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  • これをしないと記憶力が低下しやすい4つの習慣

    以下の4つの習慣がない人は、記憶力が低下しやすいそうです。

    • 有酸素運動の習慣が無い
      有酸素運動は記憶に関する脳の一部への血流を良くします。
      有酸素運動をする習慣が無いと、この部位への血流が滞りがちになります。
    • 新しい物事に挑戦しない
      新しいことに挑戦する習慣の無い人は、脳への刺激が少ないので、
      脳の情報処理力が落ちていきます。
      ラットの実験でも、刺激が多い環境で生活していると脳の情報処理力が高まるとわかっています。
    • 他人と会う習慣がない人
      アルツハイマー型痴呆症になりやすい人は、他人に会う習慣がありません。
      ひとりで生活している人は他人と同居しているよりも、
      8倍もアルツハイマー型痴呆症になりやすいそうです。
    • スケジュール帳を着ける習慣が無い
      予定を管理し、計画的に行動する毎日を送っていると、
      脳の情報処理や記憶力の低下予防に効果があります。
      ToDoリストを作ったり、予定を書くときに段取りを意識的に書くようにします。
      これは結果的に時間の節約にもなります。
  • 瞑想をすると認知症リスクが低下する

    カルフォルニア大学ロサンゼルス校の研究によると、
    瞑想をする習慣のある人は加齢に伴う記憶力の低下が緩やかになるそうです。

    Forever Young(er): potential age-defying effects of long-term meditation on gray matter atrophy

    研究では、瞑想をする人50人と、しない人50人を調査。
    被験者は24~77歳で、瞑想経験は平均20年。
    両者の脳をスキャンして萎縮の度合いを比較したそうです。

    どちらのグループも加齢による萎縮自体は起きていたのですが、
    瞑想をする習慣のあるグループでは、萎縮の度合いが少なかったそうです。

    特に「灰白質」という情報処理の中核的な部位に違いがあり、
    ここが萎縮するとボケや記憶力低下が起きるようになります。

    瞑想でストレスを軽減できますから、
    ストレスの蓄積の差が、灰白質の萎縮の差になっているんじゃないでしょうか?

  • 魚を週一回食べると記憶力が向上します

    オメガ3脂肪酸は抗酸化作用で美容に良いとか
    鬱病にも効くとされていますが
    記憶力にも影響があるようです。

    アメリカの国立ガン研究所の研究によると
    週一回魚を食べる人は食べない人と比べて
    脳の記憶を司る領域が、4.3%大きくなり
    認知機能を司る領域も、14%大きくなっていたそうです。

    Regular Fish Consumption and Age-Related Brain Gray Matter Loss

    元は認知症の研究とのことで、
    対象者は260人の65歳以上の男女。

    このとき焼き魚を食べている場合は関係無かったとのこと。
    報告では生焼けにしたほうがオメガ3脂肪酸が壊れずに残るそうですが、
    魚を生焼けでは食べたくないですよね。
    寄生虫を殺せないので。

    あとオメガ3脂肪酸のサプリを飲んでも無意味とのこと。
    タンパク質やセレン、鉄、イオディン、亜鉛といった成分が必要らしいです。
    サプリを飲むなら、マルチビタミン剤とかでしょうか。