上司への腹いせに旅客機を墜落させたサイコパス

1987年12月7日にサンタ・ルシア山脈の牧場に墜落したパシフィック・サウスウエスト航空1771便は、
上司への腹いせに旅客もろとも墜落させたサイコパスの犯行でした。

犯人はパシフィックサウスウェトス航空の親会社USエアズの元従業員David Augustus Burkeでした。
Davidは航空会社を利用してジャマイカから麻薬を密輸した容疑で解雇されています。
Davidは起訴されずに済んでいますが、解雇しないよう温情を訴えていました。
起訴されなかった事自体が既に温情ですよね。
起訴した方が良かったわけです。

Davidはその後、拳銃を持って1771便に搭乗。
USエアズの身分証を持っていたので、職員用のゲートから入り、ボディチェックは回避しています。
そしてエチケット袋にメッセージを書き残しました。

「Hi Ray. I think it’s sort of ironical that we end up like this. I asked for some leniency for my family. Remember? Well, I got none and you’ll get none.」

おいRay。俺達がこんな風に終わるのは皮肉だと思う。
俺は家族の為に寛大な措置を頼んだが、覚えているか?
俺はダメだった。
お前もダメだな。

Davidは後ろに座っていた上司をいきなり射殺したようです。
2発の銃痕が残っている座席が見つかっています。
それをコクピットに連絡した女性客室乗務員も、射殺されたような音がボイスレコーダーに残っています。
Davidはコクピットに入り、2人の操縦士も射殺したようです。
ボイスレコーダーには最後にもう1発の銃声が残っていました。
同乗していた航空会社のチーフパイロットがコクピットに入ろうとして撃たれたようです。
Davidの銃は6発込めで、全弾撃ち尽くしています。
墜落現場から空の6発込の拳銃が見つかっています。
機長が死んで操縦桿にもたれるように倒れたようで、1771便は急降下。
最終的には1240キロの速度で山肌に激突。
推定で5000Gもの重力加速度だったようです。
そのせいで搭乗者の死体はバラバラ。
原形をとどめていたのは、靴の中の足だけだったとのこと。

上司を恨んだのは、そもそも麻薬の密輸をした自分のせいです。
逆恨みして、しかも無関係の乗客を大勢巻き込んで殺しています。
他人の命など屁とも思わないサイコパスとしか言いようがないでしょう。

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