三菱UFJ銀行貸金庫の窃盗を訴えていた人がいた

 
事件事故

三菱UFJ銀行で元行員が貸金庫から顧客の資産を盗み出していたことが明らかになりました。
その事件を訴えていたらしき人がヤフーの知恵袋にいました。

事件の詳細は以下の通りです。

1. 被害総額:時価で十数億円相当
2. 被害者数:約60人の顧客
3. 犯行期間:2020年4月から2024年10月までの約4年半
4. 犯行場所:東京都内の練馬支店と玉川支店

犯人は支店の貸金庫管理責任者の立場にあり、
その権限を悪用して顧客の金庫を無断で開け、
現金や貴金属を窃取していました。
事件は2024年10月末に顧客からの指摘により発覚し、元行員は犯行を認めています。

この事件らしき書き込みが以下のものです。
金融機関Aが三菱UFJでないなら、他にも同種の窃盗を行っている金融機関がいることになります。

金融機関Aの貸金庫(行員が金庫室から契約者の金庫を取り出してくるタイプ)に入れていた現金約80万円を1週間の間に盗まれました。
通常絶対ありえないと思われますが、独自に調べた結果行員(金庫を開ける権利を持った人)なら盗める事がわかりました。
Aの支店長は「絶対盗難はありえない、スペアも作れない」との一点張り。スペアは作れることが可能な事は説明しました。
犯人も2人迄絞れていますが、警察は信用してくれず(証拠がない為)、被害届も受理できない(貸金庫からの盗難は常識的に100%不可能な為)との事。
防犯カメラでもある程度犯人が特定できそうなのにAの支店長(この人も怪しい)は調べる必要はないと。
弁護士、警察にも聞きましたが
弁護士・・・・内部には入れないので内部を調べるのは警察しかできない
警察110番(電話相談窓口)・・もう一度管轄の警察へ、又は弁護士へ
とたらいまわしです。(地元の警察の盗難課も怪しいので信用できません)

後で知った事ですが、Aの貸金庫に預けると「盗られる」という噂はあるようなので、実際に盗難は何件も起こっていると思います。
誰も何もできないようで、これは諦めるしかないのでしょうか。

ちなみに三菱UFJ銀行の対応は以下の通りです。

1. 元行員を2024年11月14日付で懲戒解雇
2. 警察に相談し、事実関係の調査を進行中
3. 監督官庁への報告を実施
4. 被害者への補償を検討中

この事件で、三菱UFJ銀行の信頼性は以下のような深刻な打撃を受けるはずです。

約4年半もの長期にわたり、内部から10数億円もの盗難が可能だったことから、
三菱UFJ銀行の内部管理体制全体の信頼性が損なわれています。
盗難を防ぐシステムやルールの穴を突いたと思われるからです。

貸金庫管理責任者という重要な立場にある人物が犯行を行えたことは、
権限の分散や相互チェック体制が不適切だったことを示唆しています。

被害総額が十数億円に及び、約60人もの顧客が被害に遭ったことは、
異常な取引や行動を検知するシステムが機能していなかった可能性を示しています。

この上、他の銀行の貸金庫への信頼性も低下すると予想されます。

テレビの構成作家の安達元一氏は5年前から貸金庫盗難を訴えていたようですが、三菱UFJ銀行ではないと明言しています。
であれば、やはり三菱UFJ銀行だけの問題ではないわけです。

弁護士ドットコムにも貸金庫の盗難の相談が多数あります。
「貸金庫」の法律相談
何年も前から貸金庫盗難が横行していた傍証でしょう。
やはり三菱UFJ銀行だけの問題とは言えないはずです。

記者会見で新たな事実が判明したようです。

【LIVE】10数億円盗まれた問題について三菱UFJ銀行が会見|12月16日(月)15:30ごろ〜

被害者数: 60名(認定済)+数十名(申出中)→100名規模に達する可能性
被害額: 約3億円(20件弱を返還済み)
犯行期間: 不明(今年に入って顧客からの申し出あり)
犯行者: 40代女性行員
犯行手口: 顧客から預かった現金を着服し、投資に利用
発覚経緯: 顧客からの申し出を犯行者が誤魔化していたが、発覚

銀行の対応:
被害額の一部を返還
鍵管理強化など、アナログな対策実施
会見遅延(顧客対応優先)
半沢頭取は辞任せず

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