東京工業大の研究チームが、市販の糊に含まれる成分のポリビニルアルコールを使うと、
癌細胞を効率的に殺せることを発見したそうです。
この物質は去年、造血幹細胞が数百倍の効率で増殖すると判明したのと同じ成分。
市販の糊で造血幹細胞を増殖すると数百倍の効率
研究対象はホウ素中性子捕獲療法(BNCT)と呼ばれる治療法で、
癌にホウ素化合物を与えて中性子が当たりやすくして、
他の健康な細胞がなるべくダメージを負わないようにする治療法とのこと。
ホウ素中性子捕獲療法は国内10施設ほどで臨床実験が行われています。
従来の手法ではホウ素化合物が癌細胞から漏れてしまう欠点があったそうです。
ホウ素化合物にポリビニルアルコールを混ぜると、
癌細胞から漏れにくくなり、かつ3倍も注入可能になったとのこと。
これにより、マウスを使った実験では「根治に近いレベル」で癌を殺せるようになったそうです。
にほんブログ村
Tweet
この記事のショートリンク