世界各地の空港でロケしたのかなって感じだった。
セットを組んで役者を集めるのとどっちが予算が少ないんだろう。

覚醒度が40%となって、ルーシーは目力だけで人を操る事すらやってた。
引き替えに次々に歯が抜けていた。
自分の指先から次々に細胞が気化していたけど、
発狂しつつ手持ちの薬を食べまくって、体中が完全に気化していた。
幻覚かもしれない。

ルーシーが気付くとパリの病院だった。
ルーシーが警察に連絡した人物だったとバレてた。
目覚めたルーシーは勝手に拘束を解いて病室から出たけど、
手を振るだけで周りに警官を全員気絶させてた。
瞬間催眠術みたいな印象。
デルリオ警部のピストルから手も触れずに銃弾を抜き出す、という超能力じみた事すらやってた。

ルーシーは街中の電磁波すら可視化していた。
そしてその中から目当ての電波を見つけて盗聴していた。
それはコリアンマフィアが自分を探している電話だった。

ルーシーは街中を無謀運転しまくってたけど、誰もはねずに車もほぼ無傷。
でもその巻き添えとなった他の車両は盛大に事故ってたw
ホントにこういうスタントしたのかなと。
合成だとするとすごい技術。
フランスの街中の映像なんだよね。

覚醒度60%となり、超能力は更に増大。
運び屋がいる病院を強襲して、マフィア連中の銃を手放されていた。
連中の体を浮き上がらせて天井に張り付けていた。
いくら脳の覚醒ったってこんな事できるかな……。
脳の潜在力を引き出して超人になるってのも、ジョジョっぽいアイディアに似てる。
なので、この辺の描写もスタンド能力みたいな印象を受けた。

ルーシーは教授に自分の知識を全て教えようとしていた。
そこにマフィアが駆けつけて襲撃。
時間は無かった。
そこでルーシーは大量の薬の点滴を命じていた。
これでコンピュータを使って自分が持ってる知識をコピーすると。
ルーシーは口から光線を吐き出してたw
エクソシストかよ、と吹いたw
更に体中の細胞を自在に作り替えていた。
この辺もジョジョ第2部のカーズを思わせる。
更に周囲の物をどんどん取り込んで、新しいコンピュータを発明していた。
外では相変わらず銃撃戦が起きていた。
そしてルーシーはロケランの直撃を喰らってしまう。
その時の覚醒度は90%。

ルーシーは心象風景みたいな映像に取り囲まれていた。
それは世界各地の実在の景色。
たぶんルーシーの記憶か実体験か何か。
と思ったら、19世紀のニューヨークの映像も見ていたし、
インディアン達が乗馬している映像も見てた。
周りの人物のリアクションから、ルーシーが時間遡行してるように見えた。
更には恐竜時代まで遡ってた。

そして覚醒度99%になると、原始の地球を宇宙から眺めていた。
その時、現実のルーシーに背後からマフィアのボスがピストルを向けて接近していた。
だとすると、時間遡行映像はルーシーの幻覚でしょうね。
現実のルーシーは全身が真っ黒に変化していた。
そして覚醒度100%になると、ルーシーはそこから消えていた。
どうもルーシーの体全体が生体コンピュータになったらしい。
そのコンピュータも謎のUSBメモリを残して消滅した。

最後にデルリオ警部の携帯に「私はどこにでもいる」とメッセージが表示された。
ルーシーが電子情報体にでもなったみたいな結末。
この辺、攻殻機動隊の影響を指摘されてるらしい。
私はLainっていうゲーム(アニメもある)を連想した。
急に高度な知能を獲得するっていうネタは「アルジャーノンに花束を」にも似てる。

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