パークス天文台を悩ませていた謎の電磁波は電子レンジでした

オーストラリアにあるパークス天文台では、
17年に渡って謎の電磁波を受信していました。

初めて観測されたのは1998年のこと。
以来、この電磁波は「Peryton」と呼ばれて、
1年に数回の頻度で受信していたそうです。

初めは落雷が発信源だと考えられていたようですが、
のちに落雷とは無関係と判明。

他にも「航空機からの信号」「電離層のフラッシュ」「太陽フレア」
「地中由来のガンマ線バースト」「狭いバイポーラパルス(雲の内部の放電)」
などが発信源の候補でした。

2015年初頭に天文台では新しい受信機を導入。
すると周波数が2.4GHzの電磁波を受信しました。
この周波数は電子レンジの周波数と同じです。

そこで天文台が電子レンジを使った実験を行ったところ、
電子レンジの調理が終わる数秒前にドアを開くと、
同じ電磁波が受信されると判明。

天文台のスタッフが昼食を温める際に電子レンジを使い、
そのドアを早めに開けていたのが原因でした。

天文台のアンテナが電子レンジの方向を向いている時に、
Perytonを受信していたようです。
その為、長いこと発覚しなかったとのこと。

Identifying the source of perytons at the Parkes radio telescope

Mystery of peryton reception at Australian observatory solved: It’s from microwave ovens

Kitchen microwaves baffle Australian space scientists

Peryton (Astronomy)

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