日本語の「ん」の発音は5種類ある

日本語の「ん」の発音は5種類あります。

「あんぴ」の「ん」は口を閉じて発音します。
発音記号で/m/と表記します。
両唇鼻音(りょうしんびおん)と呼ばれています。

「ほんとう」の「ん」は舌を歯の裏につけて発音します。
発音記号で/n/と表記します。
歯茎鼻音(しけいびおん)と呼ばれています。

「はんこう」の「ん」は舌の後ろ側を喉奥につけて発音します。
発音記号で/ŋ/と表記します。
軟口蓋鼻音(なんこうがいびおん)と呼ばれています。

「こんにゅう」の「ん」は「ほんとう」の「ん」に似てますが、
息を鼻に漏らすように発音するのが違いです。
「ん」に続いて「にゃ」「にゅ」「にょ」を発音するときの音です。
なので舌で口内を完全に塞いで、次の「にゃ」「にゅ」「にょ」を発音できるようにします。
発音記号で/ɲ/と表記します。
硬口蓋鼻音(こうこうがいびおん)と呼ばれています。

「せんえん」の「ん」は鼻濁音の「ん」で口と鼻から息を漏らすように発音します。
「ん」に続いて母音を発音する場合の音です。
発音記号で/~/と表記します。
鼻母音と呼ばれています。

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