オランダ、アムステルダム自由大学の研究で、
新型コロナの後遺症の1つ「倦怠感」は筋肉が損傷しているからと判明。
コロナ後遺症の「だるさ」、筋肉にまで根深いダメージ、最新研究
これは「運動後倦怠感」(Post-exertional malaise(PEM))と呼ばれています。
「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」(Myalgic Encephalomyelitis/Chronic Fatigue Syndrome(ME/CFS))の特徴と同じです。
ME/CFSとは原因不明の倦怠感が発生し、微熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、思考力障害、抑鬱が長く続く病気です。
PEMは軽い運動後に数時間から数日、倦怠感が続く症状です。
研究では後遺症患者と新型コロナから回復した人を分け、
疲れきるまで心肺負荷運動を行って血液検査を実施。
後遺症患者は酸化的リン酸化が低下していたとのこと。
たぶんミオグロビン、クレチンキナーゼなどのバイオマーカーを使ったのかと。
酸化的リン酸化とは細胞内のミトコンドリアがATP(アデノシン三リン酸)を生成する機能のこと。
ATPは細胞内でエネルギーとして使われます。
筋肉中のATPが不足し、倦怠感が起きていたわけです。
エネルギー不足なので体に力が入らなくなるわけです。
通常、筋肉が損傷すると損傷前よりも強くなって再生します。
後遺症患者では損傷が治らないままで、
筋肉内部に免疫細胞が多く見られるとのこと。
免疫細胞が筋肉に集まるのは通常の再生促進反応です。
何らかの原因で筋肉の損傷が修復されるのが遅れているんでしょう。
たぶんウイルスが筋肉自体を攻撃しているのでは。
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