アルコール依存症者の脳内では、
酢酸からエネルギーをとるような変化が起きていたそうです。
アルコールを日常的に摂取していると、
脳が糖分ではなく、酢酸をエネルギー代謝に使うようになるとのこと。
アルコールの分解には糖分が必要ですが、
アルコールの常飲で体内の糖分が減ってしまい、
代謝に必要な糖分が足りなくなります。
一方、アルコール分解の結果、酢酸が生まれます。
脳は糖分が足りないことで、
何か他の物質をエネルギー代謝に利用しなくてはならず、
体内に豊富にある酢酸を利用するのです。
昔から空酒は良くないと言われています。
また酒飲みは甘党も珍しくないです。
これは炭水化物や甘いものを一緒に摂ることで、
足りなくなる糖分を補うという経験則だったのでしょうね。
酢酸なら何でもいいわけで、アルコール依存症への治療には酢の物を取ると良いみたいです。
単に「断酒」しても、エネルギー代謝は酢酸依存になってるので、
脳はエネルギーを欲して、酒を飲みたくなるのですね。
断酒できるか否かは、意思の強い弱いの問題では無いのでしょう。
アルコール依存症者が「酒を飲むと頭がスッキリする」と訴えるのは、
実際に酢酸からエネルギーを取り出しているのだと思います。
Increased brain uptake and oxidation of acetate in heavy drinkers
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