Netflix アップルサイダービネガー

Netflixの「アップルサイダービネガー」は、オーストラリアのインフルエンサー、ベル・ギブソンの実話を基にしたドラマ。
このドラマは、ベルが代替療法と健康的な食生活を通じて「脳腫瘍を克服した」と主張し、
多くの信者を集めて集金に成功する様子を描いています。
しかし実際には、ベルは癌を患っていなかったという衝撃的な真実が明らかになります。

ガンからのサバイバーとして売名に成功したベルは、
アプリ「THE WHOLE PANTRY」を開発し、さらにはレシピ本を出版します。
ベルはオーガニック、グルテンフリー、シュガーフリーの食事でガンが治ったと主張していました。

ベルの周囲に、彼女の影響を受けた他のキャラクターも登場し、
特にミラ・ブレイクという女性がベルのライバルとして描かれます。
ミラもガン患者で、ベルの情報に希望を持ちますが、
最終的にはベルの真実を暴こうとし、
ベルが実際には脳腫瘍を患っていなかったことが明らかになりました。
2017年にベルは告訴され、オーストラリアの連邦裁判所は詐欺罪で有罪とし、
ベルに約40万豪ドルの罰金を課しています。

ちなみに「アップルサイダービネガー」とは、
自然療法(健康食品)として広く知られている手作りの酢らしいです。
自然療法派は、デトックスやダイエット効果があると信じているようです。
一応、リンゴ酢自体はコレステロール低下、消化促進などの健康に良い効果はあります。
ただし、ガンを治すような効果はないわけです。

ベル・ギブソンは以下のサイコパスの特徴を持っています。

共感の欠如:
ベルの行動は、他者の苦しみや感情に対する共感が欠如しているように見えます。
ベルは、自身の利益のために他者を利用したわけで、これはサイコパスの特徴の一つです。

人を操る傾向:
虚偽の主張や他者への影響力の行使は、他者を操る傾向を示唆しています。
サイコパスはしばしば他者を操る能力を持っているとされます。

良心の呵責の欠如:
ベルは、自身の行動が他者に与える影響を考慮せず、結果的に多くの人々を傷つけたわけです。
このことから、良心の呵責が欠如していると言えます。

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