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  • 父親の喫煙が子どもの喘息の原因となっている

    ノルウェーのベルゲン大学の研究で、
    喫煙習慣が精子に悪影響を及ぼしていると判明しました。

    妊娠・出産を契機に禁煙しても遅いそうです。

    子どもの喘息と父親の喫煙習慣との関係を調べ、
    13000人の男女を対象に、
    子どもの喘息発症と妊娠前の喫煙を尋ねたところ、
    非アレルギー性喘息の子どもの父親は、
    妊娠前からタバコを吸っていたと判明。

    特に父親が15歳より前にタバコを吸っていた場合、
    また父親の喫煙期間が長いほど、
    子どもが喘息になるリスクが高いそうです。

    ただし、母親の喫煙と子どもの喘息との間に因果関係は無かったとのこと。

    Men who smoke could give their unborn baby asthma – even if they’ve quit several YEARS before the birthより。

  • ゴキブリ喘息

    ゴキブリ喘息とは、ゴキブリの「フン」がアレルゲンとなって起きる喘息のことです。

    ゴキブリのフンや死骸の破片がハウスダストと一緒になり、人が吸い込むことで咳やくしゃみ、鼻水などの症状が出ます。

    従来は原因不明で心因性とされていたそうです。
    喘息患者はダニよりもゴキブリにアレルギー反応を示す人が多いことがわかってきたとのこと。
    アレルギー検査会社は、2014年1月から検査項目を増やしてゴキブリ感作を入れてます。

    対策としては、ゴキブリを退治するのが基本ですが、
    ゴキブリを殺したあとに周囲にはフンや卵が残っています。
    これをきちんと処理しないと、フンがアレルゲンとなることがあります。

    死骸を捨てたあとも、ゴミ袋の口をしっかり縛るなどをして、死骸の破片が空気中に飛ばないようにします。

  • 喘息にはブロッコリーが有効

    オーストラリアのメルボルン大学の研究者によると、
    蒸したブロッコリーをカップ1~2杯、毎日食べることで、
    喘息の症状改善になるそうです。

    これはブロッコリーなどの「アブラナ科」の野菜に
    「スルフォラファン」という抗酸化物質が含まれていて、
    気管支の炎症を抑えるそうです。

    アブラナ科には

    「ケール」
    「キャベツ」
    「芽キャベツ」
    「カリフラワー」
    「チンゲンサイ」

    などがあります。

    ということは、スルフォラファンのサプリを飲めば喘息に有効かもしれませんね。


    カゴメ スルフォラファン 90粒