映画バスジャック(ココリコ遠藤章造)の感想

2015年の笑ってはいけないで話題になったので見たんですが、
アマゾンでも売り上げランキングが急上昇してたらしいですね。
私はレンタルで見ただけ。
映像の質感がテレビドラマ並とか、セリフや効果音が明らかにアテレコだなあとか、邦画はあまり見る気がしないのだけど……。
ブサイクとよくネタにされるホンコンが悪役として意外に様になってるのは面白かったです。


物語はリストラされたサラリーマンに扮する遠藤が、
偶然に拳銃を手に入れてバスジャックするという話。
金が無いので地元の高知県に帰ろうと高速バスに乗ろうとしたら、
拾った拳銃のせいで誤解されてそのままバスジャックされたという体でバスが走りだしてしまう。
映画のほとんどのシーンがカーテンを閉め切ったバスの内部の出来事なので、
かなりの低予算映画だと思いますね。
そのバスに色んな人が乗りあわせるけど、拳銃を持ってることを知ってるのは運転手だけ。
でも、たまたま本当にバスジャックを狙っていた男も一緒に乗っていた。
こっちは十徳ナイフのちっさいナイフで脅してるのでしょぼいのだけど、乗客はみんな怯えるのが不思議。
現実にこんなのがいたら、チンピラが「ぷっ」と笑ったような反応になりそう。
この犯人の目的は神戸に行きたいだけで、
高地に行くにはどうせ神戸を経由するので、
バスジャックの意味が無いという。
コメディなのかなと思うのだけど、
演出とか音楽はシリアスなままなので笑っていいのか困ったw
非番の警官もたまたま乗っていて、警察手帳も拳銃も持ってないのに、
なぜか手錠だけは持っていたという、なぞ設定。
この手錠でバスジャックを拘束するけど、
遠藤と一緒に拘束するのを忘れてしまって
気が強い女子大生に責められるけど、ここも笑えばいいのかなと。
それから少女が拳銃を奪ってパーキングエリアで下車しようとするのを阻止するけど、
この女子大生がなぜかしゃしゃり出て来て少女を説得する。
そして拳銃を警官に渡して、バスジャック騒動は終わる。
遠藤はバスジャックではないと訴えるけど、信じてもらえない。
バスジャック騒動はひとまず収束するけど、
バスは渋滞に巻き込まれてどこにも進まない。
ここで一緒に乗っていた険悪な夫婦が喧嘩し始めて、
妻の方が離婚届を急に突きつけてひと波乱が起きる。
バスジャック犯が乗ってるのに関係ない騒動が起きるのが不思議。
それから気が強いもう一人の女が、バスジャック犯に食って掛かったり、
一緒に乗っていたチンピラに食って掛かったりして、騒動を起こす。
この辺は尺を持たすために入れた感が強かったです、正直。
あと、警官が実は辞職しようと思っていたとか、
もうひとりのバスジャックが女嫌いになった理由を語り始めたり、
遠藤がリストラされた経緯を語り始めたり、
少女が高知に行きたい動機を語り始めたり、
なんで自分語りしようと思ったのかよくわからない。
バスはパーキングエリアに到着するけど、
そこにヤクザの親分に扮するホンコンが登場。
実は拳銃はチンピラが盗んだ物で、親分が直々に取り戻しに来たわけ。
ただ叫び声は出し慣れてないのか、ドスが効いてないと思う。
ここで遠藤が親分に飛びかかったり、
警官が子分に飛びかかったりして、なんか自信を取り戻すっていう……。
これも笑うシーンなのかなあと……。
最後に遠藤は本当にバスジャックをして、
少女の母がいる高地の病院に行けと指示しようとするけど、
自分が言いたいセリフを運転手に先に言われてがっかりするという、
これも笑えばいいのかなと、ちょっと困ったんですよね。
乗客も一致団結して病院に行くことに同意するし。
少女の母は結局死んでしまうけど、
コメディっぽい話なのに人死が出るのは意外でした。
なぜか乗客も病院にいて、この母が残した少女宛の手紙を読んで、
みんなで泣くっていうのもちょっと不思議。
最後にずっと歯痛だった遠藤が、歯が全然痛くないと言って終わりだけど、神経が死んだだけw
なのに、全て丸く収まった的な終わり方で笑ったw
これなら少女の母が助かったという終わり方のほうが良いような。
遠藤は少女の母が死んだと聞いて、少女を抱きしめて一緒に泣いたほどなのに、
気持ちの切り替えが早いなあ、と。
エピローグだけ先に撮って、少女の母が死んだシーンは急に脚本を変えたのかなという印象でした。

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