原作はロバート・A・ハインラインの侵略ものSF「人形使い」。
SF小説の古典ですが、未読です。
「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」という似たような映画もありますが、
その原作はジャック・フィニィの「盗まれた街」で、
ハインラインの「人形使い」をパクったものです。
つまり、本来ならこちらのブレインスナッチャーの方が正統で、
原題は「The Puppet Masters」とハイラインの「人形使い」のタイトルそのままです。
ただし「人形使い」は1958年に「脳を食う怪物」という映画になっており、
このブレインスナッチャーはそのリメイク。
商業的な理由でブレインスナッチャーという、
ボディ・スナッチャーのパクリみたいなタイトルになったらしいです。
ブレインスナッチャーはB級映画呼ばわりされています。
実際わりとチープです。
あらすじは、知性あるナメクジのような宇宙生物が人間の背中にとりついて、
人の脳を次々に乗っ取り、街全体が侵略されるという話。
地球にやってきた宇宙生物が、まず偽UFOを作って
興味を引かれた人や取材に来たTV局の人を誘い込み、その人達を乗っ取ります。
その後、街全体が乗っ取っられ、
更には大統領が狙われたり、
軍が乗っ取られたりします。
事件を中央政府側の視点で描いているのが特徴で、雰囲気はXファイルみたい。
各地の科学者や軍の報告、テレビ報道などから今起きている事態を推測し、
対策を練って宇宙生物との知的バトル(騙し合い)をする感じ。
政府側が考案した対抗策は、脳炎ウイルスを使うこと。
ナメクジは体の60%が脳という構造なので、
脳細胞を侵すウイルスに弱いのです。
また、定期的に「巣」に戻って仲間同士で情報交換する生態があり、
これを利用して脳炎ウイルスを広めます。
このラストがかなりあっさり。
しかしウイルスで侵略者が全滅とは、
SF古典の火星人襲来と同じネタ。
ネタの使い回しもチープ感を増してますね。
にほんブログ村
Tweet
この記事のショートリンク
