イギリスとスイスの大学教授の共同研究によると、
ネズミが恩返しをする行動をすると、
人間以外の動物では初めて確認したそうです。
ここで言う「恩返し」とは、
目先の利益が欲しくてとる利他行動ではなく、
以前の行動を覚えていて、利他行動をとること。
研究方法は、ドブネズミに「餌やり係」を割り振り、
餌やり係がレバーを引くと、餌を食べられる装置を作り、
餌やり係をバナナと人参を与える係とに分けて飼育。
ドブネズミはバナナを好み、人参は好まないそうです。
今まで餌を貰っていたネズミを餌やり係に変えたところ、
バナナ係と人参係とで、餌を与える行動が変化。
ネズミ達は、人参係よりもバナナ係の方により多くの餌を与えていたそうです。
この実験では、ネズミ達がバナナ係に餌を多く与えても、
目先の利益は何も変わらないわけです。
これは以前の給餌行動を覚えていて、
好みの餌であるバナナをくれたネズミに「恩返し」をしたと言えると。
ただ、これが人間以外で「初」だと言われると、そうかななと疑問ですね。
単に研究室でのコントロール環境で、恩返し行動を証明できた、
という程度の意味なんでしょうけど。
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