映画サイレントヒルのネタバレ感想

ゲーム「サイレントヒル」を映画化という触れ込みの映画。
でも中身はゲームの中身とは全然別物。
設定とか、世界観を借りただけですね。
ゲームを知らないで見れば面白かったのかも。
どうしてもゲームを前提に比較してしまいますね……。



サイレントヒル [Blu-ray]
主人公は夢遊病の娘を持つ母親で、
娘が夜な夜な「サイレントヒル」と叫んで外を出歩くので、
娘を連れてサイレントヒルと呼ばれる田舎町にやって来たという導入。
町は何十年も前の地下火災で閉鎖されていて、廃墟だらけ。
この地下火災はゲームには無い設定。
女性警官に追われていた母は、強引に閉ざされていた門を突破。
しかし、深夜だったのと娘が騒いだのとで車の操縦をミスってどこかにぶつかり、気絶。
目覚めるといつの間にか全体が霧に包まれ、
外に繋がる道路も崖崩れで道が途切れて断崖絶壁となり、
町から脱出できなくなってしまいます。
娘も行方不明となっており、母が娘を探しに町を探索します。
町は無人ですが、なぜか時折サイレンが鳴るという、サイレントヒルではなくてSIRENみたいな設定。
ある建物に人影を感じて追ってくと、ゲームと同じような異形の敵が出現して母を集団で拘束。
しかし母が意識を取り戻すと、単に地面に寝ていただけ。
これはゲームでも似たようなシーンがあったと思います。
あと「School」という絵を見て、娘が学校にいると察したり、これもゲーム中にありました。
ゲームをやったことがあると、ちょっとニヤリとする要素を織り込んでます。
女性警官も母と一緒にサイレントヒルの怪異に巻き込まれ、
異形の敵をピストルでバンバン撃つ当たりもゲームっぽい描写かと。
調べたら、もともと監督が原作ゲームのファンらしいです。
一方、父と男性刑事も母と女性警官を探しに町へ。
この2人は必要なのかなあという印象。
基本的に母の足取りを追うだけなんで。
父側はサイレントヒルが霧に包まれておらず、
ただの無人の廃墟を探索してるだけですが、
同じ場所で母側とニアミスします。
ここで父側は現実で、母側は異世界に取り込まれているとわかります。
父側は過去のサイレントヒルで「魔女狩り」があったことを突き止めますが、
これは視聴者への背景の説明かと。
でも母側視点でも魔女狩りの過去を語らせているので、
不要なエピソードに感じます。
意味があるのは、母側が異世界に取り込まれているという説明の部分くらいかと。
母は町を探索する内に、謎の集団と遭遇。
実は、とある宗教団体がこの町を根城にしていたという。
このへんからはもう、ゲームとはだいぶズレてきます。
あと終盤では火炙りで全身を火傷したり、皮を剥がれたり、グロ描写も結構出ます。
サイレンは宗教の信者達が鳴らしていた音で、
異形の敵を祓っていたとわかります。
娘はこの教団に囚われ、何やら生贄にでもされるような気配。
娘は実は養子で、この町でかつて魔女狩りが起きて、
火炙りにされた女性が「善」と「悪」に分裂し、善の側が娘に転生したような話になってます。
「魔女」に瓜二つなので、教団は娘を殺そうというわけ。
娘を守ろうとした警官は火炙りで殺され、
母もナイフで刺殺されますが、なぜか復活。
そこに火炙りにされた女性が怪異の力で信者達を次々に殺します。
生き残った母と娘は2人で脱出。
娘は火炙りにされた女性の「善」の部分なので、母ともども助かったのでしょうね。
2人は車で自宅に戻るんですが、なぜか異世界に取り込まれたまま。
母娘視点だと自宅には誰もおらず、父視点だと父がソファに寝てます。
つまり母娘はサイレントヒルの世界から脱出できずに終わってます。

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