2017年9月15日に土星に突入して廃棄された探査機カッシーニのデータから、土星の輪から雨が降り注いでいるとわかったそうです。
Saturn’s ‘ring rain’ is a surprising cocktail of chemicals
雨の成分は有機物、水、一酸化炭素、二酸化炭素、メタン。
推定では秒間数千~数万キロもの膨大な量が降り注いでいたそうです。
それらのは殆どがナノサイズの微粒子。
輪を構成するチリよりもずっと小さいので、
輪のチリをナノサイズに破壊する力が作用しているようです。
輪が生まれてからずっと、
これだけ大量の雨が降り続いていたのなら、
土星の輪は消滅しているはずなので、
このような雨は最近降り始めたのか、
土星の重力に逆らって雨が輪に戻る仕組みがあるのか、
あるいは輪の外側から物質が供給されているだろうと、研究者は推測しています。
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