コツコツ型学習は記憶が定着しやすい

電気通信大学の研究で、
一夜漬けよりもコツコツ型学習のほうが記憶が定着しやすいことについて、
脳内で起きている仕組みを突き止めました。

一夜漬けよりコツコツ学習の方が記憶が定着する仕組みを解明 – 電気通信大

経験則としては、コツコツ型学習やトレーニングは、
一夜漬けに比べて記憶に残りやすくなるとわかっています。
今回の研究では、なぜ記憶に残りやすいかを
脳内で起きている現象と照らしあわせて突き止めたわけです。

研究は、目の反射運動を行う神経回路を数理モデル化し、
シミュレーションを行ったそうです。

その結果、短期記憶に関係している小脳皮質で
神経細胞の信号の伝わり方がトレーニングによって
変形して形成されたものの、その記憶はトレーニング後に自然に消滅。

一方、長期記憶に関係している小脳核では、
異なる神経細胞にも同様の変化が生じていたとのこと。

つまり、小脳皮質で生じた記憶が
小脳核へ転送され、記憶が定着していたことがわかったのです。

これは、記憶の「転送」がトレーニング後に発生することを意味しています。
よって、適度にインターバルを挟むコツコツ型学習の方が
記憶に残りやすいわけです。

例えば、1時間を通してトレーニングするよりも、
15分ずつ4つに分散し、適度な休憩を挟んでトレーニングするほうが、
記憶の転送が発生しやすくなり、記憶しやすくなるのです。

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