いまアメリカで、インシュリンが高騰して注射を打てずに死亡する患者が増加しているそうです。
日本のインシュリン注射は年間4~13万円程度。
アメリカのインシュリン注射は90日で1200~1300ドル(約14万円)必要とのこと。
この違いは国民健康保険の有無で、日本は30%が自己負担なので、本来の費用は13~43万くらい。
アメリカは100%自己負担なので、年間だと3600~3900ドル(約43万円)で日本の費用とほぼ同じです。
アメリカでも民間の保険に入っていると年間数百ドルの支払いで、1/10くらいの負担額になるそうです。
アメリカでは1996年から2017年の21年間にインシュリンの価格が10倍になってます。
これも負担額が増えている理由。
高騰している理由は不明。
アメリカのインシュリン市場はアメリカのEli Lilly、デンマークのNovo Nordisk、フランスのSanofiの3つの製薬会社が握っているようです。
SanofiのCEO「Olivier Brandicourt」はインシュリン価格は2012年以降25%下落していると証言。
保険会社が高騰の原因と批難しています。
実際、インシュリン注射ができなくて死んだ人は、民間の保険に入っていたものの、インシュリンは保険の適用外だったようです。
インシュリンは1921年にトロントの研究者が特許を取ったものの、人々の為にトロント大学に1ドルで売却したそうです。
以降、製薬会社が製薬方法を改良し、特許を更新し続けている為にジェネリックは作られてないんだとか。
また、インシュリンは構造が複雑で製法も複雑になり、ジェネリックを作るにしても割りが合わないそうです。
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