エボラ出血熱の死亡率を6%まで下げる治療薬

エボラ出血熱が流行していたコンゴで行われていた新しい治療法が、死亡率6%まで下がると判明。
コンゴの治療センターでは4種の治験薬から無作為に1つを選んで投与する実験をやってたそうです。

「Remdesivir」という抗ウイルス薬か、モノクローナル抗体を使用する3剤のうち1剤を投与しています。
モノクローナル抗体とは、単一の抗体細胞のクローンから得た抗体のこと。
なので、特定のウイルスや細菌のみに作用します。
3剤の内「Zmapp」の投与は、エボラ出血熱の標準的な治療とされています。
今回の実験の狙いは、他の抗ウイルス薬がZmappよりも優れているかを確かめる事だったようです。

Zmappの死亡率は49%でした。
ちなみに、未治療の患者の死亡率は75%以上。
リジェネロン・ファーマシューティカルズが作ったモノクローナル抗体のカクテルは、29%まで低下。
「mAb114」の死亡率は34%。

ただし、感染してすぐに治療を開始した患者の場合、リジェネロン製の抗体カクテルは6%まで低下。
Zmappは24%。
Remdesivirは33%とのこと。

抗体カクテルが有効なのは、エボラウイルスが形状を変形させる性質を持つから。
ウイルスが、表面の棘のような構造で細胞に穴を開けて内部に侵入する際に、棘に付合する抗体が棘を防ぎます。
しかし、形状を変形させるエボラウイルスは単一の抗体では防ぎ切れないようで、複数の抗体カクテルが有効とのこと。
リジェネロン製の抗体は3種混合。

エボラ出血熱、ついに「治療可能」に──発表された治療法は、こうしてアウトブレイクから世界を救う

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