アメリカン航空は乗り放題チケットで大損した事がある

アメリカの航空会社「アメリカン航空」は、1981年に「AAirpass」というファーストクラスに一生乗り放題というチケットを販売し、大損したことがあります。
このチケットの販売価格は、25万ドル(ただし現代の68万ドル相当なので、約6800万円)でした。
15万ドル追加すると、同行者を1人乗せられる「コンパニオンパス」にアップグレードできたそうです。
1990年には60万ドルに値上げ(現代の約1.1億円相当)。
1993年には101万ドルに値上げ(現代の約1.75億円相当)。
そして1994年に販売を停止。
計66人が購入したそうです。

2007年にAAirpasの所有者2人Steven RothsteinとJacques Vroomを調査した結果、1人当たり年間100万ドル分も航空便に乗っていたと判明。
1987年に購入して2007年までの20年間なので、20億円分のチケット代に相当します。
これでは大赤字ですね。
ただし彼らは、空港で見ず知らずの人に声をかけて同行者としてタダ乗りするよう誘っていたとのこと。
そうすることで「マイル」(ポイント)を余分に貯められるわけです。
このような利用方法は乗り放題チケットの規約違反だったようで、2人のチケット利用権は剥奪されています。

ちなみに、今でも年間1万ドルで乗り放題のAAirpassは販売されています。

Extreme Frequent Fliers Sue American Airlines Over Loss of Unlimited Lifetime Ticket

AAirpass

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