火刑法廷は、
ミステリ界で有名なジョンディクスン・カーの代表作のひとつ。
オカルト仕立てのミステリー。
ある人物が病死して、のちに毒殺の疑いがかかる。
墓を暴いて死体を確かめようとすると、
その死体が消えていた。
その死の直前に、
幽霊のような謎の女が目撃されていたことがわかり、
毒殺容疑者として、
死んだ人物の甥の妻
主人公の妻
の2人が上がる。
最大の特徴は、
一度は探偵役が事件を解決するものの、
真犯人は別人ではないか?
と疑わせるエピローグになること。
現代のミステリではありがちな手法ですが、
これはカーが先駆・元祖だとか。
ホラーとしての評価もあるけど、
個人的にはホラーとはとても言えないと思いますね。
オカルトではありますが。
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