千葉大病院の研究で、新型コロナ重症化はMyl9というタンパク質が原因と判明。
ミルナインと呼ばれてますが、
ミルナインで検索しても解説記事が出て来ないので、正式名称じゃないかも。
入院患者123人の血中Myl9濃度を測定すると、
軽症者と比べて、酸素投与が必要な患者は3~5倍、
死亡した患者では約10倍に増えていたとのこと。
また血中Myl9濃度が高い患者ほど、入院日数が長くなるそうです。
Myl9はMyosin light chain 9のこと。
喘息患者の血管内ではMyl9が網のように付着し、
病原性免疫細胞が血管の外に出るのを助けているそうです。
マウスの実験でMyl9を阻害する薬を与えると、
喘息症状が出なくなったとのこと。
新型コロナには喘息の薬が有効という説がありました。
それはMyl9の阻害成分が入っていたから、かもしれません。
Myl9が本当に新型コロナ重症化の原因なら、
上記のマウスの喘息実験のように、
Myl9阻害薬を投与して症状が治るかを見ればいいはずです。

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