ニュージーランドで行われた長期縦断研究で、
45歳時の歩行速度は認知機能低下が反映していると判明。
研究には1972年から73年に生まれた1037人が参加。
出生時から45歳まで追跡調査を行いました。
その結果、45歳時の歩行速度が遅い人は以下の特徴がありました。
握力の低下やバランス障害。
細胞や臓器レベルの老化。
脳容積の減少、皮質の薄化、白質病変の増加。
認知機能低下。
IQが16ポイント低下。
歩行速度は以下の3項目を測定。
通常歩行(平均1.3m/s)
デュアルタスク歩行(平均1.16m/s)
最大歩行速度(平均1.99m/s)
3項目の平均を計算し、最も遅い群と速い群を比較すると、
遅い群の平均は1.21m/s、速い群は平均1.75m/sだったとのこと。
ちなみにデュアルタスク歩行とは、歩きながら他の課題を行う歩き方です。
例えば会話しながら歩く、頭の中で計算をしながら歩く、飲み物をこぼさないよう歩くなどです。
脳の容積減少や、認知機能低下から言って、
IQが低いというよりも、認知症の進み方が早いと歩くのが遅くなると言えそうです。
ただし、歩行速度と認知機能との相関は3歳頃からすでに決まっているようです。
3歳児の認知機能が低かった人は45歳時点での歩行速度が遅かったとのこと。
Association of Neurocognitive and Physical Function With Gait Speed in Midlife
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