ミンスキーの金融不安定性仮説とは、
資本主義経済の景気循環と金融危機の発生サイクルを説明する理論です。
まず景気が拡大すると、金融機関は融資を拡大します。
これにより、企業は投資を拡大し、経済成長が促進されます。
この段階では企業は事業の安定のために融資を受けます。
その後、経済成長に伴って、金融機関はリスクの高い企業にも投機的な融資を行うようになります。
そして、景気後退局面になると、金融機関は融資を縮小します。
これにより、企業は投資を縮小し、経済成長が鈍化します。
さらに、金融機関はリスクの高い企業への融資を回収しようとします。
また自然災害など小さなショックが起きると、
連鎖的に金融システムが崩壊します。
このため、景気後退局面では、金融危機が発生しやすくなるわけです。
ミンスキーの金融不安定性仮説は、過去の金融危機を説明する上で、有力な理論として注目されています。
2008年のリーマンショックも、この仮説を裏付ける出来事とされています。
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