スエズ運河の座礁船をスーパームーンで動かす

3月23日にスエズ運河で座礁したコンテナ船はまだ座礁したままですが、
スーパームーンの潮汐力を利用して船を動かす計画があるそうです。
スーパームーンとは、月が最も地球に近づくタイミングと太陽と地球と月が直列するタイミングが重なること。
月の軌道は正円ではなく楕円なので、地球に最接近する時期があります。
そのとき、太陽と地球と月が直列するタイミングが重なると、
月の重力が最も強まって潮汐力、つまり海が引っ張られる力も強まります。
その結果、座礁した船が海面に浮かびやすくなるわけです。
ちょっとSFチックで面白い話です。

ちなみに、スーパームーンは1年に1回くらいの頻度で起きます。
次のスーパームーンは2021年5月26日とのこと。

他の手段がないなら、それまではコンテナ船は座礁したままです。
スエズ運河が詰まることで、週当たり50から100億ドル(約5000~1兆円)もの損失が発生するそうです。
ということは、コンテナ船を動かすまでには、あと2ヶ月くらい損失が生まれ続けて、
トータルでは3000~6000億ドル(約30~60兆円)もの損失となってしまいます。

Suez Canal chiefs launch last-ditch bid to use supermoon king tide to free the Ever Given after it shifted 100ft during the day – as Egypt’s President loses patience and says the boat must be unloaded if this fails

追記ですが、3月30日にコンテナ船の移動に成功しました。
この日は太陽と地球と月が直列してたようで、その満潮時の水位を利用したとのこと。
WSJの記事ではスーパームーンと言ってますが、この日はスーパームーンじゃないはず。

スーパームーンが救ったスエズ運河の座礁船

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