黒髪は外部から物質を吸収しやすい

アメリカのボストン警察で、警官を希望する女性黒人が毛髪検査を受けたそうです。
その結果は陽性で、コカインが検出されたという判定。
しかし彼女はコカインを一度も使った事がないと反論。
別の民間企業に依頼すると検査は陰性でした。

毛髪による薬物検査は本当に有効? その科学的な正確性と、黒人警官による「差別訴訟」の行方

黒髪は外部から物質を吸収しやすいそうです。
この事は1993年には既に知られていました。
米海軍の研究者キッドウェルは髪をコカインに浸けたあと、
十分に洗浄して毛髪検査を行った所、結果は陽性でした。
よって、毛髪検査は髪がその物質に晒されてた事しかわからないと判明。
一方、毛髪検査を開発したバウムガードナーは洗浄方法が間違っていると反論。

以降、今に至るまでに毛髪検査の有効性は論争が続いているようです。

キッドウェルの主張では、黒髪の色素「ユーメラニン(真性メラニン)」は、
コカインやアンフェタミンと結びつきやすいとのこと。
なので、黒髪が外部からコカインに晒された場合、
色素と成分が結びついて洗浄しても落ちなくなるようです。

しかしそれでも、陽性判定を受けた黒人女性の髪がなぜコカインに晒されたのかという疑問は残ります。
とは言え、この女性は警察学校を卒業し、警官になっているとのこと。

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